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【本日のコーヒータイム15】ふと溢したことが本当の気持ちなのだと思えた

 クレーンと空って、なんで何となく画になるんだろうねと弟と同じ写真を撮りながら話していた。
 今回は友人の結婚式で東京に戻っていた。GWは普通にお仕事だったので世間の人たちより遅めの三連休だったのだけど、やっぱり毎日出掛けるとあっという間ね…。最終日だけどうしても行きたかった地元の整骨院に行けた時だけゆっくり寛げた気がする。

 とはいえ、私は実家大好き人間でしかも帰省という何の縛りもない寛ぎ放題空間というだけで普段の数十倍ぐっすり眠れる。最近訴えてくる体の不調も少し良くなった気がする。

 体調が良くなかったのは何も仕事だけではなくて…いや、仕事関連なのか?人生の転機を考えているがために「これから自分が何をしたいか。どうしていきたいか」を毎日毎日考えては悩んでいる。

 大切な人といたい。
 好きな場所に居続けたい。
 好きなことを続けたい。

 色んな欲が、今後の生き方をさらに悩ませる。好きなものの優先順位をつけなければどれも失いそうでこわいし、しかしどれが一番大切かを決めることがなかなか出来ないでいる。散歩中や寝る前など、暇があればぐるぐると考えてしまう。
 そんな悩みを誰かにふと話せるのも、コーヒータイムならではだと思う。

前回はマンダリンのコーヒーを頼んだ近くのコーヒー屋さん

 今回はホットカフェモカを頼んでみたが、コクのある甘くないホットチョコレートみたいでとても好きな味だった。
 このカフェモカを飲みながら写真レタッチ作業をしていた私はふと自分の今後を隣にいたパートナーにこぼしていた。いずれは一緒に住みたいと思っている相手なのでお互いの生活について話すことはあったが、まだ不確定な未来について愚痴をこぼすように話したのは久しぶりだった。

 ふと溢した言葉は、もやもやがあった私の胸にストンと落ち、語源化できたものだった。

 そうか、私はこんなことがしたかったんだ。

 誰かの言葉で流されてるしまいがちな私に一つの「やりたい」柱ができた。

帰りの東京駅構内のカカオショップにて

 結婚式を終え、帰りの新幹線を待つ間に入ったカカオショップで見送りの母とコーヒータイム。
 結婚式というのは大切な友人の幸せを、人生最大のイベントを直接祝福できる最高な瞬間だけど、やはり自分の将来を考えてしまうきっかけにもなる。
 一つの柱ができた私。反対されても貫いてみたいと思い切って母にやりたいことを話してみた。

 「もちろんいいんじゃない?やりたいことがあるならやってみなさい」

 もう少し考えてみたら?と言われると思っていた(その理由は少し前の電話で言われたことがあったから)から、好反応に「いいの…?本当に…?」と何度も確認してしまった。
 やりたい。その気持ちに一途に持つことが大事なのだと母は言った。
 好きなこと、やりたいことを色々出してはもやもやとしていたから、あの時はよく考えなさいと言われていたんだなと今さら気づいた。

 社会人を何年やっていても自分を見失いそうになることはいつでもあるんだなあと思いつつ、私はもやもやが軽くなった気持ちで母と食べ比べチョコレートとコーヒーを楽しんだ。

コーヒーと+20円で付けられる食べ比べチョコレート

 母はアルアコ、私はトゥマコレチェとシエラネバダを食べた。トゥマコレチェはミルクチョコレートさながらの甘みがあり、その次に食べたからなのかシエラネバダはカカオの香りをより強く感じる深みがあるチョコレートだった。ワインに合いそうだ…というかコーヒーにもとてもよく合っていた。

 レポなのか日記なのか境目がわからない内容になってしまったけど、このカフェモカとコーヒー&チョコレートで感じた時間はこのGWの間に起こった大きな一歩目になったので、とりあえず記録として残したい。じゃあ日記になるのかな…?

 お酒でほろ酔い気分で話す方が胸の内を明かしやすいけど、温かいコーヒーでホッとしながら少しずつ思いをこぼす時間もとてもいい。
 誰かと過ごすからこそ味わえるコーヒータイムだった。

 第15回。久しぶりコーヒータイムでした☕️

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