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株式投資の手法:長期投資入門

証券会社に口座を開設して、お金も入金した(株を買う準備はできた)けれど、株式投資について何から勉強してよいか分からないという方もいらっしゃると思います。

こちらの記事では、株式投資のひとつの手法である「長期投資」について説明しています。長期投資の基礎知識から、具体的な方法まで解説しているので、興味がある方は参考にしてみてください。

そもそも長期投資とは?

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まずは、長期投資の基礎知識を説明します。

(1)何年も株を保有しつづけて稼ぐ

長期投資とは、何年も株を保有し続けて稼ぐことをいいます。

成長しそうな会社の株を何年も保有することで、配当金をもらったり、株価の値上がりを期待したりすることができます。

(2)長期投資のメリット

長期投資のメリットは、日々の値動きに日常生活が翻弄されないことです。

短期で売買を繰り返すトレーディングをしていると、日中はずっと株価ばかりを見てしまって、他のことに集中できないという人もいるのではないでしょうか。

そのような方は、長期投資を検討するとよいかもしれません。

長期投資はポートフォリオでリスク管理しよう

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短期で売買を繰り返すトレーディングの場合は、損切りなどのテクニックで、大きな損を出さないようにリスク管理をすることが大切だと書きました。(「株式投資の手法:トレーディング入門」

長期投資では、あまり損切りなどは行わない代わりに、ポートフォリオを組むことでリスクを管理します。ポートフォリオとは、資金を現金や株など複数の資産クラスに分散させて投資するという考え方です。

(1)現金の割合を意識しよう

まずは、自分の資金のうち、何割を現金で残しておいて、何割を株に投資するかを考えてみましょう。

一般的には、まだ若い人ほどリスクをたくさんとれるので現金の割合は少なくてもよい、年齢が高い人ほど老後に向けてリスクを抑えるべきなので現金の割合を多くするのがよいと言われています。

たとえば、20代であれば20%程度を現金で残しておく、60代であれば60%程度を現金で残しておくなど、年齢にあわせて現金の割合を増やしていく考え方もあります。

(2)長期的に成長しそうな会社に分散投資しよう

長期投資においては、長期的に成長していくと思う会社の株を買うことになりますが、その中でも予想通りに伸びるところや、そうでないところが出てきます。中には、倒産してしまう会社も出てくるかもしれません。

そのため、どこか一社だけに投資をするのではなく、複数の会社に投資資金を分散して投資をするのがおすすめです。

とはいえ、あまりに投資対象が増えすぎると、どの会社がどういう状況なのか把握できなくなる可能性があるため、まずは10社程度に投資してみるとよいでしょう。

長期投資に適した会社はどうやって探す?

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(1)長期のチャートをみる

長期投資に適した会社を探す方法のひとつとして、株価が長期的に上がっているかを確認する方法があります。

ferciでは、過去5年の株価の動きや上昇率を確認することができます。

長期投資入門1

※5年チャートの参考画像であり、任天堂の株を推奨するものではありません。

長期のチャートを見ることで、長期的にコツコツと伸びていく事業を行っている会社なのか、短期的に利益が出るけれども長期的にはあまり成長していない会社なのかなど、推測することができます。

ただし、株価はさまざまな要因で動くため、株価チャートだけで会社のことが分かるわけではありません。過去の業績をチェックしてみたり、自分なりにその会社について調べてみたりすることも大切です。

(2)自分が普段利用しているサービスなどを考えてみる

自分がいつも継続的に利用しているサービスや商品、自分のまわりで使う人が増えているサービスや商品など、身の回りにも投資のヒントが潜んでいます。

このサービスや商品は今だけ使われているな、このサービスや商品は数年後にも使われていそうだなといったように、消費者としての感覚から長期投資に適した株を探してみるのもおすすめです。

まとめ

短期の売買ではなく、長期的に成長しそうな会社の株をずっと持ち続けることで、配当金や長期の値上がりで利益を狙うのが長期投資です。

長期投資は、複数の会社の株に分散投資をしてポートフォリオを組むと、リスク管理がしやすくなります。

投資する株を探すときには、長期のチャートを確認したり、自分が数年後も使いそうなサービスを提供する会社を選んだりするとよいでしょう。


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