記事一覧
佐藤賢一さんの本を制覇していく
私は佐藤賢一さんという作家さんが好きです。
西洋歴史小説のジャンルを書かれている珍しい作家さん。
読まないといけない本がある程度消化出来たので、これからはガンガン読んでいきますよ〜
「ゴジラ-1.0」の感想(酷評):山崎監督、ゴジラに対して失礼ではないですか?
映画のことについて書きますが、今回はちょっとネガティヴな感じで。
日本アカデミー賞も獲って、米アカデミー賞視覚効果賞も獲った「ゴジラ-1.0」ですが、個人的な感想としてはダメでした。
その理由について書きます。ネガティヴなことを書くのは時間の無駄なので簡潔に。
悪い映画の感想は書かないようにしているのですが、私は映画ファンで有る前に、ゴジラファンなので、ゴジラだけは特別です。
さて、私は映
2023年に観た中で1番の映画「荒野に希望の灯をともす」
先日、2023年に観た中で1番の映画を決めました(なんでも決めるのが大切)。
一部、以前の投稿と重複しますが、下記の通りです。あとネタバレ注意です。
・「荒野に希望の灯をともす」(DVD)
戦乱の続くアフガニスタンを支援し続け、2019年に同地で亡くなった医師の中村哲さんのドキュメンタリー映画。
映画館で見た訳でもないし、2023年公開でも無いのだけれど、2023年は、これほど衝撃を受けた
【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】「なぜ原爆が悪ではないのか アメリカの核意識」を読んで、アメリカ人が核兵器をなんで軽く考えるのかについてちょっと分かったような気がするのと、日本人としての核兵器の捉え方についても考えた
クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」の日本公開が遂に3/29に決定しましたが、公開された際により楽しめるよう色々と勉強するための読書(略して『オッペンハイマー早く観たいぜ読書』)をすることにして、三冊目を先日読み終わりました。
三冊目は「なぜ原爆が悪ではないのか アメリカの核意識」(著:宮本ゆき)です。
アメリカ人と日本人では核兵器への意識が全然違う…というのは、何となく言わ
【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】「「終戦」の政治史1943-1945」を読んで自分が歴史の話の何が好きで嫌いか分かった話
クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」は2024年に日本公開が決まりましたが、公開された際により楽しめるよう色々と勉強するための読書。略して「オッペンハイマー早く観たいぜ読書」。二冊目を先日読み終わりました。
読んだのは鈴木多聞氏の「「終戦」の政治史1943-1945」
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784130262255
広島と長崎に投
【オッペンハイマー早く観たいぜ読書】多田将さんの「核兵器」を読んで、少し悲しくなってしまい、そして、少し怒ってしまった話
クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」が日本でなかなか公開されないので、公開された際により楽しめるよう色々と勉強するための読書(略して『オッペンハイマー早く観たいぜ読書』)をすることにして、一冊目を先日読み終わりました。
一冊目は多田将氏の「核兵器」。
とにかく核爆発が起こることの化学的、物理学的な仕組みと、それを起こすための原子爆弾の機構的な部分を、ネットミームとかネットスラ
進撃の巨人のアニメの感想
趣味が合う会社の先輩に薦められて、「進撃の巨人」のアニメを完結編前編まで、ディズニー+で全て観終わりました。
備忘録的に感想を。
・シーズン2途中くらいまでは、家事のついでとかでダラダラ観ていたのですが、シーズン3辺りから目が離せなくなり、あとはテレビの前で正座して観ました。
・少年漫画系の話は、後からのこじ付け(『あの時のあれは実はこの伏線だった!』←ウソ)も、ある種の見所の一つと思ってい
「君たちはどう生きるか」の備忘録感想
宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」の公開から2週間以上経ちました。
私は出張と上手く絡んで公開初日に観ることが出来たのですが、滅茶苦茶面白かったので、色々と本を読んだ後にまた観に行きたいと思っています(本当は面白かったか面白くなかったかも書いてはいけないんでしょうが、既にニュース等でかなり肯定的な報道がされていますし、ここら辺は大丈夫でしょう)
備忘録的に初見時の感想を述べたいと思います。ネ
エヴァンゲリオンの感想: 「何をすれば良いのか分からない。それなら、どうすれば良いのか」の物語
シン・エヴァンゲリオンが公開された後、エヴァンゲリオンの感想をちゃんと書いていなかったな、と思ったのでちょっとだけ。
ちょっとだけと言いつつ、それなりの長さになるので、予告しておくと、要はこのニューズウィークに書いてある記事と殆ど同じです。遠くアメリカで、私と同じように考えた人が居るんやな、と思って感動しました。
https://www.newsweekjapan.jp/nippon/seas
3月11日が誕生日の子ども達へ。心の底から、「おめでとう」と「ありがとう」
私には3月11日が誕生日の家族が居ます。
3月11日は、もちろん東日本大震災の日。あの時のことを忘れないように、テレビや新聞でも特集が組まれます。それは、とても大切なことだと思うものの、何となく1年の中でも、しんみりとした雰囲気になる日です。
だから、3月11日はいつも、悲しみや幸せを考える日です。そのことについて、書いてみたいと思います。
私の家族は3月11日が誕生日と言っても、東日本大震