同僚に視覚障害を伝えてみた反応トップ3

今年に入って職場の同僚に視覚障害があることをカミングアウトしたことは前回書きましたが、どんな反応がかえってきたか、どんなことを感じたかを書いておこうかと。

コロナで時差出社がokになって朝礼とかも最近なかったから、視覚障害について知っておいてほしいことを年末年始でわたしなりにまとめてみて、仕事で使用しているチャットツールで個人それぞれに送りました。

書いたのはさっくり下記のような内容。

・網膜色素変性症と診断されて最近進行してきており障害者手帳をとったこと
・網膜色素変性症ってどんな病気?
・今の私の見え方
・視覚障害あるある(こういうことで困りやすい&こうしてもらえるとありがたい)

で、みんなからの返事で多かった内容はというと…
1位 自分にできることはサポートするから些細なことでも言ってね
2位 話してくれてありがとう
3位 よくまとまっていてとても分かりやすかった!(←え、そこ?!って心の中でつっこみました笑)

なかには「障害は人ではなく社会にあるものだと思いますので、皆で助け合っていけたらと思っています。」なんてメッセージくれた後輩もいてちょっと感動。

まず、なんてったって、まわりが知ってくれているというだけで気分がとても楽。
何かを探すのに少し時間がかかっても、いままでは「この人にはまだ伝えてないから挙動不審だなとおもわれてるんだろうなぁ」ともやもやしていたストレスがなくなった。
そして雑談レベルで、「これが見づらいんよねー」とか普通に話せるしね。

どんな悩みも悩んでる本人は、「自分はこんなにつらい!」「誰かにわかってほしい」って思うし、いざ人に話す前には「言ったらどう思われるかな」とかすんごいハードル高いことのように感じるんだけど、いざ言ってみたら「あれ?人に言っても意外にどうってことないな」ってことって多いなと思う。
みんな、なんやかんや仕事、生活、恋愛、人間関係、育児、介護などにそれぞれ悩みや持病やコンプレックスも持っていて自分のことでも精一杯なところもあるから、障害もそれらの悩みの1つとそこまでかわらないのかもねぇ。

障害や病気があることを受け入れたくない、人に伝えたくない人もたくさんいると思う。でも言わないと理解してもらえないしサポートも得られないからわたしは言うことを選んだ。
自分がオープンにして身近な人に発信することで、こういう病気もあるんだなぁ、こういうことが困難な人もいるんだなぁという理解がすすんで、誰かほかに困っている人がいれば優しくできる人が少しでも増えればいいなーなんて思う今日この頃。

#視覚障害 #網膜色素変性症




まず、そんなに自分が思っているほど

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