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festa!導入校の実践に学ぶ!生徒の継続的な取り組みを支える2つのポイントとは?⑤

前回までの記事では、あるfesta!導入校様での実際の活用例をご紹介しつつ、そこから読み取れる「生徒の継続的な取り組みを支えるポイント」について解説をしてきました。

今回の記事では、マガジンの最後ということで、先生が現時点で実感しているfesta!を使ったことによる学習効果と課題感について伺ってみました。

それぞれ以下のように回答をいただきました。

学習効果:生徒が自分たちの音読に課題があることを認知できた。
課題感:課題の認知から改善のサイクルにつなげるためのサポートが不足している。

そもそも先生がfesta!を使ってみようと考えたのは、生徒の音読の技能が弱いこと、さらに音読の技能が弱いことを自分たちで認識できていないことが課題だと感じたからのようです。

そのため、まずはfesta!を活用し、AIによるシビアな評価を経験することで、自分たちの音読や発音に対して課題意識をきちんと持って欲しいと考えていました。

これについては、4月から夏休みまでの期間、実際に活用する中で一定の効果を感じられたとのことです。

その一方で、生徒が音読や発音に対して抱いた課題感をfesta!を活用して、どのように改善していくかの部分で課題を感じておられるようです。

現在のfesta!のシステムには、2つの弱点があります。

①生徒の発話ログを「点」で確認することはできるが、「線」で見ることができない
②生徒の発音に対する評価は表示されるが、改善のアプローチなどが表示されない

上記の弱点により、生徒に課題や弱点を認識させるためのツールとしては十分に機能する一方で、そこから改善へと導くためのツールとしては不十分な側面があります。

この部分をシステム面、コンテンツ面でどのようにクリアし、サポートしていけるのかについては、弊社の課題でもあります。

現在、CSV書き出し機能のアップデートについても進行中ですが、上記の課題をどのように解決できるのか、弊社でも検討を重ねていきたいと考えております。

今回のマガジンでは、5つの記事に分けて、あるfesta!導入校様での実際の活用例とそこから読み取れる活用のポイントについて書いてきました。

ぜひ、皆さまの学校、クラスでのfesta!活用の参考にしていただければと思います


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