【 MTG:パイオニア】青単スピリット!、青白スピリット!、バントスピリット!スピリット最強は誰だ!?【〜機械兵団の進軍:決戦の後に】
■青単?、青白?、バント? どれが強いの?
結論から言えば、どれかが突出して強いわけではありません。いや、これは日和ったわけではなく、マジで全部同じくらいのデッキだと思ってます😨
ただ、個人的に【青単スピリット】と【青白スピリット】は親戚で、【バントスピリット】は全然別デッキです。まずはそこらへんをご説明します。
【青単スピリット】と【青白スピリット】には「執着的探訪」が採用され、軽量カウンターは6枚前後と多めです。
『「執着的探訪」つけて殴ってカウンター引きまくれば勝ちや!お前には何もさせへんで🤛』という設計思想ですね。
対して【バントスピリット】は「執着的探訪」が採用されておらず、軽量カウンターが3枚程度に抑えられています。また、メインから「スカイクレイブの亡霊」も採用されていますね。
これは至極当然の話で、【バントスピリット】は「集合した中隊」を採用したデッキなので、クリーチャー以外のカードを大量には入れることが出来ません。
なので必然的にカウンターの枚数は少な目になり、代わりに「集合した中隊」から登場した際、盤面に干渉可能な「スカイクレイブの亡霊」が入ってくるわけです。
そして言わずもがな、「スカイクレイブの亡霊」の採用理由である「集合した中隊」は、使うだけで(基本的に)アドバンテージを得られる最強クラスのカードです。
【青単スピリット】、【青白スピリット】がカウンターを軸にした妨害一辺倒のデッキだとすれば、【バントスピリット】は妨害、除去、消耗戦の何でも出来るオールマイティなデッキですね。
つまり、【バントスピリット】は「我は妨害で敵の動きを阻害し、除去で盤面の脅威に対処し、消耗戦すら征する‼️(天下無敵)」って感じですね。
ただ、このオールマイティさは強みであると同時に弱みでもあります。妨害も除去も消耗戦も出来るとは、妨害も除去も消耗戦も中途半端と同義です。
例えば【青白コントロール】、【ロータスコンボ】、【ワーム独創力】には、除去である「スカイクレイブの亡霊」はバリューが低いカードです。引いても大して活躍しません。
除去が有効な【白単人間】等に対しても、除去の総数が限られていることもあり、ゲーム中、除去を引かずに殴り負けることもあります。
「集合した中隊」は、まあ、「集合した中隊」です。MTGをカードゲームからガチャに変える相当愉快なカードであり、ガチャとは外れるものです。
要するに、【バントスピリット】は一歩間違えると「僕は妨害も出来ないし、除去も出来ないし、消耗戦も出来ない💦(クソ雑魚ナメクジ)」になることがあります。
総括するとデッキパワーだけ見ればスピリット界最強な、ランダム要素をプレイに組み込める上級者向けのデッキという認識です。
結論:【バントスピリット】はオールマイティで、ピーキーな、上級者向けデッキ!「バンスピを極めるぜ!」って人だけ使おう!
さて、それでは【青単スピリット】と【青白スピリット】の比較に移りましょう。
メインを見比べると【青単スピリット】と【青白スピリット】の違いは8枚ぐらいで、同じようなデッキなのが分かりますね。
強いて言えば、「ゴバカーンへの侵攻」、「呪文捉え」がある分、【青白スピリット】の方が【青白コントロール】に強そうです。
最大の違いはサイドボードです。
【青白スピリット】のサイドボードはほとんどが白いカードで、【青単スピリット】とは全く別物です。
【青単スピリット】のサイドボードには「消えゆく希望」が、【青白スピリット】のサイドボードには「ポータブル・ホール」が入っています。
【青単スピリット】のサイドボードには「祖先の象徴」が、【青白スピリット】のサイドボードには「婚礼の発表」が入っています。
。。。
結論:【青単スピリット】はサイドボードの選択肢が少なすぎ!【青白スピリット】を使おう!
まあ、しかし、お待ちください。
【青単スピリット】にもセールスポイントがあります。それは『土地からダメージを受けない』と『「隆盛するスピリット」と「不詳の安息地」が使える』です。
【青白スピリット】は「神聖なる泉」と「アダーカー荒原」という自分にダメージを与える(ことがある)土地を採用する必要があります。
シビアなライフレースが多くなるスピリットで、このデメリットは馬鹿に出来ません。
また、「執着的探訪」と「霊灯の罠」を採用する以上、1ターン目にクリーチャーを展開したいのですが、【青白スピリット】には「隆盛するスピリット」の代わりになるような1マナ域がいません。
「ランタンを携える者」が候補ですが、まあ、こんな弱いカード、なるべく入れたくないですよね?
「不詳の安息地」もスタンダードで禁止になっただけあり、とても強いカードです。確定アンタップインでありながら、3マナでアクティベート可能なパワー4。改めて書くと凄いですね。
【青単スピリット】を使ってる方は、「不詳の安息地」でライフを削り切った記憶が結構あるのではないでしょうか?
付け加えると「隆盛するスピリット」も「不詳の安息地」もマナフラ受けになるカードという共通点があります。
デッキパワーや対応力なら【青白スピリット】、堅実さや継戦能力なら【青単スピリット】と言えます。
結論:【青単スピリット】、【青白スピリット】はどっちも強み弱みがある。好きな方を使おう!
ちなみに【青単スピリット】は本当に【白単人間】に勝たないため、特に拘りがない場合、少しは【白単人間】に勝つ可能性がある【青白スピリット】を使うことを強く推奨します。
■まとめ
「とんずら」が1番強い!
「とんずら」が板!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?