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フロンティアの戦士―第21章 我々一味の無為な時間

※ジョージ・コー『フロンティアの戦士』に関する詳細は『ビリー・ザ・キッド史料アンソロジー』についてでまとめています。

戦争が終わった時、我々はルイドソ川沿いに戻った。我々は全員徒歩だったが、数ヶ月を除いて、 十分な戦闘態勢にあったし、多くの友人もいた。大きな戦いは終わった。我々にはあてがなかったが、時間が十分にあることを知っていた。その時の我々の最も深刻な問題は、馬を確保して乗ることだった。我々はそうするためにあらゆる手段に訴えた。我々の馬の中には、与えられたものもあり、交換されたものもあり、牧場から「拝借」されたものもあった。我々は適切な乗馬を得るまで3、4週間かかった。

私がどのようにして馬を手に入れたのかとてもはっきりと覚えている。数えてみると不足しているのはあと1頭だとわかった。私がその最後の1頭を与えられることになった。我々は馬と鞍を求めてその地方を探し回り、それはほぼ不可能だとわかった。川を上ったり下ったりした我々は、ケーシーの家の扉に大きな月毛の馬が立っているのを見つけた。その馬を繋いでいるロープは家の中に引き込まれていた。我々には馬が必要だった。そして、ここにはロープをつけた馬がいて、ロープを解けばすぐに使えそうだ。ビリー・ザ・キッドは、不足している乗馬をここで確保すればもう遠くに行く理由がないと言った。

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