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ハガネ、ドラゴン、カゼの系譜。ニンジャスレイヤーTRPG2版プラグイン

始めに

ボブ「これはなんなんだ?」

ジョニー「この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」第2版に、初版のような武器系、格闘系、射撃系ソウルのジツを導入するためのプラグインだ。 君はこれを使って、雷雨のようなスリケンを投げたり、大剣とヨロイで武装したニンジャを作ることができる」

ボブ「なんてこった! じゃあ、スパルタカスみたいに攻撃を読んだり、ガンドーみたいなピストルカラテもできるのかい?」

ジョニー「もちろんさ! あ、でも使うときはニンジャマスターに対し、相談と確認を忘れないようにするんだ。 これはあくまで非公式だからな」

ハガネの系譜

 武器や防具を形成し、戦うニンジャの総称。 マイニユ・ニンジャクランのアンタイ・ウェポンや、ソナエ・ニンジャクランのような重装甲なども再現できる。

☆◉アンタイ・ウェポン

 このニンジャは、反物質でできた強力な武器を生み出す。
原作使用例:ダークドメイン

前提:武器系ソウル
種別:ジツ強化、ソウル特定

 このニンジャが生成した武器はエンハンスによる『近接攻撃ダイス+1』と『装甲貫通1』を得る。
 【ジツ】値が5以上なら、『装甲貫通2』に強化される。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

☆◉多刀流の系譜

 ニンジャの機動力を活かせば、すれ違いざまに攻撃できる。
原作使用例:ヤイバ・ニンジャ

前提:武器系ソウル
種別:ジツ強化、ソウル特定

 このニンジャは、『連続側転判定』に出目【6】を含んで成功した場合、『轢殺攻撃1』を使用可能となる。
 【ジツ】値が5以上なら、出目に関わらず『轢殺攻撃2』が使用可能となる。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

☆◉ヨロイの系譜

 ヨロイを着れば、防御力は大きく上がる。 しかし、動くには重い。
原作使用例:リンボ

前提:武器系ソウル
種別:生成、ソウル特定

 何も装備していない「頭部」「胴体」「腕部」「脚部」の防具スロットに「生成装束」を装備できる。
 これはどの部位でも『即応ダイス+1』『緊急回避ダイス+1』『連続側転ダイス-1』をもたらし、またどれも【万札】0である。
 「生成装束」は自身の【ジツ】値に等しい部位数まで生成できる。
 【ジツ】値が5以上なら、『体力+1』の効果を追加する。
 ソウル系統のスキルは1つしか取得出来ない。

★◉ヒサツ・ワザ:ブッダギリ

 カタナに「 ブ ッ ダ 」と書く。 するとブッダはゲイのサディストなので攻撃力が上がる。

種別と前提:ジツ強化、武器系ソウルの【ジツ】値4以上
使用タイミング:『近接攻撃』による『ナムアミダブツ!』発生時
コスト:精神力2+回避ダイス2
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:エンハンス、ヒサツ・ワザ

 『発動判定:HARD』に成功した場合、『ナムアミダブツ!』の効果をこのヒサツ・ワザに置き換えてもよい(『回避:U-HARD』)。『発動判定』に失敗した場合、この攻撃自体が失われてしまう。回避されなかった場合、この『近接攻撃』は本来のダメージに『無属性ダメージボーナス+2D3』が加わる。

発動時【6,6,6】+【ジツ】値6以上:『無属性ダメージボーナス+4D3』に強化される。

☆武器系ソウル

 ニンジャは虚空からスリケンや装束を生み出す。 もちろん、武器を生み出すこともできる。
原作使用例:ダークニンジャ

使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力1、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:生成、効果継続(戦闘中)

 このジツが発動すると、術者はカラテによって生み出された特殊な「カタナ」を装備する。このジツで生み出された武器は「所持ペナルティ」を全て無視し、武器スロットも占有しない。装備を他の武器や素手へと切り替えた場合、直ちにこのジツの効果は終了する。
 【ジツ】2:対象として「カタナ」だけでなく「ムチ」「ヤリ」「チェーンソー」「カタナ二刀流」「アサシンダガー」を選択できる。
【ジツ】3:「ノダチ」を選択できる。 「ノダチ」生成の場合のみ、発動時の【精神力】コスト+1

★ウェポン・エンハンス

 ソウルの力を引き出したニンジャの武器はオーラを纏い、輝く。
原作使用例:ゲイトキーパー

効果種別:ジツ強化、効果継続(戦闘中)、エンハンス

 「☆武器系ソウル」を発動する際、追加で【精神力】コストを1支払っても良い。そうした場合、生成された武器による『近接攻撃』は、『近接攻撃ダイス+1』と『無属性ダメージボーナス+1』を得る。

★キネシス衝撃波

 武器を地面に突き立て、強烈な衝撃波を放つ。 もしくは高速回転によって全方位攻撃を繰り出す。

 基本ルールブックのものと同じ。

★キネシス迎撃

 基本ルールブックと同じだが、手番「終了フェイズ」に発動しても良い。

★超回避

 異空間への退避、目にも止まらぬ高速移動、斥力マントなどで相手の攻撃を回避する。

使用タイミング:『カウンターカラテ』発動時
コスト:精神力1
ターゲット:周囲3マス以内の空いている1マス
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:瞬間移動、カウンター
制限:1ターンにつき1回までの使用。

 発動に成功した場合、『カウンターカラテ』の代わりに『超回避』を発動できる。(失敗しても『カウンターカラテ』は発動する)
 発動した場合、直ちにターゲット地点への『瞬間移動』を行う。敵の『連続攻撃』中にこの移動を行った場合、届かなくなった攻撃は失われる(攻撃側は追加移動スキルなどで継続することも可能)。
 移動先マスがない場合はこのスキルを使用不可。

【6,6】『ダメージ2』の『カウンターカラテ』を発動してから移動しても良い。
【6,6,6】『カウンターカラテ』は『回避難易度:HARD』となる。

★★飛翔斬撃

 ニンジャは刃から衝撃波を放ち、彼方の敵を一刀両断にした。
原作使用例:ヒャッポ・ニンジャ

効果種別:ジツ強化

 このニンジャが生成した武器は、以下の戦闘スタイルを追加で得る。

『●戦闘スタイル:飛翔斬撃』:【ワザマエ】で『攻撃判定』。この攻撃は『攻撃判定難易度+1』と『リーチ+X』を得る。X の値は【ジツ】値に等しい。

★★ヨロイ生成

 頑強なヨロイに身を包んでしまえば、多少のダメージは無視できるものだ。
原作使用例:アカラ・ニンジャ

使用タイミング:手番「終了フェイズ」
コスト:精神力2、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:効果継続(ジツ/2ターン)

 効果が継続している間、術者は『ダメージ軽減1』と『●即死耐性』を得る。
 この効果はジツ/2ターン後の手番終了フェイズまで継続する。効果が終了するターンの手番終了フェイズに【精神力】を1点消費すると、自動的に1ターンだけ効果を延長できる。

★★グレーター級武器系ソウル

使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力2、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:生成、効果継続(戦闘中)、エンハンス

 このジツが発動すると、術者はカラテによって生み出された、任意の近接武器をを装備する(素手、テック武器は選択不可)。
 このジツで生み出された武器は「所持ペナルティ」を全て無視し、武器スロットも占有しない。
 このジツで生み出された武器は、『無属性ダメージボーナス+1』『近接ダイス+2』を得る。 また、「手番開始フェイズ」に武器を切り替えるようにして、現在の形状を生成可能な武器の範囲で自由に変えられる(【精神力】コストは不要)。どの形状でも武器スロットは占有しない。
 このジツで生み出された武器は、以下のスタイルも選択可能となる。

『●戦闘スタイル:カラテ収束』:この攻撃は出目【6】で『痛打+1』、出目【6,6】で『痛打+2』を得る。 『連続攻撃上限3』。

★★★アーチ級武器系ソウル

効果種別:ジツ強化

 『★★グレーター級武器系ソウル』発動時、アーチ級として発動しても良い。その場合、【精神力】コスト+1され、『発動判定:U-HARD』となる。
 この効果は手番開始時ごとに【精神力】1の追加消費を必要とする。この維持コストを支払わなかった場合、効果は終了する。
 この効果が持続している間、術者の生成した武器は『近接攻撃ダイス+3』『装甲貫通2』を得る。 また、他のジツを発動する際、その【精神力】コストと判定難易度を1減少させる(他の減少効果とは累積しない)。
 加えて、以下の移動スタイルを使用可能。

『●移動スタイル:ユウホ』:この移動フェイズは『通常移動』のみ可能となる。 続く『攻撃フェイズ』では、自身よりイニシアチブの低い相手を『崩れ状態』とみなす。
『●移動スタイル:シュクチ』:この移動フェイズは『通常移動』のみ可能となるが、【脚力】の2倍までの距離を移動できる。

ドラゴンの系譜

 徒手格闘を行うニンジャの総称。 場合によってスリケンなどの武器を使うドラゴン・ニンジャクランや、完全に素手に特化した古代ローマカラテなどがある。

☆◉カポエイラ

足技をメインとするカラテの流派。 

前提:☆格闘系ソウル
種別:ワザ、カウンター、ソウル特定

 このニンジャは、【脚力】とイニシアチブ値が+1されるが、代わりに『射撃判定難易度+1』される。
 【ジツ】値5以上なら、以下の戦闘スタイルを使用可能となる。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

『●戦闘スタイル:強化ランスキック』:連続攻撃上限3。この攻撃が回避されなかった場合、『サツバツ!』出目1の効果(『痛打』+『弾き飛ばし』)が自動的に発生する。

☆◉チャドー呼吸

前提:☆格闘系ソウル
種別:回復、ソウル特定

 このニンジャは、自身の『即応ダイス』を「オーガニック・スシ」または「ZBRアドレナリン注射器」として使用しても良い。
 これは戦闘中1回のみ使用できる。
 【ジツ】値5以上なら、『戦闘中1回』を『ターン中1回』に上書きする。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

☆◉武器人間

前提:☆格闘系ソウル
種別:ソウル特定

 このニンジャは、『内蔵型テック武器』が素手であるかのようにドラゴンの系譜に属するジツやスキルを使用でき、エンハンスの効果を得られる。
 ただし、これによってドラゴンの系譜でない素手系のスキルを有効化できない。
 【ジツ】値が5以上なら、『連続攻撃上限+1』を得る。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。


★◉ヒサツ・ワザ:ショーリューケン

 アッパーカットでカチ上げる大技。 尚、拳が燃えるのはニホンでは普通のことだ。

前提:格闘系ソウルの【ジツ】値4以上
コスト:精神力1 または 回避ダイス2
効果種別:ヒサツ・ワザ

 このニンジャが素手種別の『近接攻撃』で『ナムアミダブツ!』を発生させた場合、その効果を直ちに『ショーリューケン』に置き換えてもよい。

『●ショーリューケン』:『痛打+1』と『火炎属性ダメージ+1d3』を与える(『回避:UH』)。属効果として、まだこの敵に対する『連続攻撃』が残っているならば、敵はカチアゲ状態となり、それら全てに対し回避不能となる。カチアゲ中も『攻撃判定』自体は必要だが、『サツバツ!』は発生しない。フェイズ終了時にカチアゲは自動的に解除される。

【ジツ】値6以上:『火炎属性ダメージ+2D3』に強化される。

☆格闘系ソウル

 ニンジャの超人的肉体こそ、最大の武器である。

前提:素手装備時のみ有効
使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力1、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:エンハンス、効果継続(戦闘中)

 このジツの効果が継続している間、術者は『脚力+1』され、『近接攻撃ダイス+1』を得る。
また、【ジツ】値1につき、以下のスキルを1つ獲得する(最大3つ)。

『●ランスキック』
『●ツジギリ』
『●滅多打ち』

★カラテ・エンハンス

 カラテ粒子を纏った手足は、銃弾を弾き、鉄をも両断する力を得る。
原作使用例:ニンジャスレイヤー

効果種別:ジツ強化、効果継続(戦闘中)、エンハンス

 「☆格闘系ソウル」を発動する際、追加で【精神力】コストを1支払っても良い。そうした場合、素手による『近接攻撃』は、エンハンスによる『無属性ダメージボーナス+1』を得る。
 また、発動中は以下の戦闘スタイルを使用可能となる。

集中状態『●戦闘スタイル:切断攻撃』:『サツバツ!』発生条件が【6,5】となる。

★ニンジャダッシュ

 建物の壁や天井は、ニンジャにとって地面と同じ足場にすぎない。

自動獲得:●トライアングル・リープ
使用タイミング:手番「移動フェイズ」
コスト:精神力1
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:移動スタイル強化

 このジツを持つニンジャは、『連続側転』を『ジツ発動判定』で行っても良い(精神力を支払う)。 そうした場合、その移動中『轢殺攻撃2』を得る。
 また『トライアングル・リープ』の効果を、壁に接触していなくても発動できる。

★剛力

 カラテに長けたニンジャの一撃は重く、強烈である。

種別:強化

 このニンジャは、出目【6】を含んで成功した素手による『近接攻撃』のダメージがすべて『痛打+1』となる。

★カラテバリア

 このニンジャは驚異的な動体視力や反射神経によって、驚くべき速さで反撃を行う。

ルールブックのものと同じ。

★★グレーター級格闘系ソウル

前提:素手装備時のみ有効
使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力2、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:効果継続(戦闘中)、エンハンス

 このジツの効果が持続している間、『脚力+1』され、『近接攻撃ダイス+2』と『射撃ダイス+4』を得る。 加えて、近接攻撃時に『無属性ダメージボーナス+1』の効果を得る。
 また、発動中は以下の戦闘スタイルを使用可能となる。

集中状態『●戦闘スタイル:切断攻撃』:『サツバツ!』発生条件が【6,5】となる。

★★見切り

 一流のセンシは、経験と洞察力から相手の動きを読み取る。 または相手の脳波を読むジツを持つ。
原作使用例:スパルタカス

効果種別:強化、回避

 自身への『近接攻撃』に対して『回避判定』を行う際、【精神力】1を支払ってもよい。 そうした場合、その『回避判定』の難易度は-1される。 ただし『連続攻撃』などによって複数回発生している場合、その内1つに対してのみ有効となる。この効果はターン中1度のみ使用可能。

 また、『リーチ+1』を持つ攻撃に対しても『カウンターカラテ』を発生させられる。

★★乱打

 死ぬまで殴れば実際死ぬ。 もしくは多腕の肉体の持ち主であろう。

効果種別:戦闘スタイル

 このニンジャは素手装備時のみ、以下の戦闘スタイルを使用できるようになる。

『●戦闘スタイル:乱打』:『●連続攻撃+1』を得る。

★★★アーチ級格闘系ソウル

 カラテ粒子操作の極限系。 その体はあらゆる攻撃を弾き、セイケンヅキで大怪獣をも倒す。

 効果種別:ジツ強化

 『★★グレーター級格闘系ソウル』発動時、アーチ級として発動しても良い。その場合、【精神力】コスト+1され、『発動判定:U-HARD』となる。
 この効果は手番開始時ごとに【精神力】1の追加消費を必要とする。この維持コストを支払わなかった場合、効果は終了する。
 この効果が持続している間、術者は射撃/爆発に対する『ダメージ軽減1』を得る。
 『素手近接攻撃ダメージ2』『スリケンダメージ2』となり、エンハンスによる『近接攻撃ダイス+3』を得る。
 加えて、以下の戦闘スタイルを使用可能。

『●戦闘スタイル:鎧通し』:【カラテ】または【ワザマエ】で『攻撃判定』。この攻撃は『判定難易度:HARD』となり、『装甲貫通3』を得る。
『●戦闘スタイル:肉体粉砕』:この攻撃は『判定難易度:HARD』となり、『『サツバツ!』は【6,5】、『ナムアミダブツ!』は【6,6,5】で発生する。

カゼの系譜

 スリケンや銃器、衝撃波などで射撃戦を行うニンジャの総称。 テッポウ・ニンジャクランやカゼ・ニンジャクランなどが再現できる。 そしてどれも近距離戦では別の武器やカラテが要求される。

☆◉包囲射撃

 このニンジャは高速で走り回り、様々な方向から次々にスリケンや弾丸を浴びせかける。
原作使用例:ドラゴン・ゲンドーソー

前提:ニューロン4以上+射撃系ソウルLv3以上
種別:移動/射撃スタイル

 このニンジャが手番中、『通常移動』または『連続側転移動』で2マス以上移動していた場合、『●射撃スタイル:包囲射撃』を使用できる。

●射撃スタイル:包囲射撃
 この手番のみ有効な『●時間差』『●マルチターゲット』を得る。 射手の『ニューロン』が7以上であれば、自身よりイニシアチブの低い相手を『崩れ状態』とみなす。

☆◉ソニックカラテ

 速度がカラテを生み、カラテは衝撃波に変換され、相手を切り刻む。
原作使用例:ソニックブーム

前提:射撃系ソウル、
種別:スタイル、ソウル特定

 このニンジャは素手/スリケン装備時、『リーチ+1』を得、以下の射撃スタイルを使用可能となる。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

『●射撃スタイル:ソニックカラテ衝撃波』:『判定難易度:HARD』『射程3マス』『時間差』となり、出目【6,6,5】で『サツバツ!』を、【6,6,6,5】で『ナムアミダブツ!』を発生させる。

 【ジツ】値が5以上なら、『射程4マス』となり、それぞれ【6,6】と【6,6,6】に軽減される。

☆◉爆弾の系譜

 炸裂ハッポースリケンやカラテ生成矢等、多彩な武器を使うソウルの持ち主を表す。原作使用例:サブジュケイター

前提:射撃系ソウル
効果種別:生成、ソウル特定

 術者は自身が持つ『グレネード』の「使い切り」「1発限り」のルールを無視する。
 グレネードは味方にダメージを与えなくなる。
【ジツ】値が5以上なら、『弾薬』の「使い切り」も無視する。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

☆◉テッポウの系譜

 ニンジャ視力と精密性、そして火薬の組み合わせは実に凶悪だ。
原作使用例:ホローポイント

前提:射撃系ソウル
種別:強化、ソウル特定

 このニンジャは、自らが装備している、「拳銃/二挺拳銃/ライフル」に対し、スリケンと同様に自身が持つ『●連射X』『●マルチターゲット』『●時間差』を適用しても良い(『二丁拳銃』装備時のみ『連射+1』を得る)。
 銃器自体が『連射X』を持つ場合、どちらを使用しても良い。
 これは銃器本体にのみ有効であるため、カスタムパーツや射撃スタイルによる連射上限は無視出来ない。
【ジツ】値が5以上の場合、加えて『装甲貫通1』を得る。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。

☆◉ニューロン・シューター

 ネンリキやドローンの遠隔操作での射撃を再現するスキル。

前提:射撃系ソウル
種別:強化、ソウル特定

 このニンジャは、自身が行う『射撃判定』を【ワザマエ】の代わりに【ニューロン】で行っても良い。 そうした場合、【ニューロン】値7で『●連射2』を、13で『●連射3』を得る。
【ジツ】値が5以上の場合、同じ部屋にいるターゲットに対し、視線をどのように引いても良い。
 ソウル特定のスキルは1つしか取得出来ない。


★◉ヒサツ・ワザ:カラテボンバー

前提:射撃系ソウルの【ジツ】値4以上
コスト:精神力1 または 回避ダイス2
効果種別:ヒサツ・ワザ

 このニンジャが『射撃判定』で『ナムアミダブツ!』を発生させた場合、その効果を『●カラテボンバー』に置き換えてもよい。

 このヒサツ・ワザはターン中1度のみ発動できる。

『●カラテボンバー』:この射撃は『回避:HARD』となり、実際にダメージを与えたかどうかに関わらず、ターゲットと同じマスを中心に『カトン・ジツLV2』の効果を自動発生させる。
 これは本来の射撃のダメージの直後に『時間差』で発生し、本来の射撃が命中していた場合、『回避不能』となる。
【ジツ】値6以上の場合、『カトン・ジツLv3』を発生させる。

☆射撃系ソウル

使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力1、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:強化、効果継続(戦闘中)

 このジツの効果が継続している間、術者の射撃は、『射撃判定ダイス+2』を得る。
また、【ジツ】値1につき、以下のスキルを1つ獲得する(最大3つ)。

『●シャープシューター』
『●スリケン痛打』
『●ウィークポイント射撃』
『●タクティカル移動射撃』

★ラピッド・カラテミサイル

基本ルールブックのものと同じ。

★シューティング・エンハンス

 スリケンにカラテが宿ることで、その威力が劇的に向上する。 高位のニンジャなら、一撃で戦闘ヘリや装甲リムジンを撃墜する。
原作使用例:マスラダ・カイ

効果種別:ジツ強化、効果継続(戦闘中)、エンハンス

 「☆射撃系ソウル」を発動する際、追加で【精神力】コストを1支払っても良い。そうした場合、術者のスリケン/ナガユミによる射撃は『無属性ダメージボーナス+1』を得る。

★バレット・エンハンス

 ある種のニンジャは、ジツによって特異な弾丸を形成したり、銃そのものにカラテを流すことができる。
原作使用例:ディテクティヴ

効果種別:ジツ強化、効果継続(戦闘中)

「☆射撃系ソウル」を発動する際、追加で【精神力】コストを1支払っても良い。そうした場合、術者は装備している銃器に『生成弾丸』のカスタムパーツを得る。

生成弾丸【万札:0】
種別とスロット占有数:カスタム、弾薬、0スロット
対象銃器:カスタム可能なすべての銃器

 この弾薬を使用した射撃は、すべて『無属性ダメージ+1』を得る。
 この弾薬は戦闘中、使用しても無くならない。

★危機的アトモスフィアだ!

 相手の動きを読むことで、正確に敵を撃ち抜く技術。

効果種別:強化

 このニンジャの射撃は近接攻撃と同じようにアトモスフィアの影響を受ける。 また、自身よりイニシアチブが低い相手に対して射撃を行う場合、『●回避予知』の効果を得る。

★ニンジャ動体視力

効果種別:カウンター、回避

 このニンジャは、自身への『射撃』に対し、『●アドレナリン・ブースト』を使用できる。 このジツによって発動する場合、『戦闘中1回』のルールを無視する。それが「精神攻撃」「爆発」「範囲攻撃」のルールを持つ場合は無効。
 また、射撃に対して『●カウンター射撃』を発動できる。

●カウンター射撃:ニンジャが射撃への『回避判定』に成功し、かつ、この『回避判定』に成功しているダイス個数が敵の『射撃判定』の成功数を上回っていた場合、その射撃を繰り出してきた相手に対して、カウンター射撃による1ダメージを即座に与えてもよい。 成功数でどれだけ上回っても、カウンター射撃によるダメージは1である。
 爆発を含む射撃、および射線の通らない敵には発動不可。
不可。
 複数のモブ敵からの『射撃』をまとめて全弾回避し、その成功数を上回った場合、どのモブ敵を『カウンター射撃』の対象とするかは、自由に選択できる。
 単一の敵に対してまとめて回避をした場合、1度のみ発動できる。

★★アイアンレイン

 ニンジャの力によって空は黒く染まり、そして鉄の雨が降り注いだ。
原作使用例:フマー・ニンジャ

使用タイミング:手番「攻撃フェイズ」
コスト:精神力2、1行動
ターゲット:隣接する5x5マス
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:爆発

 このジツは、ターゲット地点を中心とした5x5マスに対して爆発を起こす。
 1最外周の16マスの敵には1d3ダメージを1回、中心点に隣接した8マスの敵には2回、中心点にいる敵1体には3回与える(『時間差可』『回避:NORMAL』)。

【6,6,6】:『回避:HARD』になる。

★★ニューロン強化

 圧倒的な速さで撃ちまくる。 シンプルかつ強力な戦い方だ。
原作使用例:スリケニスト

効果種別:ジツ強化

 このニンジャは、自らの射撃系の能力が持続している間【ニューロン】+3される(回避ダイス、イニシアチブ、ジツ発動ダイスが変化しうる)。

 これにより、【ニューロン】が7を越えた場合『●時間差』『●マルチターゲット』を、13を越えた場合『●回避予知』を獲得する。
 また、以下の射撃スタイルを使用可能となる。

『●射撃スタイル:釣瓶撃ち』:この手番中、『連射+1』を得る(2丁拳銃とは重複しない)。ただし、集中不可となる。

★★グレーター級射撃系ソウル

使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力2、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:効果継続(戦闘中)、エンハンス

術者は以下の効果を得る。

・素手による『近接攻撃』とスリケン/ナガユミによる射撃は、エンハンスによる『無属性ダメージボーナス+1』。
・あらゆる射撃に『射撃判定ダイス+3』。
・銃器に『生成弾丸』のカスタムパーツを得る。
・射撃時、【6,6,6】で『サツバツ!』が、【6,6,6,6】で『ナムアミダブツ!』が発生する。

★★★アーチ級射撃系ソウル

 鍛え上げたワザマエは、自在に鉄と鉛を動かし、いかなる敵をも撃ち抜く。

効果種別:ジツ強化

 『★★グレーター級射撃系ソウル』発動時、アーチ級として発動しても良い。その場合、【精神力】コスト+1され、『発動判定:U-HARD』となる。
 この効果は手番開始時ごとに【精神力】1の追加消費を必要とする。この維持コストを支払わなかった場合、効果は終了する。
 この効果が持続している間、術者はあらゆる射撃に有効な『射撃判定ダイス+4』『連射+1』『装甲貫通1』を得る。

 加えて、以下の射撃スタイルを使用可能。

『●射撃スタイル:重爆撃』:【ワザマエ】で『射撃判定(NORMAL)』を行う。この射撃は『爆発5x5』『連射上限2』『ダメージ1d3』となる。これはあらゆる追加効果を付与できない(『エンハンス』『サツバツ!』『痛打』全て不可)。
『●射撃スタイル:致命的な一撃』:【6,6】で『サツバツ!』が、【6,6,6】で『ナムアミダブツ!』が発生する。ただし、集中不可。

改定履歴


2022/3/12:
★◉ヒサツ・ワザ:カラテボンバー、を追加
☆◉方位射撃、の前提をニューロン4以上に
★★ニューロン強化、を追加
★★飛翔斬撃、を追加
☆◉テッポウの系譜、にジツ5での強化を追加
☆◉ソニックカラテ、を調整
カウンター射撃、のルール改定

2022/3/21:
★◉ヒサツ・ワザ:カラテボンバー、の発動条件をナムアミダブツ!に変更、およびジツ6での強化を追加
☆◉多刀流の系譜、を強化
☆◉カポエイラ、に射撃ペナルティを追加
☆◉武器人間、を強化
★★グレーター級格闘系ソウル、で脚力が強化されるよう修正
☆◉ニューロン・シューター、を追加

2022/5/14:
★★見切り、を一撃に対してのみ可能に調整

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