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ミュンヒハウゼン症候群⁈

先日、たまたまある動画でこの言葉を耳にした。

【ミュンヒハウゼン症候群】
虚偽性障害に分類される、精神疾患の一種。
症例として周囲の関心や同情を引くために病気を装ったり...
Wikipediaより

まあ簡単に言えば、心配して欲しくて病気のフリをする、みたいなやつですね。

ミュンヒハウゼン症候群...
病気を装うわけではないけど、今のわたし、コレやっちゃってるかも。って考え込んでたんです。

いじけてたり、落ち込んでたりすると、
「どうしたの?」
「大丈夫?」
「大変だね」
って言ってもらえますよね。

子供の頃にそういう体験をすると、味を占めちゃうらしいです。

最近の私、まさしくそれ。
バリバリ、ミュンヒハウゼってたんですよ。

というのも、来月から職場のメンバーがガラッと変わるんです。もともと3人しかいないのに、ずっとやってきた2人が辞めちゃう。そして代わりに来るのは新人さん2人だ。

なんとなく「大変になりそう」とは思ってたんだけど、そこである人に言われた。
「ウリさん、大変になるね」

それを聞いた途端、何かのスイッチが入った。
そう、“ミュンヒのスイッチ”

それからというもの、私は周りのいろんな人に不安をばら撒き出した。その度に「大変だね」って心配してもらえる。そしてそのたびに、変な充足感のようなものを感じていた(ように思う)。

なんだか自分が“ちょっとした人物”になったような気になるのだ。

なんなんだ、この浅はかな勘違い。
子供の頃に話を聞いてもらえなかった歪みが、この歳になっても顔を覗かせるとは、まったく難儀なことである。

そして先日、仏滅”と“さんりんぼう”が一緒にやってきたみたいに谷間にドーンと落ちた


自分がミュンヒってたことで、ひとの気を引こうとしてたことや、
「ちょっとした人」になった気分になって、調子こいていた、
...ということに気づいてしまったからだ。

この歳になっても、反省することってありますよね。とゆーか、目下、猛省中の五十路なのでした...




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