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高千穂峡へ ~都農ワインの続き~

不要不急の外出が自粛となっています。自粛前に行った楽しい思い出を振り返ります。

先月投稿した都農ワインへの訪問。その日は延岡市まで戻り一泊。
次の日は阿蘇方面へ、目的地は高千穂峡。
結婚する前、遊びに行きたいと言いつつ、行けてなかった高千穂峡。結婚25年経っての初訪問。
新型コロナによる外出自粛要請も出ていない中だったけど、人混みを避けての山間ドライブ。高千穂峡は人気の観光スポットだけど、やはり人影はまばら。貸しボートのネット予約もすんなりだったし、実際に当日早く到着すると、時間前倒しでボートに乗ることができた。普段ならこんなことないんだろうな。

さて、待ちに待った高千穂峡。峡谷の上から眺めても素晴らしいけれど、ボートに乗って水面近くのレベルから見ると別格です。とても素晴らしい。水が澄んでて、マイナスイオン出まくりだと思う。浸食され見たこともない形状になった岩に囲まれ、静かに水面上をゆれる。
神々しい感じや清々しい感じが相まってなんとも不思議な水上30分でした。

200314 高千穂峡02_note

峡谷には鴨ちゃんたちがいます。
餌をもらいにボートに寄ってきます。可愛らしいです。

コロナが収束したら、またたくさんの観光客で賑わうんだろうな。
行ったことがある人も多いでしょうが、また行きたくなりませんか?
行ったことがない人は、行きたい行きたいと思ってませんか?
・・・行くべきです。そのためにもコロナをやっつけましょう。

※書き漏れコーナー ~ワインの樽熟成~
都農ワインを見学させてもらった時に、熟成樽の倉庫にも案内していただきました。同じワイナリーの同じぶどうのワインでも、ステンレスタンクを使ったものと、樽で熟成させたものと作り分けているところがあります。
私はウイスキーも好きなので、ワインも樽の香りを含んだものが美味しいなと感じることが多いのです。
で、樽熟成させることは、見方を変えれば、ぶどう本来の味を隠してしまうことにならないのか、味をごまかすことにつながらないかという疑問がわいていたのです。
案内いただいた醸造家の方がとても親切だったので、思い切って聞いてみたのです。「樽熟成はぶどう本来の印象を弱めてしまうのではないか」と・・
答えてくれたのは
「ぶどうは料理で言えば、素材に近い。その素材で料理の良さの基本は決まる。そこで、熟成のさせ方は味付けのようなもの。お肉料理でいえばどのようなソースをかけるかで違った料理になる。ワインにも、ステンレスタンクはステンレスタンクとしての良さがあり、オーク樽にはオーク樽としての良さがある。もっと言えば、オーク樽もバージンのものと、2年目、3年目のもので違う特徴がある。どのような味のワインを作るかという意味で、ステンレスタンクを使うのもオーク樽を使うのも醸造家の腕の見せ所なんです」と。
聞いてみれば至極当然なんだけど、醸造家から直接聞くと、そこには深くて緻密な技術とただならぬ思いが詰まっているようでした。
これからも色々なワインを飲んでみたいです。地酒ですから気軽にね。

200313 都農ワイン樽_note


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