【書評】破壊的新時代の独習力

こんばんは、Fhirooです。

今日は最近読んだ『破壊的新時代の独習力』についてレビュー致します。

本書の要点は以下の通りです。

前段

デジタル化とグローバル化が、仕事の内容を激変させている中で、日本人ビジネスパーソンは、どうすれば、生き残り、繁栄し、ワーク・ライフを充実させることができるのでしょうか。特に、新入社員をはじめとする若手社員は、何を身につける必要があるのでしょうか。少し前であれば、先輩たちから学ぶという手がありました。しかし、もはやその手は通用しません。先輩たちから仕事のやり方を学んでも、そのやり方では、マシン(ロボット・AI)や外国人やもっと若い人たちに太刀打ちすることはもはや無理でしょう。本書では必要な3つの能力と、その身に着け方を解説しています。

能力①

自分で問題を設定する能力で、それはWHYと WHATと HOWを使いこなすことです。WHYは「なぜそれが必要か」ニーズをたずねる疑問符です。WHATはそのニーズを満たす「能力は何か」をたずねる疑問符です。HOW はその「能力をどうやって形成し、活用するか」をたずねる疑問符です。この3つの疑問符を、WHAT/WHY/HOW やWHY/ WHAT/ HOWやHOW/ WHAT/WHYのように順序をかえて用います。これらの質問を自分に発して自分でこたえる、つまり、自問自答が第1のポイントです。

能力②

情報をつなぐ能力です。本書で提案する能力は、「情報をつなぐ力」「情報をつないで情報パタンや物語をつくる力」です。情報をつなぐ力について、「専門性(専門力)」「統合力」「連携力」の3つに分けて解説しています。

能力③

「作戦をたてて人々を動かす」能力です。サッカーなどの団体スポーツで、作戦をたてて、チームが一丸となってゴールを目指して作戦にそって動くというあのイメージがビジネスでも必要です。コツは、「作戦の立て方」と、「作戦で人々を動かすこと」の2つです。

全体を通じて

主題の独習力を具体的に解説していますが、やはり実践が必要です。本書を読んだだけでは、独習力は身に付きません。日々の仕事で実践していく大切さを実感できたことは大きな収穫です。これからも仕事を頑張ろうと思えました。

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