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How to get a tea

私はコーヒーも好きだけどお茶が好きでよく飲んでいます。
1杯ずつ飲めて便利だし、日々身近にあるティーバッグ。
今回はそれがどうやって手元にやってくるのか、そしてどこに行くのかを考えてみよう!です。
このワークショップをパーマカルチャーの授業でやったのがとても面白くて、これは絶対にシェアしておきたかったことのひとつ。

その授業で私たちのチームが考えた内容はこちら。


細かくみていくとこんな感じです。

まずは紅茶が収穫されるまでをまず考えてみました。
ふむふむ。
この過程で、化学肥料や農薬が使われていないものを選びたいなぁ。
化学肥料ふ土壌が劣化してサスティナブルではないし、農薬はもちろん身体に良くないもの。


そして収穫した茶葉が工場に運ばれて、パッケージで梱包されて、スーパーに運ばれます。
少なくとも2回はトランスポートにエネルギー使っていて、パッケージの箱や糸を作るにも、紙、印刷インク、ポリエステルなどの素材が使われてることが想像できます


そしてスーパーに行ってお金を払って、ようやくお茶が飲めます。
…っと実は長い行程があったんですね〜。

ティーバッグの背景について考えたところで、
今度は庭に生えてるミントやセージ、ラベンダーなどのハーブでフレッシュハーブティーを作って、飲みながらもう少し考えてみましょう〜と先生の提案。

庭にはたくさんのハーブやベリーもあるのでセレクトするのも楽しい。
そして作ってみてびっくり、
さっき考えたトランスポートのエネルギーも要らないし、パッケージのゴミも出ない!
そしてハーブは身体にいい機能がそれぞれにたくさんある。
いや分かってたけど改めて考えると目から鱗!
お金もかからない。
税金や広告費、販売店にも払ってるということを考えると、お金を払うならやっぱり好きなお店で納得できるものを買いたい、、

このワークショップで考えられることとは?

生徒が次から次へと気づいたことを発言して先生がまとめたボード。
自分で管理できるし健康的、とかゴミが出なくていいし、消費者の私たちは資源を使っていること、それからそれが環境破壊に繋がってるということ
経済の背景についても知らなかったということに気が付いたし
お金や資源や食料の問題から、戦争にもつながるというところまで膨らみました。ティーバッグから戦争まで。すごい〜

余談ですがとにかくデンマーク人は(特に6人くらいの小規模のクラスなので)言いたいことがあれば躊躇なく発言します。
先生が言ってることを一方的に聞いてノート取ってるだけの日本の教育を受けてきた私は、”正しい答え”みたいなのを探そうとしてしまう。頭の動き方も全然違うことをひしひしと感じる。英語についてくのにも必死で私の頭はキャパ超えてます。


そして私たちができること

- 自ら学んでいこう
 そこには責任があるということ。知らないことは無関心と同じかもしれない
 そして気づいたことをシェアすることで、他の人にも気づきがあるかも!
- 植物を植えたり、食べ物育てよう
   (絶対に帰ったらハーブ育てたい!)
- 物の見方を変えよう
 より良い未来を描いて、そのためにする行動も考える
- 消費について見直そう
 何を選ぶべきか、何にお金を払うのか、というのも消費者の責任
- 政治的行動を取ろう
   

消費について見直す必要があるということを強く感じました
環境問題について関心がある割に、安いという理由で選んでることがすごく多くて、自分の行動と考えが伴ってないということを目の当たりにした瞬間。スーパーに行ったときに選ぶときも、ものを見る目が変わりました。
そもそも買うのが当たり前だったものさえも、買わなくていいかもしれない可能性があるってすごくないですか?

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