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珍しく夜に書く気分になったので書いてみます。
ちょっと家のセキュリティ問題がいよいよ手に追えないので引っ越そうと思っていて、パッキングurrrrrという気持ちと相変わらず学科の実習準備の質が低すぎて萎えるもどうしようもないという状況と、国家試験nnnnnrrrrrという感じではありますが、奇跡的にメンタルは落ち着き払っていて穏やかです。強くなったのか、ただの生理周期なのか。でも、仕事が楽しいという部分がやっぱり大きいと思う。
私は何か目標に向かって突っ走る時は周りも気にならないしとにかく全エネルギーをその目標に注いでワクワクできるタイプなので、今はそういう時期なのかもしれない。懐かしき高校時代を思い出します、おかえりわたし。
この前の、思う存分に迷っている私が書いた記事に対する私なりの回答が出せた。この1ヶ月本当に劇的な変化だったな。留学生活を経て、将来の進路の面では結果的に何も変わらなかったなあと思っていたところが、UNESCOで働き始めてから全てがひっくり返ったよう、良い意味で。
そして何より、今までは「消極的な選択」として、「私がやらなくちゃ」と自分を犠牲にするような志向で次の進路を選んでいたような節が大きかった私だけれど、今は純粋な「夢」として、行きたい世界として、わくわくしながら早くそこに行きたいと胸をときめかせている。
こうでなくちゃ。
見つけられてよかった、そういう道を。でも思えばすごく納得いく道で、結局私は吸い寄せられるべくしてこの選択肢に吸い寄せられたんじゃないかなと思う。あとはそれを実現させるだけだ。
今すごく具体的な部分を話さず書いてるから意味を為しているかわからないのだけど、もしも誰か鋭い私の友達が読んでいたら察されるかな笑
UNESCOで働きながら、国際機関とはどういう組織なのかのリアルというのもどんどん見えてきたし、日々の業務でどんなことをしているのか、何をやり遂げたのか、自分にはどういう能力があってどういう能力がまだ足りないから磨きたいと思ったのか、そういうのをめっちゃ書きたい、が、どのくらい情報をパブリックな場所に出して良いのかわからない、ので個人的に会った人たちには少しずつ共有していきたい。そういう時のためにまずはnote以外のところで言語化しておこうかな。
やっぱりちょろっと差し支えなさそうなところをここにも書いておこう。
陳腐なことに聞こえるかもしれないけれど、やっぱりどの組織も地道なコミュニケーションと事務処理、根回しです。これは学生団体を運営していた時と何ら変わらない。そして、私はそれに比較的長けているし嫌いじゃないのではないかなと思う。
ほんとに地獄みたいにごっちゃごちゃになったデータベースとかペーパーワークを1から整頓して、意味わかんなくなっているところをあらゆる人に連絡しながら少しずつ解決していくのスッキリするし、それを繰り返さないためにテンプレートとかマニュアル作っていくのも嫌いではない。作業それ自体が自己目的化していたらさすがにきついと思うけど、この作業が何につながっていて誰を動かしているのかが見えるから重要だとわかるし、今後ごちゃごちゃにならないようにプロセスを律する役割をHeadquartersは担わなければならないと思う。
そしてそれをするためには組織内外の1人1人と健全な関係性を築いていく必要があって、国際機関の場合はその相手が文字通り世界中に散らばっているから、オンラインでも相手の心を掴むコミュニケーションの能力が必要である。いろんな国にあるフィールドオフィスとmtgするの楽しいし、文化の違いは確かにあるけどそれでも分かり合えるだろう、良い関係を築けるだろうというポジティブな信念が必要なんだと思う。何十年もやってると疲れてくる時もあるかもしれないけれど、少なくとも今の私はそのプロセスを楽しめているし自分のスキルを活かせていると感じる。
逆に、私が足りないなと思ったのは、やはり英語で文書を作成する能力とマッピング分析能力ですね。last minuteで1本正式な文書を書かなくちゃってなったときとかに、やっぱり私の書く1文1文は比較的質が低くて、上司が赤を入れてくれたりした。もちろん国際機関特有のお作法みたいなのはわかっていないにても、やっぱりそこでスピードと質に欠けるのは改善の余地があると思ったし、あとはちょっとした研究とかやってって言われた時とかに今の私は完全に実力不足ですね。まあ研究やったことないのでこれは卒論と調査実習でしっかり頭において叩き上げたいところ。
あと、フィールドでの経験がとても重要というのはよく言われるところだけれど本当にそう。修士をやる前に一度フィールドで勤務してみたいな。国連組織じゃなくても何でも良いから、現地での経験を積みたい、それが一生の財産になるよっていろんな方に言われる。
とか、修士をやるとして研究のフィールドワークを思い切ってアフリカでやるとかもあり?と思う今日このごろ。
今までの私だったらきっと「アフリカ?!?!」って無知から来る謎の不安と恐怖みたいなのを抱いてたと思うけど、mtgでアフリカの人たちと話しているうちに自然と、この人たちに会いに行きたいなって思うようになった。きっとパリに住むより1000000倍くらい大変だろうけど、でもいつか、行ってみたい。本当は今のチームと一緒にミッション(国連でいう出張みたいなやつ)にも行きたかった。でもそういうぼんやりとした気持ちを修士に行く前に抱けたのはでかい。
ほんとに毎日毎日スポンジのように沢山吸収しております。
うわ、なんか音が聞こえるううううまた今日もいるわ不法侵入者、、、怖い怖い怖い怖いもう早く引っ越したい(泣) ほんとうにここに来てパリの恐ろしさを知るばかり。うええええんビクビクしながら早く朝が来るように祈りながら寝ます。最後急に現実に引き戻されたので今日はここまで!
(追記)
それからそれから、UNESCOで囲まれているincredibly capable individualsからこれでもかというほどに吸収して、素敵な彼女たちに自分も一歩でも近づくことが目標です。
彼女たち、というのは正確で、私のチームはなんと1人を除いて全員女性である。ミーティング室で12人の女性にぐるっと囲まれて、それぞれが文字通り違う大陸から来ていて、人種もバックグラウンドも全部違うけど、好きな服を着て、好きなメイクアップをして、娘やパートナーの話なんてしながら笑っている姿を見ると、なんだか涙が出そうになる。
私もこんなふうになりたいなって。
そしてその人たちが一つの目標に向かって議論を白熱させたりプレゼンをしている様子を見ると本当カッコよくて痺れる。
この気持ちを忘れずに、日本の労働環境のジェンダーバランスに挫けそうになっても折れずにやっていきたいと思います、、、。
UNESCOではいろんなイベントがよく行われていて、その度に料理や映画、音楽などイベントがあるので仕事の息抜きにピッタリ。
この前はラテンアメリカフェスがあって、いろんな国の料理(無料…!)や生演奏などを楽しんだ。
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