第261回 レベル27

【かみぶくろ】


大阪府発男5人組。
大阪を拠点に活動中のレベル27。

欲しかったものは一緒だと思う。
ワタシも、あの子も、その子も、きっとそうだった、最初は。
誰かを妬んだり、憎んだりして、それは「誰かに愛されること」が根本的なところにあって、その為に必要なモノを持っているように見えるあの子が、羨ましかった、ずっと、ずっと。
想像していたよりもずっと理想は遠くて、見えなくて、ずっと同じ場所にいる自分は何も持っていない。それなのに、このままここからもう動けなくなるのかな。譲れないものが一つでも、誰かに負けないものが一つでもあれば良かったな。

#レベル27 #音楽


レベル27というバンドはメンバーさんが各バンドをされていて、それをきっかけに知りました。最初聞いたのは「ポンデリングを手放すな」という曲でした。最初は絶対ネタやん!てか僕ポンデリング好きやから聞いてみようくらいの軽い気持ちだったんですけど、歌詞が意外と憂鬱というか、晴らしようのない感情というか、吐き場所がない複雑さを代わりに言葉にしてくれていて、なんかスッとしたというか。ああ、わかる、って。生きる事に不器用な人とか、学校で空気みたいな存在で、どちらかと言えば下にいるって思っている人には響くんじゃないかな、と。
僕は学校には期待していなかったし、誰とも話たくなかったけど、誰かに認めて欲しかったし、よくわからないけど、許して欲しかった。特に何もコレといった特技もないし、毎日繰り返してて、腐って行く自分の感覚が本当に嫌で、そういう感情が詰まった曲だと思いました。
あとMVを見たとき、液染トリック描いてる方や!ってテンションが上がりました。(某コミックですっと読んでた漫画なので)

しゅっしゅ こと がうち

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