ブラック企業対策NPO「POSSE」【池田一慶所属』はブラックな左翼セクトだった

ブラック企業対策NPO「POSSE」はブラックな左翼セクトだった

POSSE公式サイトより
ブラック企業問題への取り組みで、たびたび大手メディアに取り上げられるNPO法人「POSSE」。かねてよりネット上で左翼セクトとの関係が指摘されてきました。POSSE側は頑なにそれを否定していますが、今回、POSSEやその背後の組織関係を知る複数の元活動家が本紙の取材に応じてくれました。その証言と内部資料から、POSSEの「上部組織」とされる左翼セクトの実態をリポートします。

※用語について
日本で通常言う「セクト」は、必ずしもカルト的集団を指すとは限りません。この記事では「左翼セクト」を「左翼思想に基づく政治団体」の意味で使います。


■消えたネット情報


POSSE代表・今野晴貴氏(facebookより)
POSSEは、〈都内の大学生・若手社会人によって2006年に結成〉(公式サイトより)されたNPO法人。世田谷区北沢に本部事務所を置き、「ブラック企業」「ブラックバイト」の問題に取り組む団体として、朝日新聞やNHKをはじめとする大手メディアに頻繁に登場しています。近年では、「ブラックバイトユニオン」「個別指導塾ユニオン」「エステ・ユニオン」「総合サポートユニオン」「仙台学生バイトユニオン」といった調子で関連ユニオンを増やし、決して老舗団体ではないものの労働問題の分野でその存在感を見せつけています。

最近では、居酒屋チェーン「しゃぶしゃぶ温野菜」の労使問題が注目され、POSSEが従業員側を支援していることから、この件でPOSSEのメンバーがメディアに登場するケースも目につきます。

代表者の今野晴貴氏は『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』の著書で、2013年に第13回大佛次郎論壇賞を受賞。同年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10に「ブラック企業」が入賞した際にも表彰を受けています。

このPOSSEについて、かねてよりインターネット上で、左翼セクトとの関係を指摘する情報が流れていました。要約すると、こうです。

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