シャドーイングはじめました
5月後半からシャドーイングを始めました。今回が初めてというわけではなく、過去にはK/Hシステムをやったり、その他のシャドーイング教本を利用して、シャドーイングに取り組んだこともあります。シャドーイングの詳しいやり方の説明や効果などは、専門家にお任せして私の、今のやり方についてご紹介します。私はシャドーイングの教材として、English Company Mobileを利用しています。
English Company Mobileユーザーの口コミや評判がちょっと少ないので、自分のメモも兼ねてご紹介します。
レベルの選択
English Company Mobileには、添削サービスのないバリューパックと、添削サービスのあるフィードバックプランがあります。私はまずフィードバックプランを契約してしまったので、こうなると毎日添削に出したい意欲満々ですw
今、ちょうど、試行錯誤中なのですが、添削してもらうのは、自分の中で完璧になってからがいいのか、仕上げ途中でも、一日に一回は添削に出しておくべきなのか、このあたりはどうすればいいのか、迷っています。
こうした学習相談の受付窓口あるかなあと会員サービスサイトをチェックしましたがとくにありませんでした。英語コーチングの会社なので、そうした相談は有料なのかもしれません。
そう考えると、そのあたり相談できる、シャドテンで添削サービスを数か月受けてから、English Company Mobileのバリューパックで練習を重ねるというのがひょっとしたら理想的なのかも。確か、シャドテンはLINEで学習のお悩み相談を受け付けているって書いてた気がします。
録音もろくにできないし、まあ、いろいろあるけど、仕方ないです。もう契約した後です。
私の場合、初心ではないです。英語の学習はここ15年くらいなんだかんだと継続してやってます。そのうち、スピーキングに特化しているのは2023年からです。長くやっているからといって、上級者ではなく、とにかくもう10年くらいは中級レベルをずっと維持してる感じです。自分で言ってて悲しいけど。
さすがにもうそろそろ上級者といいたくなって、昨年からずっとあれやこれややってます。
そんなわけで、English Company Mobileの素材を、どのレベルやればいいんだろうと、無難に中級素材をやってみました。中級と上級は基本的に、ニュースが素材になってて、中級はThe Japan Times Alphaから、上級はNikkei Asiaからが作成されているものが多い感じです。初級はオリジナルの日常テーマの素材が多いかな。
最初に選んだ中級素材には、数字や日付がふんだんに入っていて、撃沈しました。まず100%の速度では全く歯が立ちません。70%に落としてもやっとついていける感じです。これだとちょっと初日に添削に出せない、と慌てて、初級素材を使って、添削に出せる録音をやりました。危なかった・・・初日から添削出せないところでした。
初級はさすがに1日で仕上げることができました。
中級は音声を聞いてだいたい内容が理解できる感じですが、上級は1回聞いただけではキーワードを拾うのが精いっぱいで、内容を深く理解することができない感じでした。
単語リストが便利
English Company Mobileのいいところは、シャドーイングの教材だからといって、いきなりシャドーイングに入らないところです。
一度素材を通して聞いて、一回のリスニングでどれくらい理解できたかを声に出して言います。私はこのとき、ChatGPTの音声入力で英語で言っています。自分の言ったことがテキストで残るし、ついでに間違ってるときは添削してとカスタム指示で与えているので、添削もしてくれます。
この部分はどのくらい理解できてるかをチェックするだけなので、いったんおいておいて、次に単語リストをチェックします。
素材で使われている重要な単語とフレーズが10個ピックアップされています。
音声>英語>日本語
の順に並んでおり、英語と日本語はそれぞれ表示をオンオフすることができます。単語一つ一つに音声ボタンがついていますが、まとめて再生というボタンもあります。こちらは一度再生し始めると一時停止はできません。
初級にはほとんど知らない単語はないのですが、中級、上級になると、知らない単語やフレーズが出てきます。日本語をオフにして、まとめて再生して、英語が聞こえたら、単語の意味を声に出して言うなどのテストを行っています。
「テストする」というボタンもあり、これをクリックすると、日本語の部分が自動的に消えて、単語が一つ一つ読み上げられて、数秒間後、日本語が表示されるので、数秒の間に声に出して日本語訳を言います。
チャンクを使った反訳トレーニング
NHK講座ニュースで学ぶ!現代英語の影響で反訳トレーニングを気に入っています。でも、なかなか反訳トレーニングの教材を探すのが難しくて、困っていました。何しろ、教材といえば、伊藤サムさんの著書しかないわけで。
ところがちょうど、この教材には、チャンクというセクションがあり、シャドーイングを実施する前にスラッシュリーディングの塊をチャンクとして提供してくれています。
頭からそのまま訳せるように、チャンクごとに日本語訳もついているので、日本語だけを見れば反訳トレーニングに使えます。
逆に、英語のチャンクから日本語に訳すサイトトランスレーションもできます。
このチャンクのセクションで、サイトラと反訳を繰り返してやっておくと、フレーズになじみができて、次のシャドーイングがやりやすいです。
添削オプションを付けず、バリューパックだけ契約しても、この反訳トレーニングとNikkei Asiaの購読権だけでも元はとれそうです。
と、すぐに心が折れそうになるくらいにはやっぱりシャドーイングは大変です。
シャドーイング
単語とチャンクで、内容を理解した上でいよいよシャドーイングの開始です。といっても、いきなり、シャドーイングをするわけではなく、まずはテキストを見ながら音声にお合わせてオーバーラッピングを繰り返します。オーバーラッピングで遅れずについていけそうなら、シャドーイングに入ります。
オーバーラッピングでも1倍速がきついときは、0.8や0.7まで速度を落とします。オーバーラッピングもできないようなものは、絶対にシャドーイングもできませんから。
オーバーラッピングしながら、できそうなところは目線を外し、シャドーイングの準備運動を繰り返し、いけそうかな、と思ったらやっとテキストを見ないでシャドーイングです。音を中心にシャドーイングしてみたり(プロソディ)、内容を意識してシャドーイングをしてみたり(コンテンツ)しています。
一回の練習は15分程度で、タイマーを測ってやってます。時間を測らないとすぐにやめちゃうので ^^; 15分を集中してやるととても口の筋肉がつかれます。英語と日本語は使ってる筋肉が違うのね、としみじみ思います。
添削の提出
フィードバック付きのパックを契約しているので、一日に一回、録音を提出できますが、これってどんなレベルで出せばいいのか迷っています。毎日新しいものを提出したいけど、どう考えても、中級や上級は一日で完成できそうにもありません。
また、ミスなくシャドーイングできるまで時間をかけてたら、いつまでたっても提出できないんじゃ・・・とまずは様子見ということで、初級の素材を提出しました。
しかし、できれば、中級や上級でやりたいので、そうなると、ミスしていてもとりあえず送り、添削結果を聞いてさらにブラッシュアップで同じものを数回送っていくのがいいのかしら。などと現在試行錯誤中です。こうした体験というか、口コミを見かけないので、どうしたものかな、と考え中です。
ダメもとで一度、お問い合わせに送ってみようかな。
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