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本当は怖いナンピンの歴史!これを知ってもまだやりますか?

ハローみなさまごきげんよう!FX5年目のフィアナです

このブログでは私の経験をもとに、大切なことを分かりやすくお伝えしていきます!

私はリスクが取れない性格なので毎日安定した利益を追求しながら、現在は月利20%でシステム運用をしています!

このブログを毎日読んでくれている皆様が、安心して沢山の利益を得ていけるお手伝いが出来たら、フィアナも幸せです!


今回のテーマは『ナンピン』についてです。

あなたがFXで含み損を抱えたとき、ときどきこう思うことはありませんか?

「もしかしたら、また上がるかもしれない…ちょっと下落しただけだし、ここでもう少し買っとけばいいんじゃない?」

そんな考え、実はすごく危険なんですよ。それが「無限ナンピン地獄のはじまり」です。

この記事では、ナンピンのリスクと、将来の取引で大損するリスクを避ける方法紹介します。

ぜひ最後まで読んでいってください!

本当は怖いナンピンの歴史!これを知ってもまだやりますか?

FXでは「ナンピン最強説」がささやかれたりもしますが、本当にそうでしょうか?

ナンピンは元々、株式市場で使われていました。

株の価格が下がったとき、それをもっと買って、平均購入価格を下げるという戦略です。

そしてその考え方が、今ではFX・仮想通貨の世界にも広まっています。


しかし、そもそもナンピンが通用してたのは過去の株式市場だったからなんです。

話はちょっと遡って、バブル時代。


当時、証券会社の営業マンは、顧客が保有している銘柄が下がったときに、

「ナンピン買いをしましょう。そうすれば平均の購入価格を下げられますから」

とお客様に提案していました。


それが正しいセールスだと、みんなが信じていたからです。

それもそのはずで、バブル期の株式市場では、含み損を抱えた銘柄でも買い増ししておけば、平均の購入価格が安い分、株価が戻ったときに大きな収益となるという状況でした。


今では信じられない話ですが、当時は株価というのは必ず上がるものだと誰もが考えていたし、証券マンも大した分析をするまでもなく、とりあえずナンピンさせておけば顧客の利益は出るし、何より自社の利益にもなるという考え方だったんです。


「どんなに含み損があっても、必ず上がるからとりあえずナンピンして絶えましょう」

そんな言い分、今となっては通用しません

この考え方がいかに甘く危険なものか、何となく想像はつきますよね?


これがナンピンの歴史的背景です。

ここからは、FXにおけるナンピンについて具体例を交えて見てみましょう。

FXにおけるナンピンは、ある通貨を売買して含み損が出ている状態で、さらに買い増し・売り増しをすることを指します。

マイナスが出ている状態でさらにポジションを増やしておくことで、チャートが思惑のところまで戻ってくれば、これまでの損失を打ち消すことができるわけですね。

価格が上昇すると思ってロングしたら、思惑と違ってチャートが下がりはじめました。

みるみる含み損が増えていきます。

そこでナンピンを繰り返していると、そのうちチャートが戻してきて含み損が消え、少し利益がのったところで全決済。

最初に抱えていた含み損が打ち消され、逆に少しだけ稼げてしまっています。ナンピン成功です!


これだけ見てると、「やっぱナンピンっていいものじゃないの??」って思ってしまいますよね。

これがナンピンの恐ろしいところです。

具体的な数字を出しながら解説していきます。


例えば、ドル円を100円で1ロット買い、99円・98円でそれぞれ1ロットずつナンピンしたとしましょう。

・100円で1ロット

・99円で1ロット

・98円で1ロット


なので、100+99+98÷3ロットで99円

この場合、買いの平均取得単価が下がり、99円になるわけです。

つまり、価格が99円まで戻ってきた時点でプラスマイナスゼロになり、99円を超えれば利益です。

実際にはスプレッドやスワップも加味しないといけませんが、ここでは一旦無視して話していきますね。

この場合99円まで戻ったからいいとして、さらに97円・96円・95円…と下落が加速したらどうなりますか?


想定よりはるかに大きな含み損になるのは目に見えています。

ナンピンは分割で何度もロットを追加していくことになるので、急に相場が大きく動いたときに一気に資金が減って最悪強制ロスカットが発生してしまうことも考えられます。


特にFXでは、予測不能な価格変動リスクはつきもの。

経済指標や要人発言による一時的な価格の急騰急落は普通に起こります。

ナンピンでロットを増やすということは、そういった価格変動を受けるリスクも単純に2倍、3倍、5倍、10倍と増えているだけだと理解しましょう。


平均取得単価が下がるからトレード的に有利だと錯覚することが、無限ナンピン地獄に陥る原因です。

そもそもナンピンという手法自体、徹底した根拠・資金管理・メンタルが重要なので、プロ向きの手法です。

初心者が安易に手出しすると全損しかねませんので怖いですよ…


参考までに実際にナンピンをして強制ロスカットになってしまうパターンをご紹介します。

これは誰が見ても下降トレンド相場です。

しかし1度ナンピンに成功して味をしめてしまうと、このような明らかな下落でも「そろそろ上がってもいいころかも…」と、トレンドの波に逆らって追加ポジションをどんどん立ててしまうんですよね。


「そんなバカな!」と思うかもしれませんが、誰にでもこのような事態になる恐れがあります。

ナンピンすれば勝てるという変な癖(思考)がついてしまうと、本来いちばん重要であるトレード技術の向上がなくなります。


痛い目にあう前に、ナンピンに対する正しい理解と判断をしてくださいね!

まとめ

ナンピンは一見魅力的な戦略に思えますが、実は大きなリスクをはらんでいます。

そこには緻密な資金管理やら根拠やらが必要なので、初心者には不向きなんです。


そもそもFXのような短期売買をメインとする取引であれば、本質的なトレードスキルさえあれば、十分勝てます。

高勝率、エッジの効いた場面はいくらでもやってくるので、そこでロット上げてエントリーしていけば、シンプルに資金は増やせます。


わざわざナンピンのようなハードな手法を駆使する意味がありません。

決して急がず、一歩一歩着実にトレードスキルを上げていくことをオススメします!


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フィアナでした!

Bye bye!have a nice day~♡

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今回の記事も最後までお読みいただきありがとうございました。

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