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③外からの美しさではなく、中から。

今回は美しさのお話し。

摂食障害になってから、そして1人暮らしを始めてから度を越して
毎日体重を測ることがやめられない。
そして食べ物を買うときはカロリー表記を見てしまう。
元々細くて美しい体に憧れて始まったこの病気。

確かに私は細さを手に入れたかもしれない。
しかし、今自分の体を見て美しいかと問われると全然美しくない。
数値としての体重は下がっているかもしれない、
とっているカロリーは少ないかもしれない。

でも前の記事にも書いていた通り、私が求めていた美しさに到達するまでにいかに体を酷使していたかをパンチャカルマを通し実感しました。

これからは自分の美しさの基準を変えていく必要がある。

美しさってなんだろう。
今は外からみた細さや数値の低さが私の美しさの基準になってしまっている。
そして細すぎることは美しくないということも頭では理解しているつもりだけど。

苦手なメイクやファッションを周りに触発されて無理して頑張ってみた時期もありました。

でも今こうして体と向き合ってみて、外の美しさを求めるために
いかに自分が体をいじめてきたかに気づき、新しい価値観が見えてきました。

それは美しさは外から作るものではなく、中からつくっていくものだということ。

水を飲み、お腹の中のものが自然に排出されていく 消化
消化により体の中に毒素が溜まっていない、美しい状態が作り出される。
私の場合、毒素が溜まっていたために皮膚など見える外側にも影響が出てきてしまっていたんですね。

アーユルヴェーダでは、体の中に毒素が溜まっていることは、
心のモヤモヤにもつながると言われているそう。

体の中が綺麗にお掃除されていると、心も整い自然に外側の
美しさにもつながっていく。

だからこそ大切なのは、体の中に毒素として溜め込まれない食材を取り
水をしっかり飲むこと。

カロリーや時短、数値で判断するのではなくて体に優しいものであるかどうかで判断する。
日本は添加物の使用量が世界屈指で多いとのこと。
日本から輸入された加工食品の中には、とある国で「危険」という表記がなされていることもあるとか。

少し高いかもしれないけど自分の将来の健康と内からの美しさのためと思って、
自然に近い食品を選択して、調理する。

私はメイクやファッションは苦手なので、苦手なものにお金をかけるよりも、
好きなもの、安心して食べられるもの、体に優しいものにお金をかけていこう。

そして食べ物以外で外から取り入れ、内から出るもの、それは言葉。
美しい言葉を外から取り入れ、自分の中からも美しい言葉を出していきたい。

私はすぐに自分に対してネガティブな言葉や責める言葉を吐いてしまう。
言葉の力は不思議なもので、口に出したり文字に起こすと、
力を倍増させて心に矢を突き刺してくる。

きっとこういう言葉も私の中に沈殿して、体や心を澱ませているのだろうな。

それならば自分に対してもポジティブな言葉、優しい言葉をかけてあげたい。
体に優しいものを外から口に入れたら、体自体は美しくなるかもしれない。
しかし体と心は一体。
心の美しさも体を作るエッセンス。
自分を甘やかしているように感じるし、罪悪感さえ抱くけれど
きっといつか巡り巡って良いサイクルになって返ってくるはず。
それを信じて、ちょっと試してみよう。

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