ミュンヒハウゼン症候群⁈
先日、たまたまある動画でこの言葉を耳にした。
まあ簡単に言えば、心配して欲しくて病気のフリをする、みたいなやつですね。
ミュンヒハウゼン症候群...
病気を装うわけではないけど、今のわたし、コレやっちゃってるかも。って考え込んでたんです。
いじけてたり、落ち込んでたりすると、
「どうしたの?」
「大丈夫?」
「大変だね」
って言ってもらえますよね。
子供の頃にそういう体験をすると、味を占めちゃうらしいです。
最近の私、まさしくそれ。
バリバリ、ミュンヒハウゼってたんですよ。
というのも、来月から職場のメンバーがガラッと変わるんです。もともと3人しかいないのに、ずっとやってきた2人が辞めちゃう。そして代わりに来るのは新人さん2人だ。
なんとなく「大変になりそう」とは思ってたんだけど、そこである人に言われた。
「ウリさん、大変になるね」
それを聞いた途端、何かのスイッチが入った。
そう、“ミュンヒのスイッチ”
それからというもの、私は周りのいろんな人に不安をばら撒き出した。その度に「大変だね」って心配してもらえる。そしてそのたびに、変な充足感のようなものを感じていた(ように思う)。
なんだか自分が“ちょっとした人物”になったような気になるのだ。
なんなんだ、この浅はかな勘違い。
子供の頃に話を聞いてもらえなかった歪みが、この歳になっても顔を覗かせるとは、まったく難儀なことである。
そして先日、仏滅”と“さんりんぼう”が一緒にやってきたみたいに谷間にドーンと落ちた。
自分がミュンヒってたことで、ひとの気を引こうとしてたことや、
「ちょっとした人」になった気分になって、調子こいていた、
...ということに気づいてしまったからだ。
この歳になっても、反省することってありますよね。とゆーか、目下、猛省中の五十路なのでした...
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