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Buried Aliveを10倍楽しめる方法

いつもお世話になっております。Ryotaです。

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 今回の記事では、いよいよ来週2月29日(土)に迫りました、がっしー(@gashio_core)と僕の共同企画「Buried Alive」を楽しめるアピールポイントを上げていきたいと思います。上のフライヤーを見て興味を持たれた方は今からでも遅くないので、下記予約フォームからチケット予約しましょう。

そもそもなぜこの企画名に?

 昨年の7月から当企画の方向性として「まだ大阪で誰もやったことのないようなコンセプト=ローチューニング祭り」「初来阪のバンドを増やして、関西のオーディエンスにとって新しい発見の場にする」「火影のアンダーグラウンド感漂うフロアライブの魅力を最大限に生かすキャスティングにする」のは個人的に決めてましたが、今の自分たちが可能な限り理想を追求した、其れに違わぬキャスティングができたんじゃないかなと思います。

 ネタで「ローチューニングで火影のオーディエンス行方不明(生き埋め)にする」とか、「別会場へはしごしようと火影から上に上がったらメイドイン〇ビスみたいに上昇負荷がかかって前身の穴という穴から流血するか、最悪成れ果てになるか〇ぬ」っていってますが、そういう気迫でこのイベントやります。

出演アクト紹介

①不祀

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 今回の当企画でトッパーを務めるのは、京都を拠点とするブラッケンドデスコア不祀です。昨年から精力的にライブ活動を行い、様々な国内バンドとの共演はもちろん、CABALやALPHA WOLF、Ghost Irisなど海外の来日公演サポートにも抜擢される機会が増え、さらに11月には初のフィジカルをリリースしたりと勢いがとどまることを知りません。

 メンバーの外見の異様さもさることながら、楽曲やアートワークに使用される言語は、Vo.ケイゴ君が世界各地の言語をもとに考案したもので最大の特徴というべきか。音楽的なバックグラウンドは、ブラックメタルやデスメタルなどから強く影響を受けている妖艶でダークで鬱屈した重苦しさと激しさ、そしてどことなく「和」を感じる妖怪百鬼夜行を彷彿とさせます。

 今回は不祀はロングセット&そしてGt.のタクマ君がいる最後の大阪でのライブです。この企画の構想段階で速攻で出演依頼をかけたバンドですし、唯一の関西勢として僕たちの期待以上のパフォーマンスをかましてくれること請け合いでしょう。


②Hydgrief

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 2番手は広島発若手メタルコアバンドHydgriefです。BANE(広島のデスコアバンド)やLenz(岡山のポストハードコア)etcのバンドロゴから、REVIVAL OF THE ERA(東京のシンフォニックメタルコアバンド)の新譜のアートワークまで、ハイコントラストでリアルな画風をGraffitiやTattooの文化を昇華したスタイルで近年のメタル・ハードコアシーンでもプロモーションを裏から支えるVo. MINEさんや、繊細かつポップなイラストを武器に、近年ではCamp Cope来日ポスターも手掛けたBa. Maiさんが所属しているバンドです。今回の出演依頼にもほぼ二つ返事で快諾して頂きました。

 「ダーク」を音で表現した重厚で不穏なサウンドとミドル・ダウンテンポからアップビートへの緩急を織り交ぜながら展開させていくスタイルは昨今のダウンテンポ・ダウンチューニングメタルコアにドストライク。狂気と暴力と不安感をあおるボーカルシャウトやダークな世界観に飲み込まれましょう。また、今回の公演はスペシャルなサプライズを用意しているとのこと。それは当日のライブまでのお楽しみです。


③FOXCODE

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 3番手は山梨発メタルコアバンドFOXCODEです。この度、がっしーがこのバンドのVo. 風太君と仲がいいことから、初来阪が実現しました。僕も彼らのライブを一度生で見てますが、最初ポップで緩い感じのラウドバンドなんだろうあ~って舐めてましたが、見事にその予想は覆りましたね... 

 ArchitectsやThe Sign期のCrystal Lake、Blue Prints期のWage Warなど、ローチューニングを多用したモダンメタルコアファンなら刺さると思います。疾走感と落としの緩急を織り交ぜながら、どことなく不穏さが垣間見えるサウンド、初来阪で時代の目撃者になりましょう。


④WEDGE//BRINGER

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 後半戦1発目は東京を中心に活動しているダウンテンポバンドWEDGE//BRINGER、今回満を持して初の大阪での公演になります。時はさかのぼって先述のFOXCODEを観た人同じアンチでのライブ、前身のMASRAOを観た時には感じられなかった重々しい雰囲気にノックアウトされ、本人たちも「不祀と火影でやってみたい」という願望から、今回の企画にて対バンが実現しました。

 冷たい狂気といいますか何というか「頭から布袋を被せられて視界ゼロの状態から金属バットで頭をかち割られた」ように不穏でまがまがしいミドル/ダウンデンポの展開とメタリックサウンドは、あのCHUGCORE PROMOTIONから楽曲が公開されたのも納得のクオリティ。MASRAO時代から海外の来日公演サポートも数多く行っており、さらに今年にはEPのリリースも控えているとのこと。今のうちにチェックしときましょう。


⑤ELYSIUM

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 トリ前は東京発プログレッシブメタルコア/Djentサウンドを放つバンドELYSIUM。檸檬堂をこよなく愛するVo.のいちかさん、発言がやべーやつと揶揄されるコンポーザー/Gt.のタクミさん、片腕が真っ黒なDjent桃屋のGt. のぞみ君、チベスナマンDr. ふぃん君、そして月給50万らしいサポートBa. のゆうま君からなるこの5人からなるバンド。昨年はISSUMAELやWaveletsなど日本各地から定期的にプログレメタルコア/Djentを呼ぶような対バンイベントThe CIPHERも主催していて話題性も上がってきており、Oceans Ate AlaskaやSigns of the Swarmなど海外の強力なバンドとの対バンもあって実力は折り紙付き。

 個性の強いメンバーたちですが、人間的な温かみが削ぎ落とされた硬質な0にこだわったDjentサウンドと、聞いただけで体調を悪くさせることが出来る(らしい)ベースドロップと、Vo.いちかさんの熱量あふれるMCには定評があります。今回の初来阪でもその破天荒なパフォーマンスに期待しましょう。


⑥Bloom in the Crevasse

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 昨年11月に初来阪を果たして僕や僕の友人を震撼させた、注目度が高まりつつある東京ダウンテンポメタルコア。今回の出演アクトの中でもっともチューニングが低いです。前回の大阪でもそうですが、スローテンポで刻まれるメタリックなサウンド、心理的不安をあおる曲間をつなぐSE一音一音からも、彼らのゆがんだ世界観が垣間見えてきます。また、昨日Signs of the Swarmの来日公演もサポートし、今後も引っ張りだこになるかもしれないバンドですね。

 今回縁あって当企画にてアルバム「Alter Ego」をリリース&ロングセットにてアルバム収録曲を多めにやってくれるそうです。関西のオーディエンスが彼らのアルバムの世界観をいち早く体験することが出来るのでこの機会を逃さないようにしましょう。

最後に

 今回の企画はがっしーの縁がなければおそらく実現しないアクトになったかと思ってます。改めてここで出演を快諾して頂いたバンドの皆さんにお礼申し上げます。

 開催まで残すところわずかですが、それでも当企画の本気が伝わったかたは、是非お早めの予約をお願いいたします。すでに予約済みの方も、周囲の興味がありそうな人や友人に声を掛けていただけると本当に助かります。

 当記事にリンクの貼ってある取り置きフォームはまだ受付中ですが、ライブ当日の12:00で締め切りますのでご注意ください。各バンド・僕含む主催者へのご連絡/取り置きは多分オープン前までやってると思います。

それでは2月29日、心斎橋火影にてお待ちしております。ここまでお読みいただきありがとうございました。

追伸

また、僕の個人企画「Stay Nerd, Stay Emotional」も11月22日(日)でやらせていただく運びとなりました。出演アクトも会場も未確定ですが、こちらも今後の動きに要チェックで宜しくお願いします。

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