プレゼンテーション1

私たちが途上国の人々に伝えられること

こんにちは。
何気なく、自分が過去に書いたブログを見返していました。
バングラデシュで1年間生活をした時に書いたブログなのですが、国際協力に携わる者として改めて大切な考え方だと思ったので、ここでも少しご紹介したいと思います。
※以下の文章の中に登場する「エクマットラ」とは、バングラデシュでストリートチルドレンの教育支援を行う団体であり、私が一年間インターンとしてお世話になった団体です。

綿貫ブログ

当時の私は若干24歳。こんな経験不足な私に途上国で何ができるのだろう。
そんな風に思ったことがたくさんありました。

でも実はこんな僕にも途上国の人々に伝えられることがあったのです。
それは、母の教えです。

私は母子家庭で育ったので、大切なことの多くは母から学びました。
そんな母の教えを、私という媒体を通じてバングラデシュの人々に伝えられることに気づきました。

先日とある学会でちょうど同じような議論を行いました。
そのテーマは学生が途上国でできることとは何か?というものです。
その中で、ある大学院生の言葉がとても印象的でした。

何もできない私が途上国で何かやろうと思ってもそれは自己満足だ。
そう思って、学部時代の私は途上国での活動を諦めてしまった。
でも今とても後悔している。学部生にはそんな理由で貴重な経験を諦めてほしくない。。

同感です。たとえ若くても、皆さんが途上国でできることはあります。
それは、あなたという媒体を通じてあなたと関わってきた人たちの思いを伝えることです。これさえできれば、とても大きな貢献だと思います。

みなさんはどんな風に途上国の人たちと向き合っているんだろう。
いろんな人たちの経験談を聞いてみたいな。

ノート担当:綿貫竜史(バングラデシュ)



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