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【CL愛知7-2】アルセウスカラマネロ【24位】

皆様初めまして。てっしーどと申します。

今回はCL愛知2022マスターにて7-2で”なぜか”24位と結果を残すことができたアルセウスカラマネロについて自分なりの見解を示していきたいと思います。
初投稿ということで全文無料となっております。拙い文ですが何卒ご容赦ください。

▶アルセウスカラマネロは普通に”弱い”​

これは私が最初にアルセウスカラマネロを握った感想です。
具体的な弱い点を挙げると

・ベルト込みの打点が210までしか出ない

・ジメレオンやビーダルにより雪道&マリィ・ツツジでハンドを流しても解決される

・カラマネロVMAXのHPが310と低く、相手によってはワンパンされてしまう

アルセウスカラマネロはこれらの致命的な弱点を抱えながら相手に圧をかけていかなければならず、アルセウスを生かしつつカラマネロを如何に押し付けるかが重要となります。

▶デッキ選択理由

アルセウスカラマネロを握った理由については、

・ミュウに弱点を突ける

・雪道が自然に入る

・ハンデスがしたい

この3点が挙げられます。

ミュウに弱点を突ける

アルセウスVstarのHPが280と高く、デカブツを複数立てられればメロエッタのみで突破するのが困難になり、後1メロディアスエコーでアルセウスが気絶することがあってもタブレットを使用させることができれば、後々カラマネロやアルセウスがワンパンされることが少なくなります。
さらにベルト込みダイジャマーでオドリドリがいてもゲノセクトをワンパンできミュウに対しては強めなのかと思います。

それでも先行取られたり展開できないまま後1メロディアスエコー打たれると厳しいですが...

雪道が自然に入る

現環境ではミュウやアルセウスが幅を利かせており、雪道を貼ることで相手の行動を制限したり、場合によっては停止させられます。
相手の行動に負荷をかけることで、後々のダイジャマーが刺さり勝利に繋がることがあり、アルセウスが入っていてもスターバースを打つ前に雪道を貼りトリニティチャージをうつ選択肢も出てきます。

3つ目の採用理由については前回のCL福岡にて無様にも散っていったオーロット&ヨノワール君の魂を継承させなければならないという使命感...という訳ではなく、友人に『ハンデスしたいなら持ってけよ(笑)』と冗談交じりに勧められたからです。どうやらハンデスからは逃れられないらしいです。
また福岡で貰ったプロモが悪エネルギーだったこともあり、今回のCLでは悪タイプのデッキを握ろうと思っていました。

以上の理由で今回のCLではアルセウスカラマネロを握ることとなりました。

▶デッキレシピ

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こちらが今回使用したアルセウスカラマネロのレシピになります。
パット見の通りピン刺しが多く、アルセウスVスタートをするためにもカラマネロVの採用枚数は最小限に絞って回しました。

ピン刺しが多いためマリィを厚めに入れ、重要札が手札に固まった際に流せるようにしています。わざわざルミナスサインでマリィを持ってくることもあり、4枚入れても良かったのかなと思います。あと単純に後1で打つと相手が事故ります、打ち得。

▶採用カード紹介

アルセウスカラマネロで勝利するためにはアルセウスカラマネロの弱さを補う必要があります。
補助輪として入るカードを2つに分けて紹介していきます。

【耐久底上、時間稼ぎ】おまもり・扇・ミルタンク

【火力底上、打点調整】ベルト・パワフル無色・ジグザグマ

アルセウスカラマネロはサイドを取りつつハンデスをすることが最大の強みであり、220ダメージを出すことが重要になります。
そのため火力を上げることはもちろん、相手からテンポを奪ったり動きを強制させることが重要になってきます。

CLに出て特に刺さったと感じたカードはミルタンクとうねりの扇でした。

ジグザグマ
・クイックボールが10ダメージになる。

パワフル無色だけではカラマネロの打点底上げにならず、どうしても抜くことができなかった1枚、今回のCLでは活躍してくれたので抜かないでよかったです。
ただしカラマネロVMAX+その他V+ジグザグマでサイドが取られてしまうので出すときは注意。

ミルタンク
・打点が届かない時に殴ることで打点調整ができる。
・相手がボス抜け紐を引くまで時間を稼いでくれる。
・ミルタンクスタートで相手の動きが混乱する。

ミルタンクスタートすると相手が露骨に嫌な顔をします(当然)
CLでは後攻を取ることが多く、ミルタンクスタートすると相手はベンチ展開を最小限に抑え、結果的に1ターン生まれた試合がありました。

ちなみにミルタンクでミルタンクを見ようとしていた面もありますが、枚数上たぶん勝てません。
今大会は試合前の『両負けはやめましょう』って言葉がとても怖かったです。

大きなおまもり
・カラマネロに貼ればHP340でミュウや連ウの要求が変わる。
・アルセウスに貼ればHP310で純粋にワンパンされにくくなる。

おまもりは採用理由として大義名分があるものの、どちらかというとサイドを積極的に取りたいデッキなのでベルトでいいのかなと思う部分がありました。おまもりを貼っていなければベルト貼れたのに...という試合もあり検討の余地ありです。

うねりの扇
・アルセウスに対して基本エネのついたVを狩りつつ扇でダブルターボを剥がすことができれば優位に立ち回れる。
・逃げエネとしてのダブルターボを剥がし縛る。
・ハイド悪を剥がし縛る。
・ミュウの特殊エネを剥がせる(これは諸説)

対アルセウスはどの試合も扇を引けるかどうかで勝敗が分かれました。
またハンデスをする以上、いれかえ手段になるエネルギーを剥がせるのは強いため、採用しました。

パワフル無色エネルギー
・アルセウスベルト込みでHP230ラインのポケモンまで倒しつつエネルギー加速ができる。
・ミルタンクの打点が上がる。

パワフル無色かダブルターボが手札にあればアルセウスに手貼りして安定してVポケモンを倒すことができる上、ただの無色エネルギーとして扱うこともでき、カラマネロの打点を下げずに攻撃することが可能になります。

ジグザグマとは違い、ベンチを埋めないのでサイドレースでアルセウス+カラマネロ+アルセウスorカラマネロを強制するプランが生まれます。

ミルタンクに貼れば細かな打点調整になることもあり、個人的には採用して良かった1枚になります。

パワフル無色エネルギーについてはこちらの意見を参考にさせていただきました。

その他
マナフィ→対連ウ・WTB・アル単のインテなど貧弱なカラマネロを救う妖精
ともだちてちょう→ボスツツジを回収する札、最初に手札にあると後々辛い
キバナ→アルセウスが先2で倒された際の復帰札
ガラル鉱山→相手を縛るための手段・先に雪道を貼られた際の解決札

サイド落ちが辛いことはわかっていましたが、このデッキはサイド落ちまで気にしていたら回らないため、サイド落ちは割り切って組んでいきました。カラマネロの枚数については9試合中8試合カラマネロVMAXを立てることができたので枚数はこれで大丈夫だと思います。サイドを2-3-3で取らせた試合は1試合しかなかったので個人的にはこれが1番回るのかなと思っています。

初期案

初期案

ちなみに初期案がこちらになります。
この初期案はアルセウスがいるにも関わらず事故だらけで回っても相手に勝つことができませんでした。
ここで一度アルセウスカラマネロからWTBやアルセウス白馬に乗り換えようとしましたが、しっくり来なかったため再び戻ってくることとなります。

▶対戦カード

詳しい対戦内容は思い出せない部分や自他共にプレイングミスの部分もあるので書きませんが、見ての通り捲り性能は高いです。
また負け試合はボスの枚数が少なく引ききれない、もしくは山にない状況(サイド落ち・手帳落ち)で負けたのでボスの枚数は増やしてもいいかもしれません。

▶おわりに

自分も正直アルセウスカラマネロがここまでやれるとは思っていなかったので驚いています。ぎゃくてんポケモンの本気が見れました。
運と基本的な動かし方が分かれば誰でも回せるので、ぜひアルセウスカラマネロ使ってみてください。

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