2024/03/02 シティリーグS3 ヒスイゾロアークVStar 10位
はじめに・デッキリストと戦績
「なかよしポフィン」甘そうだけど、野菜みたいなの乗ってて、何とも言えない。どうも、よちやです。
シティリーグS3にヒスイゾロアークデッキで参加して10位でしたので、その報告になります。今回勝った試合に関しては、総じて「運が良かった」と言った方がいいと思いますが、なるべく言語化していこうと思いますので、最後までお付き合いください。
デッキリストと戦績はこちら
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1.ロストバレット 〇 6-2 後攻
2.カビゴンLO × 投了 先攻
3.アルギラ 〇 6-0 後攻
4.パルキアサーフゴー 〇 6-2 後攻
5.サーナイト 〇 先攻
6.ロストバレット × 2-6 先攻
各対面のメモ
今回のシティリーグでは、アルセウスギラティナが多いと予想しており、周りを見回してみたところ、10%かそれ以上の使用率を確認。予想が当たっていました。ゾロアーク握っててよかった。ここからは各対戦について書いていきます。
1.ロストバレット 〇 6-2 後攻
相性としては、五分五分ではないかと思っています。
対戦開始:ハバタクカミvsキュワワー
相-1:何もできずに番を返す。
自-1:ゾロアークなどを展開、ハバタクカミにエネを貼り、終わり。
相-2:何もできずに番を返す。
自-2:ハバタクカミにエネを貼って、ワザ「たたりとばす」
以下、お相手はほぼ何もできずにターンが過ぎ、最後に少しサイドが動きましたが、勝ち切りました。
お相手のサイドを確認したところ、おそらく「テツノツツミ」を採用していなかったのだと思います。
古代バレットも環境に一定数いるため、ロスバレには標準搭載されているものだと思っていました。
「相手がテツノツツミを採用していなかったこと」「対戦開始時にハバタクカミでスタートできたこと」が「運よく」重なり勝てました。
2.カビゴンLO × 投了 先攻
対面で戦ったことがなかったため、手探りでの戦いになりました。
ゾロアークとゲンガー、フーディンのみで盤面を作りたい。できればフーディンの技でカビゴンをどんどん倒していきたいところでしたが、クラッシュハンマーやピーニャでエネルギーを破壊され続け、リソースが切れたところで投了しました。
LOについては交通事故にあったようなものなので、割り切りです。
ちなみに、私はLOデッキに対しては、割と寛容でいるつもりです。神(公式)がこのようなカードを作り、制限を設けていない以上、文句を言うつもりはありません。
CL福岡で、バツローグ選手のイダイナキバLOとカビゴンLOの対戦を配信で見て、感動した人もいるのではないでしょうか。私がすごいと思ったのは、プレイングの速さです。
あれ以来、LOデッキと対戦する際は、プレイヤーのプレイングの速度をよく見るようにして、私自身のプレイ速度等を変化させるように心がけてきました。
今回のお相手は、本大会3位の方で、プレイングもその速度も熟練の域に達しており、私のリソースが切れ次第、素直に投了すること、私自身少しプレイのスピードを上げることを心がけました。いやあ、楽しかったですね。きちんと詰めてもらいました。
3.アルギラ 〇 6-0 後攻
お相手がギラティナスタートで、手札がかなり渋そうでした。次のターンもアビスシークをしなければならないような手札だったようです。
私は、手札が一定枚数以上になった段階で、ナンジャモやジャッジマンで妨害をしていたこともあり、サイドを取られずに勝ちました。
ジャッジマンは、ロストや古代、その他のデッキに対して先攻2ターン目に使用して、相手の手札事故を誘う目的で入れているため、活躍の機会は多いです。ゾロアークを使用している人は、1度は採用してほしいカードです。
4.パルキアサーフゴー 〇 6-2 後攻
基本的には五分五分で、サイドを2枚先取した方が勝てると思っています。
先攻を取られたので、負けかと思っていましたが、相手が先攻2ターン目でサーフゴーexがバトル場に鎮座し、攻撃せずに番を終了。
こちらは十分に展開し、サーフゴーexを倒し、サイドを2枚先取。
その後は、お互いにサイドを2枚ずつ交換できるかどうかの駆け引きが繰り広げられるかと思いましたが、私が2体目のサーフゴーを倒した後に、お相手のサーフゴーexが育たず、勝ちました。
感想戦では、サイドにサーフゴーが2枚落ちていたこと、すごいつりざおでサーフゴーexを戻し忘れていたことを教えてもらいました。
この試合も、「運が良かった」。
5.サーナイト 〇 先攻 6-4
今大会で、最も面白い対面でした。
お相手はエヴォサナで、「ふしぎなアメ」不採用。
微不利な対面だと思っていましたが、「ふしぎなアメ」が不採用であったことは、1ターンの猶予があるということで、私にとても有利でありました。
対戦開始:ヒスイゾロアークvsフワンテ
自-1:ゾロアークに超エネを付けて終わり。次の晩にVStarに進化はできそう。
相-1:ラルトスの展開ができずにナンジャモ。結局ラルトスがベンチに1枚のままエヴォリューション。
自分-2:ナンジャモのおかげで手札が増え、ダブルターボをヒスイゾロアークに貼り、ゲンガーをベンチに出して、ボスで唯一のキルリアをバトル場に引っ張ってシャドーサイクロン。ゲンガーに超エネを移動。
このような始まりで、相手のサーナイトexが育成しきる前にサイドを複数枚採ることができました。
後半では、相手がフルパワーのフワンテを用意してくれたこともあり、かがやくくフーディンのペインスプーンによるダメカン移動でフワンテを倒してサイドを獲得することもでき、勝ちました。
「ふしぎなアメの不採用」であったこと、「フルパワーフワンテをペインスプーンで倒せた」ことが重なり「運が良かった」と思います。
6.ロストバレット × 2-6 先攻
1戦目と同様にハバタクカミで相手の動きを止めようと思いハイパーボールを使い山札を確認。ハバタクカミはありましたが、ダブルターボエネルギーがサイドに3枚落ちていることがわかり、ハバタクカミは攻撃できずに置物として、バトル場で突っ張ることに。相手はヤミラミのひっかくで対応してきました。お上手。
また、ファントムスターを使い、ビーダルも置きましたが、手札が
大口の沼×3、ゲンガー×2、ヒスイゾロアークVStar×2
という絶望的な手札になり、完全に動きが止まってしましました。
その後、少しサイドを取りましたが、サイドレースで間に合うはずもなく、負けてしまいました。
さすがにこれは「運が悪かった」。
「運が良かった」ことについて
今回勝った試合は、「運が良かった」点が多くありました。ですが、この「運が良かった勝利」を「運をつかんだ勝利」にするために、私がこのシティリーグで心がけたことを1つ紹介します。
それは「敗者のゲームからの脱却」です。
ソフトボールというスポーツをしたことはありますか?経験のない方は、小学校の頃に近所の友達と草野球していたあの頃を思い出してください。ピッチャーがいわゆる「へた」な選手や「初心者」であれば、ボールはなかなかストライクゾーンに入らず、そのうちフォアボールになり、いつかはフォアボールだけで塁が埋まり、ランナーが帰ってしまう。そんなこと、ありませんでしたか?このような状態はカードゲームでもあるのではないかと思います。
つまり、私の中での「敗者のゲームの脱却」というのは、相手よりもミスを減らすことで負け率を下げる!という勝つことではなく負けないことに重きを置いた思考をするという目標です。
カードゲームというのは、基本的には「勝ち筋を探すこと」を考えますが、「相手のミスを待ち、自分はミスをしないこと」で負け率を減らすことも重要ではないかと。当たり前のことを言っているだけなのですが、いわゆる思考の癖のようなものだと思ってください。私は他の人に比べ、試合中や試合外で思考のほとんどが「勝ち筋を探すこと」に寄っており、「負け筋を減らすこと」を考えていることが少ないと感じました。
まとめ方が難しいですが、簡単にいうと「思考の癖の矯正」のようなことをわかりやすいキャッチフレーズを用意して、シティリーグに臨んだというところでしょうか。
今後は、ポケモンカードをうまくなるためのステップ・上達の方法などを言語化していきたいと思っています。
追記(3/3)
もちろん、準備段階でも「負け筋を減らす」ことを意識して練習・構築をしてきたつもりです。
例えば、「すごいつりざお」の採用についてですが、これは少し前まで「ハマナのバックアップ」でした。「ハマナのバックアップ」はマキシマムベルトを2回使用するために入れていましたが、活躍の機会がなく別のカードにしたいと常々思っていました。
リザに対してはベルトよりもフーディンの方が重要であったり、ゲンガーで攻撃したりすることの重要性を感じていました。
また、今回対戦したエヴォサナのような、サイド1枚ポケモンとの戦いのでは、前の構築では2-2-2か2-1-1-2のサイドプランしか押し付けることができなかったのですが、「すごいつりざお」を採用したことで、2-1-1-1-2のプランを押し付けることができるようになり、負けを遠ざけることに重点を置きました。
ダメージポンプの使い方もです。古代デッキやかがやくリザードン対面では、240や250のダメージが出やすいため、これらのダメージラインを避けるようにダメカンを調整する癖をつけるようにしました。
今回はこの技術は使いませんでしたが、準備していてよかったと思っています。
まぁ、ゾロアークを選択したことが負けと言われたら何も言い返せませんが、そこは好きなカードで戦うことを選択しました。
最後に
最後に、今日の対面から学んだことをまとめて終わります。
1戦目:「自分がロストメタのために入れたカード」の「メタカード(テツノツツミ)」を相手が採用していなかったことから、メタのメタを考えることが重要であること。
2戦目:カビゴンLO対面でフーディンはNG。1度の手貼りのみで攻撃できるゾロアークやゲンガーにしておくべき。
3戦目:相手の初手の事故があったものの、相手の次につながるカードをジャッジマンやナンジャモで積極的に山札に戻すこと。
4戦目:相手の確認不足によるプレイングミスが致命傷となり勝利。山札確認のときに、いつもの確認ルーティンではなく、他にもカードを確認できるように、思考の癖を理解すること。負けに直結するプレイを避けること。
5戦目:相手の確認不足によるプレイングミスが致命傷となり勝利。負けに直結するプレイを避けること。
以上になります。今年のWCSに行ける権利が取れるのは、残すところあとCL愛知ぐらいでしょうか。
クリムゾンヘイズも発売するので(アンフェアスタンプはゾロアークには聞きません!…たぶん)次の環境も楽しみですね。
ひとまず、少し休憩して、ブロロロームデッキでも作ろうと思いますまる
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