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【6月20日~6月26日】マーケットレビュー

【株式市場】

①日本市場

(1)日経平均株価

6月20日:25,771.22
6月21日:26,246.31
6月22日:26,419.55
6月23日:26,171.25
6月24日:26,491.97

(2)TOPIX

6月20日:1,818.19
6月21日:1,856.20
6月22日:1,852.65
6月23日:1,851.74
6月24日:1,866.72

②米国市場

(1)NYダウ

6月20日:休場
6月21日:30,530.25
6月22日:30,483.13
6月23日:30,677.36
6月24日:31,500.68

(2)S%P500

6月20日:休場
6月21日:3,764.79
6月22日:3,759.89
6月23日:3,795.73
6月24日:3,911.74

(3)ナスダック

6月20日:休場
6月21日:11,069.30
6月22日:11,053.08
6月23日:11,232.19
6月24日:11,607.62

2週間ぶりに上昇となった日本市場ですが、上げた翌日は下げるといった動きを繰り返し方向感のない相場となりました。米国市場の底を打ちを待つような相場展開となり、様子見相場が続いています。
また、米国市場も3指数揃っての上昇となりました。来週末には米国でISM製造業景観指数が発表を控えており週前半はそれを意識した動き、発表後は結果を踏まえた動きをすることが予想されます。


【為替相場】

①ドル円

6月20日:134.65
6月21日:135.21
6月22日:136.22
6月23日:135.35
6月24日:134.51

②ユーロ円

6月20日:141.60
6月21日:142.74
6月22日:143.09
6月23日:142.21
6月24日:141.55

ドル円は、日米長期金利差が広がったことを受けて136円まで上昇したものの、景気後退の警戒感から米国長期金利が下落したことを受け134円台まで下落しました。来週発表されるのインフレ指数の結果によりドル円にも動きがみられることが予想されます。
また、ユーロ円は、一時144円台まで上昇したもののPMI指数の悪化を受けて141円台まで下落しました。


【ニュースレビュー】

薄型テレビ国内出荷 11月連続減少

薄型テレビの国内集荷台数が11ヶ月連続で減少しました。
コロナ禍で巣ごもり需要が高まった昨年からの反動が続いているとみられています。また、メーカーサイドも出荷数を控えており今後も出荷台数は低調に推移することが予想されます。

投資信託流入額、三菱UFJ国際がトップ

国内公募の追加型株式投資信託で5月に資金流入が最も多かった運用会社は、三菱UFJ国際となりました。中でもインデックス型の「eMAXIS Slim」シリーズに多くの資金が集まりました。資金流入2位は大和、野村が3位と続く結果となりました。
一方、流出額が最も多かったのはマニュライフで、2位は東京海上、岡三が3位となりました。

預金口座での旧姓使用、3割が認めず

3割を超える銀行が、旧姓での口座開設を行っていないことが内閣府と金融庁の調査で発覚しました。最も多い理由としては「旧姓を使用したマネロンへの懸念」であり、その他「システム面での対応ができない為」等が理由として挙げられました。

「モスバーガー」、商品9割を値上げへ

モスバーガーが全商品の約9割を7月13日より値上げすることを発表しました。原材料や物流費が騰がっていることや、日本円の通貨安によって調達する際のコストが値上げの理由とされています。値上げ幅は5%程度です。

銅価格8ヶ月半ぶりの安値

欧州や米国での利上げや世界景気の減速懸念による需要の低下を警戒して、銅の価格が下落傾向にあります。また、中国でのロックダウンなどの影響での需要減もその要因とされており、足元は落ち着いた動きを見せているが今後も低調な動きを見せるとみられてます。

化学肥料削減 目標20%へ

脱炭素へ向けて、2030年までに化学肥料の20%を削減、2050年までに30%の削減へ目標を設定しました。更に、二酸化炭素の排出量は2050年までに実質的に0とする目標を設定しました。現在の農業は、環境問題に加え、中国の輸出規制やウクライナでの有事による原材料の高騰など安全保障面において、その在り方の転換が問われています。

23区、高校生の医療費無償化

2023年度から東京23区内の高校生を対象に所得制限を設けずに医療費を無償化することを発表しました。少子化が急加速で進み、更に出生率が最も低い東京都において出産・子育てをしやすい街づくりを目指します。

夏のボーナス13.8%の増加

大手企業の夏のボーナスが昨年比13.8%の増加で平均支給額929,259円となると発表されました。新型コロナウイルスの影響による企業業績の悪化でボーナス額が減少した昨年からの反動による大幅増加とみられています。

イギリスの消費者物価指数 9.1%上昇

イギリスの消費者物価指数が発表され、9.1%の上昇となりました。この数字は約40年ぶりの高水準となります。足元、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰をもろに受けてインフレが急加速しており、イングランド銀行は政策金利の利上げを急いでいます。

ホテル稼働率59.9%へ上昇

行動制限のない大型連休を迎えたことにより、ホテルの稼働率が上昇傾向に転じています。今後においても政府が実施する観光喚起策の影響を受け稼働率は更に上昇していくことが予想されます。

鹿児島市、餃子購入額1位を目指す

餃子の購入額が現在全国8位の鹿児島市が、全国1位を目指して協議会を発足しました。餃子業界は2021年に宮崎市が、餃子で有名な街である浜松市や宇都宮市を抜いて購入額が1位になるなど、変化の時を迎えています。これを機に餃子の街として全国的な浸透を目指します。

日本航空、燃油サーチャージ過去最高更新

日本航空はロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰を受けて、国際線を対象として8,9月の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)を引き上げることを発表しました。

精神疾患による労災認定が過去最高を記録

うつ病などの精神疾患によって労災認定を受けた件数が629件と過去最高件数を更新しました。原因別では「パワハラ」が最多で、業種別に見ると福祉・介護、医療、運送、飲食と続く結果となりました。

国内新規上場数が急減

国内企業の新規上場数が急激に減少しています。上半期の見込み件数が昨年比30%減となり、リーマンショック以来の減少幅となりました。

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