第451回 カラスヤサボウ
【愛とか恋とかそういうの】
https://www.youtube.com/watch?v=xo4BU9WEESY
https://www.youtube.com/watch?v=ABb9mdr43c4
ボカロP、カラスヤサボウ。
代表曲「パラノイヤ」、「ラブレター・フロム・メランコリー」、「天才ロック」等。
最新アップロード曲「迷々」。
眠れないよるに数える、君の後ろ姿。
難なく超えて行く罠に何だかつまらないなと思った。
個性を殺して、集団に埋もれて、独りの声を殺されて行く。
反発する奴らは敵とみなす。
同じ旗を掲げて歩く、同じ声を上げて歩く、僕らこそが正義だって、
つまんない文化に惑わされて、泣く事叫ぶ事喚く事全部死んじゃった。
「アイ」が「愛」よりも「哀」になる世界とか、
「スキ」が「好き」よりも「隙」になる世界も、
どっか愚かで、そういうのもういいかなって、目を閉じた。
この方はさっきボカロを探っていた時に見つけました。「迷々」を最初に聞いたのですが、コンセプトというか題材とか、目のつけどころが面白いなと思いました。寝る時に数える羊って策を飛びこえた後ってきっと同じようにまとまって、同じようにされます。でもそこに独り1人を認識させるというか、集団や多数であることが正しいとされて(多数決)殺されて行く個性を詠っているような気がして、ああそういうのあるなって共感出来ました。
他の楽曲も色々と聞いてみたのですが、基本的に「愛」とか「恋」を歌っているものが多い気がします。でも幸せよりも切なさ哀しさに寄っていて、だけどそこにちょっと科学的に感じるように作られている不思議さもあります。
しゅっしゅ こと がうち
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