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スペイン料理屋のインテリア用に絵画を額装しました。

額縁をインテリアとして飾る際の考え方

桜に緑が色付き、夏の入り口を感じる季節。
半袖で外出したくなるような気温になってきましたね。

ニュー新橋ビルは常に26℃

そんな温かさを感じる今日、さらにホットな額装ネタをお届けいたします。

スペイン料理屋のインテリア額装

今回は、「スペイン料理屋に飾る絵の額縁が欲しい」というお客様。
スペインというと何を思い浮かべるでしょうか。

赤と黄色が印象的なスペインの国旗

筆者、実はスペインへ訪れたことがあるのですが、年中暖かく人々は皆陽気で自由。旅行のパンフレットには「情熱の国」や「太陽の国」といった言葉が並ぶ印象を持っております。

そんな「情熱」と国旗の大部分を占めている「赤」を今回は拝借して額装提案をさせていただきました。

全体の色を合わせることで、より雰囲気を感じるインテリアへ

絵を強調させるのではなく、絵と調和する

絵も額もマットも赤色

今回、いかにも"スペインらしい"情熱的なダンサーの絵をお持ち込みいただきました。
特に印象的なのは、スカートの赤色。
"スペインらしさ"を感じる一番のポイントだと思います。

お店に飾るインテリアということで、お客様もかなり悩んでおりましたが、
スペインやイタリアから直輸入額縁を扱う、ARMO社のこちらでオーダーすることに

ARMO ADR-DR

赤茶にヴィンテージ風の木目加工、スペインにぴったりの額縁です。

ここで問題が1つ。
マットをどうするかという問題です。

絵が赤色、額縁も赤色なのでマットの色は赤系を避けるのが一つのセオリーかと思います。
思い浮かぶのは白黒、そして捕色の緑。
すべて当てはめても、なんともしっくり来ませんでした。

そこで赤色を提案。
額とマットと絵全てが赤色の場合、全体像がボヤけるといった懸念点があります。

額の左下の部分
右上

部分的に見てしまえば左下はやや重い印象ですが、
その他の位置では絵の白色がマットとの境界面にメリハリを出してくれています。

フレームとマットを同系色にしつつも、スペインらしく「情熱的」な赤というテーマに沿った「統一感」のある額装になったかと思います。

全体はボヤけているのに指は力強くくっきり。
個人的にこの絵好きです。笑

【新橋の額縁屋】
フレームハウス FABRI

ファブリでは絵画や写真の額装だけでなく、お客様のご要望にお応えするべくさまざまな商品・サービスをご用意しております。こちらに記載のない商品や作業にも対応致しますので、お気軽にご相談ください。









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