読書感想
猫を抱いて象と泳ぐ
小川洋子
大きくなることに絶望し
深い海に潜る
でもその海には
友達のインディラも
助けられなかったポーンも
ピッタリと側で寄り添うミイラも。
表現の綺麗な文章でした。
読んでしまうのが勿体無くて2ヶ月も共に暮らしていました。
大きなどうしようもない成長とともに
喪失の波は途絶えることはないのでしょう。
意思疎通の形も本当に綺麗だった
お互いがわかっていることをわかっていて
それをまたわかっている
私の一番好きな形が溢れていました
a8の沼に沈まぬように
また明日