自己紹介

はじめまして。フェローチェと申します。
今期から指す将順位戦に参加するので、自戦記等を書く為にこのnoteを利用していきます。よろしくお願いします。

クラス分けが発表されたら指す将順位戦の抱負を書こうと思っているのですが、まだ発表されていないので、自己紹介を先に済ませておこうと思います。

まず、私の棋歴について自分語りをさせてください。
私フェローチェが将棋を始めたのは小学生のころです。
近所に町道場みたいなところがありまして、父からルールを教えてもらった私は連れて行ってもらうことに。そこで6級の認定を受けた私は、毎週末その道場に通うようになりました。

ルールを覚えただけで6級とはセンス抜群じゃん!と思った貴方。そんなことはありません。道場の一番下の級が6級だったんです。(6級が一番下ってキリ悪い道場だな、と書いてていまさら思いました。)

なにせ田舎の道場なので、若い人はほとんどいません。ましてや小学生となると私だけだったと記憶しています。
さて、みなさんは小学生のクソガキ(少なくとも当時の私はクソガキでした)が行きつけの道場にいたらどういった感情を抱くでしょうか。正直あまり歓迎しない、やりにくいなあと思う方もいると思います。ただ、その道場のおじ様方は幸いにも寛容な方ばかりで、序盤を教えてくれたり、詰め将棋の本を頂いたり、それはもう良くして頂いたという記憶しかありません。

その後その道場に通い続けた私は、6年生になるころには1級まで昇級していました。
すると道場の席主の方がこう言いました。「ウチは田舎だし、アンタ小学生名人戦出たらいいとこ行くんちゃうかいなワッハッハ」

ということで、私は言われるままに出場。人生初の将棋大会です。
やはり田舎、層が薄いようであれよあれよと勝ち進み(さすがにクジ運が良かったのもあると思いますが)、気がつけば決勝まで勝ち上がりました。
さて決勝戦。しかしここで私は、あまりにも大きすぎる壁に触れることになります。
相手の少年はこちらが指したら即指し。よそ見ばかりで明らかに集中していません。ですが、繰り出される指し手は非常に鋭く、当時の私ではまるで相手になりませんでした。
ボコボコにされた私は準優勝。もちろん、1級なのですから上出来すぎる結果です。
大会の次週、道場に行くとどうやら結果が知れ渡っていたようで、「オマエさんは神童や」などと道場のおじ様方の手荒い祝福。
でも私はわかっていました。田舎の同じ小学生であれだけ実力差のある子がいる。おそらく全国には、もっと・・・。
力の差を痛感した私は、中学生になると自然と将棋から離れていき、そのまま戻ってくることはありませんでした。つい最近までは。


さて、将棋界はいま藤井八冠ブームですね。これを書いている現在では、棋王戦で伊藤匠七段が2勝1敗と追い込み、八冠の牙城を崩せるか!?ということで盛り上がっていますが、藤井八冠が将棋界の話題の中心であることは間違いないでしょう。
私の勤めている会社でも、一度将棋ブームが来たことがあります。将棋盤を持ってきた人がいて、昼休みに将棋を指す姿が時たま見られるように。
私も流れでたまに指すようになりました。
小学生以来、何十年ぶりにおっと年齢結構いってるのがバレるぞ数年ぶりに将棋を指してみて思ったのが、

将棋は面白い

ということです。(この無駄な改行&強調は、noteの編集の練習です。気にしないでください。)


具体的にどういうところが面白いかというと、奥の深さですね。
このゲーム、(奥が)深いッ・・・!ボボボボボボ!!ボハァッ!!ブォーッ!ボホッ!ボホッ!

すみません、川で溺れるボーちゃんが出てきてしまいました。(は?)
まあそれはともかく、将棋の魅力を再確認した私は将棋に溺れてしまったわけです。
しかし、社内の将棋ブームは一過性のもので、いつしか消えていきましたし、そもそも社内では私が一番強いようでさすがに物足らないところはありました。
ということで、何かネット上で将棋の指せるところないかな~と探していたところで、指す将順位戦を見つけたわけです。これがだいたい半年ちょっと前ですね。
指す将順位戦に出るには24のアカウントが必要。ということで、24をやってみたわけですが・・・
なんか思ってる10倍勝てる。
結局町道場での最終段位は二段だったはずなので、そのままの棋力なら24だと級位者になるのかな?と思っていたのですが、登録後も順調にレートを伸ばし、最高レートは2130点ほどまで上げることができました。

もちろん、この半年で将棋を指しまくり、序盤をかなり改善できたのは大きいと思います。
町道場のおじ様方は、四間飛車はとりあえず65歩と突いてしまえとか、そんな感じで定跡がむちゃくちゃだったのです。そのおじ様方から将棋のイロハを学んだので、序盤は何も知らないといっても過言ではない状態でした。
その序盤を、力戦調ではあるけど、ある程度形にするところまで持って来れたのは、知識面で大きすぎる成長でした。

しかし、将棋のいわゆる地力については、すべて半年で伸びた棋力だとは思えません。これについては、
①町道場の段位が厳しい設定で、実は元から四段の地力があった。
②大人になれば当然小学生の時より脳が発達しているので、思考力が上がり手が読めるようになった。
のどちらかだと思うのですが、まあ詳細は分かりません。
とにかく、この半年将棋を指し、一旦頭打ちになる所まで棋力を伸ばせたので、満を持して指す将順位戦に参加できるというものです。


以上が自己紹介となります。
どう書こうか迷い、棋歴を語ることで自己紹介とする作戦にしたのですが、いかがだったでしょうか。
学がないので、文章に自信が全くないのですが、読める文章になっているかな。なっていてほしい(願望)

クラス分けが発表されたら、開幕前にもう1記事書こうと思います。
今日はこの辺で。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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