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FGO第二部白紙化事件の真相を解明してみた。
割とガチめの考察です。
ミステリーの考察のため、シナリオ終盤の展開予想も含まれます。ネタバレになる可能性も少しはあるので気になる人は読まないようにしてください。
自分は二部はミステリーの分類だと考えていて、ノックスの十戒も適用されると考えてる。
— @セイレム考察垢 (@fgo0125890) November 3, 2022
だから犯人は人間で、かつ二部序章に登場した人物だと。
そんで、なぜ犯人は『いもしない敵を作り上げたのか?』がこの白紙化事件におけるホワイダニットだと思うのよね。 pic.twitter.com/DosMaQdgIU
先日、自分はマシュとホームズ犯人説をツイッターに投稿した。しかし、それでもまだ多くの疑問が残る。
マシュが犯人だとして、なぜカルデアの職員を襲わせたのか。コヤンスカヤや言峰神父といつどうやって接触したのかといった問題だ。
ぶっちゃけると、これらの問題は問題ではない。
この事件において、本当に必要なものは犯人役と動機のみ。
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ホワイダニット、つまり動機さえあれば魔術師ならあとはどうとでもできるという詭弁こそが地球白紙化事件の真相なのだ。
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要するに、この事件には真相(正解)と呼べるものは存在しない。あるいは複数存在するということ。
二部序章はおろか七章を控えた今現在においても白紙化事件を引き起こした異星の神の正体を誰も知らないのだ。容姿や動機、能力といった人物像から白紙化事件の概要すら、いまだに不明瞭のままである。
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それはなぜか?
それはこの白紙化事件が、それどころかこの物語自体が虚構だからである。
現実の中で見る夢、あるいは白昼夢と言い換えてもいい。ビーストⅦにとって重要なのは夢の中身ではなくカルデアを終わらせたという事実だけ。
つまり事件を解決しよう(物語を終わらせよう)という行為自体がそもそもの間違いなのだ。
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マシュが事件の犯人である。
あるいは他の誰か(二部序章の登場人物)に犯人役を押し付けるという行為は自滅にしかならない。だからビーストⅦには前提として勝利できる条件が存在しない。
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では、この事件はどうするのが正解なのか?
答えはただ一つ。事件、あるいは物語の解釈そのものを変えてしまうことだ。
要するに『これはミステリーで事件を解決する物語ですよ』という前提を書き換えてしまえばいいということ。
北極圏イベで白紙化地球について触れられたけど『単純な土地の変換等ではない』とのこと。
— @セイレム考察垢 (@fgo0125890) August 19, 2022
夏の特異点や"或る死体"の話の様に白紙化地球は『何も無い』というより、『必要なモノしか無い』と言った印象を受ける。 pic.twitter.com/7J5R1rPw99
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白紙化事件には二つの物語が存在する。
2017年12月31日二部序章で起きたカルデア襲撃事件ととある新年に起きたブルーブック世界の侵略。
この二つの物語は時系列や発生地点などに相違点はあるものの類似点も多く存在する。
被検体:E(複数のマスター)とクリプター
アメリカ合衆国と地球国家元首
侵略者(樹)と空想樹
90日間の侵略と90日間の虚数潜航
なら、これらを都合よく解釈して(入れ替えて)物語そのものを書き換えてしまえばいい。無の世界であるなら、多少の齟齬があっても問題はない。あとから付け加えたということにしてしまえばいいのだ。
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二部序章、カルデア襲撃事件の発端となった事象はAチーム解凍オペの失敗(不在証明)である。ブルーブックの世界に侵略者がやってきたのはE検体という原因が存在したから。
なら、そもそも解凍オペが成功していて、E検体は存在しなかったという事にしてしまえばいい。
E検体とAチームは複数のマスターという同じ属性を持つが結果は真逆なのだ。ならばそれらを都合の良い形に入れ替えてしまえばいい。
Aチームの存在証明さえできてしまえば、蘇生の必要がないのでそもそもクリプター(異聞の指導者)になる必要がない。カルデアにマシュ以外のマスターがいればスタッフの犠牲も防げる。
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同時にブルーブックの世界ではE検体(複数のマスター)なんていう原因は存在しなかったことにすれば、原因が存在しないのだから、次の検体がやってくることはない。
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合衆国の消滅後に侵略者はソラに消え、入れ替わりに世界は漂白されている。
なら合衆国を消滅させなければ侵略者は消えないし、アメリカ合衆国の人工衛星やマウナケア天文台も無事ということになる。
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地球国家元首とは要するに合衆国大統領ということ。ならブルーブックの世界を地球国家元首に、汎人類史側をアメリカ合衆国にすればいい。
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地球国家元首なら隣国を牽制、監視する手段など必要ないのだからソラからの侵略者へのプランも当然持ち合わせていることになる。これは第三異聞帯の始皇帝でも示唆されている。
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カルデアも虚数潜航での三カ月というタイムラグを無くして、襲撃者を迎え撃つことが可能になるという筋書きだ。
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他にも異星の巫女、Uちゃんもオルガマリーを依代にして介入が可能になるし所長の蘇生フラグにもなる。そして結果的にそうなっただけという異星の神とも交渉が可能になるかもしれない。
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空想樹、異聞帯という侵略者と向こう側の樹の侵略者。他にもブルーブック(失われない思い出)とホームズを入れ替えたり色々と思い付くがキリがなくなるのでストップ。どう解釈するのかは本編でのお楽しみということにして。
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カルデアの者からのロマニ復活もあり得る?
この様に互いに類似した属性を交換して、都合のいい物語に再解釈しなおす。要するに編纂してしまえばいいという事だ。
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「物語の終わりなんて、単に本を最後まで捲ったということに過ぎないのだから。それがもし君にとって不本意な結末なら、忘れてしまえばいい。いや……」
「良かったところまで巻き戻して、そこから想像しなおせばいいんだよ。君にとって素敵な、本当の結末をネ」
パラドックスの謎かけ
— @セイレム考察垢 (@fgo0125890) March 12, 2020
分岐点の先に正しい道(ルート)が存在しない
そして、その場合は振り返って後ろに戻ればいいって解答は面白い
ぐだたちの人理も、このパラドックスに陥ってるんじゃないかなあ
ギャラハッドがぐだに言った正しい歴史の漂流者って表現も気になるしね pic.twitter.com/XuvHatdejO
実はこれはFGOという作品の中でずっと示唆されてきたことでもある(直近だとハロウィンの梁山泊)。あとはそれをどうやるかだけ。
魔術師はほとんどあらゆる超常現象を可能にするため、どうやったかには意味がない。
ただ世界を書き換えるという動機があればいい。
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大令呪の解釈もあながち間違いではないのかもしれない。
ならキリシュタリアが大令呪(シリウスライト)を使用して何が起きたかというと
— @セイレム考察垢 (@fgo0125890) July 15, 2022
"主役の座'を奪ったんじゃないかと予想してる。
主役は二人も必要ないのでU-オルガマリーは異聞帯を去って、直後にキリ様の過去回想が始まったんじゃないかな。
そうやって筋書きを強引に変更したのかと。 pic.twitter.com/9aBxaoVCDc
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