第155回 ホロ

【和製轟音ギターロックバンドの若き主将】


大阪発男3人組ギターロックバンド。
関西を拠点に全国でライブを行いつつあるホロ。

2012年8月TV「musicる」に出演。
2013年10月「影送り」が音エモンのEDテーマに選ばれる。
2014年「ホロフェス」主催。
2015年2月7日2nd LINEにてワンマンライブ、チケットはSOLDOUT。
同年5月6日「ホロフェス2015」を開催。

轟音(大きく響き渡る音)って聞くと普通の人はただただ大きい音鳴らしていると思って良い印象は受けないかもしれない。ぶっきらぼうだっていうイメージを持つかもしれない。
彼らは他のバンドに比べて音は大きいかもしれないが、それだけじゃなくて、それ以上にとにかく勢いがあって、そこにライブを見た人々を圧倒させる力を、巻き込む力、惹き込ませる力を持ち合わせている。「実力派」とはこういうバンドに使うべき言葉なんだとその時に理解した。
そして歌詞が古来の書物のようで、僕にとって未知だったが、言葉の選び方、並べ方、繋ぎ方、雰囲気、全てに魅了された。
和ロックって結構好みが分かれると僕は思う。でも、そんな好みすらもどうでも良くなるぐらい、越えてしまうぐらいとにかく全てが良い。

#ホロ #音楽


ホロは友達がやっている大阪の企画に出ていて、その時に初めて知りました。それまで名前すら聞いたことがなくて、その友達が凄い格好良いからとりあえず聞いてみてと熱弁してきたので、「鐘声」を聞いてみたところ凄く凄く凄く格好良くて。一瞬で心が奪われました。僕は基本的に美メロや、静かな歌モノの方が好きだったりするのですが、このバンドにはそんなの関係なかったです。
彼らのライブを過去2回拝見したことがあります。1回目は一昨年(?)の12月にVARONで行われたものでした。正直最近のバンドは音源良いけど、ライブ見たらうーん・・・って思うバンドも少なくもないです。そんな中インディーズバンドのライブを見て、鳥肌が立ったのは初めてでした。もう圧倒されました。音楽の良さ、勢い、格好良さが全面に出ている、迫ってくるような、煽られているようなライブに最初から最後まで口が空きっぱなしでした。絶対盛ってると思う方もいるかもしれませんが、そんな方にこそ見て欲しいです。音源よりライブを見るべきです。
僕は大阪に結構好きなバンドが居ますが、その中でもダントツでライブが良いなって思ったバンドです。
僕は基本的にバンドの善し悪しを判断するのは、歌詞、歌声です。彼らのライブを見た時に「幻実」(だったような)を歌う前にこれはおじいちゃんに向けて書いた曲ですと言われてて、なんとなく聞いていた曲だったのに、胸がギューッとしました。歌詞カードを見ながら是非聞いて欲しいです。
企画に物凄く呼びたいです。今までのメンツと系統が少し違いますが、こういったバンドも僕は好きです。本当に良いと思ったバンドは言葉が溢れすぎてて上手く書けないです。

しゅっしゅ こと がうち

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