Kindle Paperwhite 第10世代と第11世代の比較レビュー

2024年8月15日 15:26

Kindle Paperwhiteは、Amazonが販売する電子書籍リーダーの中でも人気の高いモデルです。2021年に発売された第11世代は、第10世代から大幅にアップグレードされました。今回は、第10世代と第11世代の違いを比較しながら、それぞれの特徴をレビューしていきます。

第11世代の最大の変更点は、ディスプレイサイズが6インチから6.8インチに大型化されたことです。これにより、より多くの文字を一度に表示できるようになり、ページめくりの回数が減るため、読書がスムーズに進められます。

また、解像度は両モデルとも300ppiで変わりませんが、第11世代はフロントライトのLEDが5個から17個に増えたことで、より均一で明るい照明が可能になりました。さらに、色温度を調整できるようになり、夜間の読書でも目が疲れにくくなっています。

デザイン・使い勝手

本体サイズは第11世代の方が一回り大きくなりましたが、ベゼルが細くなったことで、大きさの割に持ちやすいデザインに仕上がっています。重さは第10世代の182gから第11世代の205gへと若干増えています。

また、第11世代ではUSB Type-Cポートを採用し、充電やデータ転送の利便性が向上しました。防水性能はどちらもIPX8等級で、水深2mで最大60分の防水が可能です。

第11世代はパフォーマンスが20%向上し、ページめくりやメニュー操作がよりスムーズになりました。一方、第10世代でも十分に快適に使えるため、パフォーマンスの差はそれほど気にならないかもしれません。

第10世代のバッテリー持続時間は約6週間でしたが、第11世代では約10週間に伸びています。1日30分の使用で10週間もつので、充電の心配をせずに長期間使えるようになりました。

Kindle Paperwhite第11世代は、大画面化やフロントライトの改善など、第10世代から大幅にアップグレードされました。読書により没頭できる環境が整ったと言えるでしょう。

一方、第10世代も依然として優れた電子書籍リーダーであることに変わりはありません。予算的に余裕がない場合は、第10世代を選ぶのもよいかもしれません。

しかし、読書をより快適に楽しみたい方は、ぜひ第11世代への乗り換えをおすすめします。大画面と優れたフロントライトが、Kindleでの読書体験を大きく向上させてくれるはずです。

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