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フィールドノートの基本項目

野鳥であれ昆虫であれ、記録系のフィールドノートでは「①いつどこで何を」が記録項目の基本です。恐らくこれ以外の項目は観察する人や記録する種によって異なるので、あらかじめ固定するのは難しいかと思います。

実際は4つ目に「④どうした」を加えたいところですが、これは観察目的によって「観た」のか「聴いた」のか「感じた」のかに分かれるので、Nレコの基本項目としては「③何を」の列挙するまでに留めています。

そのうちまずは①と②について


①いつ

これは時間要素を伴うもなので「日付」と「時刻」になります。それぞれOS標準のカレンダーと時刻ピッカーを採用しています。

左:Android版の観察日付 / 右:iOS版の観察時間

特に時刻については「12:34」のような単独指定と、「8:10〜10:45」のような範囲設定の2タイプが選択できます。また、植物のように特に時刻要素を必要としない場合には指定しないことも可能です。

その他、観察データの中で最初と最後の時刻から範囲で設定することも可能です。→ 観察時刻で長押し

②どこで

これは位置情報が関係する具体的な「場所」と指標物を現す「ランドマーク」の2種類あります。

②どこで(場所)

場所は言い換えれば住所ということになり、基本は県名+市区町村名になります。また、どこまで精度高く要求するかで次の3種類から選べます。

  1. GPSによる現在地検索

  2. マップ検索で地図上で位置を特定して検索

  3. 辞書から地名で検索

1と2はGPSの位置情報に基づくのでピンポイントで座標を記録でき、サマリーの観察マップで地図上にピンやマーカーを表示できます。

そこまで厳密に位置の特定を必要としない場合は3で名称だけでもOKです。

②どこで(ランドマーク)

ランドマークは自由入力ですが、場所選択時に位置情報に付随する地名を拾う設定も可能です。→ 一般設定

但し、iOS版ではイイ感じで地名を受け取れますが、Android版のGoogleマップでは今ひとつです😅

尚、場所とランドマークは過去の履歴から設定することも可能です。

③何を

どんな生きもの、つまり「種」を記録するのかということで、Nレコでは種名辞書から該当の種を検索して選択します。


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