見出し画像

エアコンのお手入れは「冷房シーズン直後」がおすすめ

※2022年9月7日に公開した記事です


9月に入り夏の暑さが少しずつ和らいできました。

突然ですが皆さんは冷房シーズン直後にエアコンのお手入れをされますか?

夏の間フル稼働させていたエアコンは確実に汚れています。

なんとなくカビ臭い、、ホコリっぽい気がするなど、、実はそれエアコンの汚れが原因かもしれません。

夏の終わりにお手入れをするとこんなメリットが!

1. 秋に繁殖しやすいエアコン内部のカビ対策に

カビは梅雨のイメージが強いですが、実は秋も繁殖に適した条件が揃う季節と言われています。冷房・除湿運転中のエアコン内部は結露した水分が残り、カビの繁殖につながるため、冷房シーズン直後に「送風運転」を行い、エアコン内部の機器を乾燥させることが大切です。

一般的に、カビは気温20~30℃、湿度70%以上の環境で繁殖しやすいと言われています。秋の長雨という言葉の通り、例年梅雨に匹敵する降水量となって空中湿度が高くなることに加え、平均気温も約21~25℃(東京・9月の平均)と高く、カビの繁殖に適した条件が揃うことになります。

2. 暖房の効きがよくなり、電気代をセーブ

フィルターをきれいにしてエアコンが本来の性能を発揮できる状態にすることで、消費電力の増加を防ぎ、電気代の抑制につながります。フィルターは2週間に1回程度のお手入れがおすすめです。

今ならまだ間に合います!簡単なお手入れ方法を紹介しますのでぜひ行ってみてください。

お手入れ・点検のおすすめ:4~5月、9~11月
エアコン お手入れカレンダー

家庭でできる簡単なエアコンのお手入れ方法

! ご注意
必ず運転を停止し、電源プラグを抜いた状態で実施してください。
高所での作業は足元に十分注意して実施してください。
エアコン内部のクリーニング(内部洗浄)は、お客様ご自身でしないでください。

1. 晴れた日に半日ほど「送風運転」を行い、エアコン内部の機器を乾燥させる。

2. 吸い込みグリルを水かぬるま湯を含ませた布で拭き、さらに柔らかい布で乾拭きする。

※40℃以上の温水は使用しないでください。変形・変色することがあります。※アルコール、ベンジン、シンナー、みがき粉などで拭いたりしないでください。製品を傷めることがあります。

3. フィルター清掃を実施する。

  1. フィルターを取り外し、ホコリを掃除機で吸い取るか水洗いする。汚れが取れない場合は、台所用合成洗剤(中性)を入れたぬるま湯で洗う。

  2. 水洗いした後は流水ですすぐ。

  3. 乾いた柔らかい布で水分をふき取り、日陰で充分に乾かす。

  4. 乾いたフィルターを取り付ける。

※自動おそうじ機能付きエアコンの場合は、ダストボックスに溜まったホコリを捨ててください。

4. 室外機と排水ホースの状況を確認する。

  1. 室外機の周囲や上に物を置いている場合、騒音や性能低下の原因となる。

  2. 排水ホースに落ち葉などが詰まっている、ホースが上向きになっている場合、室内機の水漏れ原因となる。

1か月以上エアコンを使用しない場合

1. 電源プラグを抜いておく。待機時消費電力の節電となる。

2. リモコンの電池を取り出しておく。液漏れ防止となる。

お手入れしたにもかかわらず、異音や異臭が発生する場合は、販売店やメーカーのコールセンターに相談してください。点検・クリーニング作業中はエアコンの使用ができないため、本格的な寒さを迎える前のご依頼をおすすめします。
※当社では6~9月のクリーニング受付は行っていません。

エアコンのお手入れ方法に関する詳しい情報はこちらをご確認ください。
エアコンのお手入れ方法サポートページを見る


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro