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エースバーンVmax〜爆弾は友だち〜

お世話になっております。ふみです。

シティリーグS3が中止になってしまいました。そのため、シティに持ち込みたかったけど使う機会を失ったエースバーンデッキを備忘録としてまとめたいと思います。

●エースバーンVmaxについて

エースバーンV

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優秀な特性を持ち、溶接工を使用することで後1から140ダメージを出すことが出来る。140ダメージを出すことが出来れば、大体の非GX・Vを倒せます。また、先行でサポートが使えないので、後1に相手のバトル場のポケモンを気絶させて勝てる可能性を持っている。
中盤以降、敢えて進化させずにベンチに待機させ、バトル場のポケモンが気絶した後の逃げ0要員としての顔もあり、使い勝手がいいカード。

エースバーンVmax

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HP320から放たれるカウンターと素点170+火傷のダイカエンダマ。どちらも優秀な技です。ただし、高打点を狙って出すことが出来ないので、ワンパンで相手を倒していく爽快感はありません。全ての技が溶接工と炎エネで宣言できるのは、4エネ要求の炎のTAG TEAMとの大きな違いだと思います。

個人的なエースバーンV/Vmaxの評価は以上になります。

続いて、エースバーンVmaxを使用する上で欠かせないと考えているカードの紹介をします。

●エースバーンVmaxを支えるカード

ジャイアントボム

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どうみてもサッカーボールです。エースバーンがゴール(相手)目掛けて蹴りたがってます。
相手が起爆してくれた場合、カウンター(210以上)と合わせて大概のポケモンを一撃で倒せます。相手が上手くかわしてきた場合は、後述する「すごいきずぐすり」と合わせて確定数をずらしましょう。

すごいきずぐすり

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エースバーンが試合間に飲む飲み物です。
カウンターは、受けたダメージを参照する技です。逆鱗と違って回復してもダメージが減ることはありません。そのため、エースバーンを使う上で回復手段を入れない理由はありません。HP320が回復する時点で相手からしたら嫌だと思います。エネのトラッシュについてもカウンターが2エネで宣言できるため、デメリットはほとんど感じません。

エースバーンを使う上で相性が特に良いと思ったカードは以上です。

●デッキレシピ

デッキレシピは以下の通りです。

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デッキコード「gnnn9Q-NtiL6m-QLggHn」

ピン刺しのカードを最低限に抑え、対戦で1度使うカードは2枚採用にしました。こうすることで盤面の再現性が高まり、安定した戦いができるようにしました。再現性が高く、安定した戦いが出来ることからシティリーグで使っても戦えると感じ、このデッキを使おうと考えていました。

●ポケモン 18枚
エースバーンV/Vmax 3-3
Vmaxを各対戦で2枚は使うと想定して3-3での採用です。4-3で採用してるレシピも見ますが4枚目の枠がありません。
回復しつつ、HP320を2枚押し付けるのが理想です。

・ヒードランGX 1
このデッキのサブアタッカー兼フィニッシャーHP320のエースバーンVmaxが倒されにくく、盤面にエネルギーが溜まりやすいため250〜300といったTAG TEAMを一撃で気絶させられるダメージを出しやすいカードです。使うのはゲームの中盤以降のため1枚で良いと判断しました。
エースバーンVmaxと組み合わせて、3-2-3を押し付けるのが理想です。

ボルケニオン 1
このデッキが後攻でもしっかり戦える理由は、ボルケニオンがあるからです。
積極的に使うのは後攻の時のみなので1枚です。ダイカエンダマで火傷込み190で倒しそびれたポケモンを「こうねつばくは」で倒せるので後1以外でも使える場面があります。

ロコン/キュウコン 2-2
ベンチを呼び出すカードが乏しい環境のため炎タイプの殆どが採用してると思います。採用しない理由も特になかったので、右に倣えで採用しました。1枚立てばいいので2-2での採用です。

ジラーチ 2
溶接工やジャイアントボム、すごいきずぐすりなど、触りたいトレーナーズが多いので潤滑油としての採用。1枚使えればいいので2枚にしました。(個人としては、ジラーチは信用してない)

デデンネ 2
溶接工を触りにいったり、エースバーンを進化させたり必要なカードを探すための山掘り要因。縦に6枚掘れるのは強い。1枚しか使いたくないが、サイド落ちや事故回避のため2枚にしました。

ミュウ 1
「ベノムシュート」や「タッグボルトGX」、「スピットシュート」からベンチを守るカード。エースバーンVmaxに150置かれたままにすると170技で落ちます。これらの理由からベンチ狙撃のケアは必要だと思い採用しました。使わないマッチではコストにします。

カプ・レヒレ 1
ズガドーンが流行り過ぎてるので採用していたが、思わぬところにも刺さりそうです。それが「パルスワンV+アーゴヨン」です。強いデッキタイプであり、今後増えると感じています。ズガドーンと合わせて勝ち上がった先で戦った時に1枚で有利になれるカードがあるのは、精神的にも安心できます。不要ならコストにしましょう。
カプ・レヒレについては、書きたいことがあるので後述します。

●サポート 6枚
溶接工 4
炎は4枚からデッキを組むものだと思うので4枚です。1枚使えばほぼ確実にエースバーンVmaxが動けるのでどれだけ早く使えるかが鍵になります。

博士の研究 2
溶接工4枚だけでは事故が怖いです。また、中盤以降に必要なトレーナーズを探すためのカードです。後1ならボルケニオンでエネ加速できるので、使う場面は意外と多いです。

●グッズ 21枚
クイックボール 4
エースバーンVmaxとキュウコン以外の全てに触れるカード。4枚以外の採用理由がないです。

ポケモン通信 4
進化のお香よりも触れる範囲が広いため、ポケモン通信を4枚採用した。ミュウやカプ・レヒレを戻してエースバーンVmaxに進化させることが多い。トップで引く可能性があるので、ポケモンを手札に残すプレイをよくします。

エスケープボード 2
ジラーチの愛車。逃げ1のポケモンに雑に付けることが多い。

ポケモン入れ替え 4
ボルケニオンを下げたり、ヒードランを下げたりするカード。何かをバトル場に縛られて負けたりを防げる。盤面の再現性をあげるための4枚採用。

炎の結晶 3
キュウコンの特性で使ったり、すごいきずぐすり使ったり、炎エネを沢山使い回したいので3枚。4枚目か炎エネの13枚目が欲しい。

すごいきずぐすり 2
前述の通り。

ジャイアントボム 2
前述の通り。

●スタジアム 3枚
巨大な竃 2
序盤に1枚使えればいいので、2枚で足りると判断しました。3枚目を入れるなら、混沌のうねりが怖いので火打ち石を採用します。

ヒートファクトリー♢ 1
序盤に使えると嬉しい1枚。混沌のうねりが怖いのでさっさと使うか、竃を使うためのコストと割り切るのも1つです。

エネルギー 12枚
13枚欲しいけど、枠がないです。12枚でもやりくりできてるので12枚で頑張ってます。

以上が60枚の内訳です。基本的に使うカードだけで構成されており、特定マッチでしか使わないカードはコストとして使います。
また、序盤から強いカードを使って押し切りたいので、中盤以降に使うカードは抜きました。

●不採用カード
バイウールーV
3から取られるデッキのため、中盤以降にエースバーンVmaxが出せない210以上を出せるカードです。採用しなくても戦えるので今のところ積極的な採用はしてません。

フラダリ♢
現環境で流行っている超軸のミュウツー&ミュウGXデッキが、エースバーンVmaxをワンパンしてくるカードとして「ウルトラネクロズマGX」が考えられのでそれをロストに送るのも1手だと思い悩みました。確実に山から触る手段がなかったので見送りました。

大きなお守り
ワンパンされる技が弱点くらいなので、切りました。今の水タイプは雷弱点で極端に数が少ないので序盤以外では当たらないと考え抜きました。、

マリィ
自分が事故ってしまいそうだったので抜きました。

リセットスタンプ
先行逃げ切り型のデッキなので抜きました。

マオ&スイレン
120回復できるので最初は入っていました。しかし、使うカードがほとんどで2枚のコストを用意するのが難しく諦めました。また、サポ権を切らないすごいきずぐすりの方が優れていると感じました。採用する場合は、ポケモン入れ替えの4枚目として採用する可能性が高いです。

・カプ・レヒレ(以下、レヒレ)について
現環境で個人的に強いと思ってるカード。
ズガドーンや上述した「パルスワンV+アーゴヨン(以下、パルスワン)」に有利なるカードだと思っています。ズガドーンにはそもそも不利であるので抗うためのカードの側面が強いです。
パルスワンに強く使える理由は以下の通りです。
パルスワンは最初の技として「そうでん」を宣言することがほとんどです。
こちらが後攻であれば、後1「ネイチャーウェーブ」⇨先2「そうでん」⇨後2「ネイチャーウェーブ」でほぼ確実にパルスワンを気絶させることができます。先行だとしても、エースバーンを育てつつ100点を置くことができます。当デッキでは、パルスワンをワンパンすることはほぼできません。そのため、メインとなるアタッカーを使わずに戦えるのは明らかな強みだと思っています。
このレヒレが強く理由については、2/16に参加したハイドアウト道場でデッキ相談をした時にお聞きしたもので目から鱗でした。

●デッキ相性

・3神ザシアン 有利
先後に関係なく有利と考えています。オルタージェネシス込みアルティメットレイにはジャイアントボムを合わせればダイカエンダマで倒しやすいです。
最近は、鋼鉄のフライパン不採用のレシピが多く、ザシアンVに対しては弱点で処理が楽と考えてます。
最近数が減ってるのでシティリーグで1戦するかどうかだと考えていました。

・ピカチュウ&ゼクロム 微有利
現在のピカゼクはサイドを3-2-2で取らせる形になりきれておらず、ヤレユータンやジラーチが入ってることが多いです。これは、3-2-1でサイド進行すればいいので、「ピカゼク+デデンネ+非GX・V」で勝てます。
3-2-2とサイド進行させるデッキは、コケコVやパルスワンVなどエースバーンがワンパンできないカードの相手をする必要があるので面倒です。ただし、これらのVポケモンはジャイアントボムを交わしにくいのでジャイアントボムを絡めて戦いましょう。難しそうなら、ヒードランGXで早めに倒しましょう。最後にデデンネを倒そうとするとリセットスタンプでハンドを細くされて呼び出しにくくなるので、先にデデンネを処理するのも1つだと考えています。

・超軸のミュウツー&ミュウGX 微不利
流行りの超MMはマリィ+ナイトウォッチャーでぐちゃぐちゃにされるので要求カードが多い炎は不利だと考えています。エースバーンVmaxが3エネで技宣言が出来るので、1手噛み合えば間に合う可能性があります。しかし、ウルネクがほぼ入っており終盤にワンパンされてしまうので、微不利と考えています。
ハンドが噛み合うのであれば1-2-3とかでサイドを取りたいです。

・ズガドーン 不利
要求値が高いとはいえワンパンされるのでキツイです。レヒレ-Vmax-Vmax と押し付けてバーストGXで負けるサイド1枚の状況を作らないようにしましょう。
サイド2枚取れるポケモン(ザシアンVなど)が居ないわけじゃないので、確実に裏を呼び出せるようにする必要があると思います。

・LO系統 不明
対戦経験がないので不明。世間的には、キュウコンで裏を呼び出して戦うらしい。

・エースバーンVmax 不明
回復リソースの数次第だと思います。先殴りして、事故らずに回復した方が勝つと思います。

以上がデッキ相性についてです。事故を極力減らしたため一方的に負けることは少ないと考えています。

3月以降、環境がガラリと変わることが予想されるため、2月のシティリーグで使用するのが理想でした。しかし、理想としてきたシティリーグが中止となってしまい叶いませんでした。

ベースについては、綺麗にまとまったと思います。なので、反逆クラッシュのカードと組み合わせてブラッシュアップしていこうと思っています。

以上、
エースバーンVmaxデッキの紹介記事でした。ここまで読んでくださった方は、ありがとうございました。
何か質問やアドバイスありましたら、Twitter(@f_pokeca)までお願いします。

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