FileMaker アドオン作成時の備忘録

Claris FileMaker の「名前を付けてアドオンパッケージとして保存」スクリプトステップを使ってアドオンが作成されると、「アドオン名」フォルダと「アドオン名」.fmaddon ファイルが次のフォルダに作成される。

/Users/ユーザ名/Library/Application Support/FileMaker/Extensions/AddonModules

「アドオン名」フォルダの中には、info_xx.json といったファイルが複数入っている。xx には en や ja という言語の情報テキストが入っていて、次のような JSON になっている。

{
	"Title" : "タイトル",

	"Description" : "中身",

	"Category" : "カテゴリ",

	"Features" :
		[
			"機能"
		],

	"Optimized" :
		[
			"Desktop", "Tablet", "Mobile"

		]
}

言語ごとに表示させたい情報を載せてあげるわけである。

で。

fmaddon ファイル。
これは macOS のみで機能するファイルで、開くと、上記のフォルダにinfo_xx.json ファイルなどを展開してくれる便利なファイルなのだが、タイトルなどの情報が変更できないのである。

fmaddon ファイルは、.xar archive という種類。

次のコマンドで、指定したフォルダの内容を反映した fmaddon ファイルを作成できる。指定するフォルダは、アドオンを作成したときに作成されたフォルダを指定する。
詳細は、次のコミュニティを参考にされたし。

cd /Users/ユーザ名/Library/Application\ Support/FileMaker/Extensions/AddonModules 
xar -cf MyAddon2.fmaddon ./MyAddon

以上、FileMaker Pro でアドオンを作成して配布する際の備忘録でした。


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