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アリからゾウまで︕多様な動物が存在する多摩動物公園のおすすめスポット


多摩動物公園とは

 多摩動物公園は1958年に誕⽣した、柵がないことを観覧の基本とした⽇本で最初の動物園です。50haを超える世界屈指の広さを持ち、豊かな⾃然の中で約300種類の動物たちがくらしています。これまでに世界初のライオンバスや昆⾍⽣態園など、他の動物園にはない画期的な展⽰を⽣み出してきました。他の動物園ではあまり⾒かけないトナカイやオオカミ、コウモリなどの希少な動物たちを近くで⾒ることができるのが多摩動物園ならではの魅⼒のひとつです︕

 これから、多摩動物公園の訪れるべきスポットを紹介します︕

ご利⽤案内

〇入園料
一般;個人600円、団体(20名以上)480円、年間パスポート2,400円
中学生;個人200円、団体(20名以上)160円、年間パスポート無し
65歳以上;個人300円、団体(20名以上)240円、 年間パスポート1,200円

〇開園時間
9時30分〜17時00分

〇休園⽇
⽔曜⽇(⽔曜⽇が国⺠の祝⽇や振替休⽇、都⺠の⽇の場合は、その翌⽇
が休園⽇)、年末年始(12⽉29⽇〜翌年1⽉1⽇)

〇アクセス
交通公共機関を利⽤される場合;
 京王線、多摩モノレール「多摩動物公園駅」下⾞、徒歩⼀分
⾞を利⽤される場合;
 中央⾃動⾞道「国⽴府中IC」から約20分

昆⾍園

 昆⾍園は昆⾍館本館と⽣態園の2つの建物に分かれています。昆⾍館本館には「ハキリアリ」や⽊の葉によく似た⾊や形をして隠れている「オオコノハムシ」など、様々な種類の珍しい⾍がたくさんいます。⽣態園には、⾊とりどりのチョウがたくさんいます。
 それだけではなく、ふれあいコーナーがあり、実際に⾍とふれあうこともできるので、ぜひ多摩動物公園に⾏ったら⾍とふれあってみてください︕

ニホンザル

 多摩動物園には、メス36頭、オス32頭計68頭のニホンザルが野⽣に近い状態で飼育されています。そのため、サルの群れに必要以上に介⼊することなく、⼀定の距離感を保ち、⽇々の飼育をしています。 ニホンザルにはボスザルはいません。しかし、群れの雄ザルには優劣によって順位があります。ちなみに、サルというと⽑づくろいをするイメージがあると思いますが、この⽑づくろいは親愛を⽰し、あいさつや取引などにも使っており、順位制を守るために、役⽴てられています。
 多摩動物園を訪れればニホンザルの⽣態を⾄近距離で感じることができるかも・・・︕︖ぜひ⽴ち寄ってみてください︕

ライオン

 多摩動物公園には14頭のライオンが飼育されています。1964年5⽉から世界初のサファリ形式としてライオンバスが運⾏されています。ライオンが⾄近距離にいるという貴重な体験ができます︕近くで⾒るライオンは⼤迫⼒です︕

 近くで⾒れるからこその発⾒がたくさんあるかも…︕︖

ゾウ

 多摩動物公園ではスリランカゾウの「アヌーラ」と「アマラ」の⼆頭を飼育中です︕広⼤なゾウの運動場が⽤意されていて、砂浴びの姿や、トレーニングをしている姿、さらにはプールに⼊っている姿まで⾒られるかも︕

 近年⼤きく数を減らしているゾウですが、私たちにもできることがあります。⾷べ物を残さないこと、⽣き物に配慮した商品を選ぶことなど、できることからはじめてみましょう︕

お⼟産ショップ「コレクション」

 動物園の正⾨を⼊ってすぐのギフトショップです。展⽰動物を中⼼に、オリジナル商品を多数販売しています。お⼟産が買えるのはこの⼀か所しかありません。取り扱っているぬいぐるみの数は30種類以上︕⼤きさも種類も様々な動物のぬいぐるみが販売されています。他にもここでしか買えないかわいいパッケージのスイーツ、動物の⽂房具、図鑑、Tシャツなどが販売されています。

コレクションで販売されているキリンのぬいぐるみ

多摩動物公園の周辺おすすめスポット︕⼦どもが楽しめること間違いなし︕「キッズパークたまどう」

多摩動物公園の他に、周辺には⼦どもの遊び場があり、⼦ども連れには⾮常に充実した環境になっています。多摩動物公園駅には、京王電鉄直営の鉄道ミュージアム「京王れーるランド」があり、運転体験や⾞掌体験、展⽰など貴重な体験をすることができます。そして、⽊とふれあいながら遊べる「HUGHGU ハグハグ」も周辺のおすすめスポットです。すべり台やトランポリンなど体を使って遊べる遊具が充実しています。まるで森の中での探検のように⼦どもたちの好奇⼼をさそいます︕

多摩動物公園周辺の施設

最後に・・・

 多摩動物公園では⼩さい動物から⼤きな動物、さらにここでしか⾒ることのできない希少な動物まで勢ぞろい︕広い敷地と多種多様な動物たちがいて、時間が⾜りないくらい⾒どころ満載な動物園です︕
 周辺には⼦どもが遊べる施設や、⽊々に囲まれたレストランなど、⼦どもから⼤⼈まで楽しめる素敵な場所も・・・︕ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか︖

<出典>
・多摩動物公園「多摩動物公園公式サイト」
  https://www.tokyo-zoo.net/zoo/tama/
・東京ズーネット「意外と知られていない? 放飼場へのライオンの出し入 れ作業」
  https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?link_num=27356

記事制作:2023年度 001班