郡道美玲を追って心が折れてしまった理由

はじめに

この記事は現在、郡道美玲を追っている人やにじさんじが好きな人には不快になる要素が多分に含まれます。それを踏まえた上で、郡道美玲ガチ恋勢の心が折れた理由を知りたい方のみお読みください。

追い始めた時期

僕は郡道美玲を初期から追っていました。元々Vtuberはあまり知らず、初めて本格的に追ったのが郡道美玲でした。先生という立場にいるからか、子豚の相談に真摯に乗ったり、普段は聞けないような話がとても新鮮だったのです。ロアちゃんを知ったのもこの時期になります。

初期はみれロアで活動することが多くなりました。まだ幼さの残るロアちゃんにロアちゃんの前では大人として振る舞う先生。この二人の関係に惹かれていきました。

事件①

そんな二人でしたが、一部から「ロアちゃんに近づくな」「教育に悪い」と言われるようになりました。当時郡道美玲を追っていた身としては、先生は悪くない、叫んでいるのは一部の厄介リスナーだ、そう思っていました。

次第に二人がコラボを控え始め、「みれロアまだ?」「もしかして喧嘩したんじゃないか」とまで言われます。確かに二人の関係は気になりますが、それでもあの郡道美玲のことだから、何か考えがあるのだろう。リスナーが騒ぎ立てる必要はない。今できることは応援することだけだ。そう考えるに収まりました。

ニコニコ町会議にて

奇跡的にも郡道美玲ガチ恋勢は抽選に選ばれて郡道美玲と会うことができました。この様子はニコニコ町会議in福岡にて見ることができます。推しに会えた嬉しさからほとんど話すことができず、涙を流すまま時間が過ぎていきました。でもこの時の郡道美玲は美しく、優しかった。切り抜きを続けていたこともあって知ってもらえる喜びも感じることができました。
この頃に、印象に残っている言葉があります。「人気になってきたのは良いことだけど、閉じコン化したい。あの仲良かった子豚たちしかいない頃に」幾らか同意できる部分がありました。先生も人気になり始め、嬉しい反面、いわゆる厄介リスナーや指示厨が来るようになったのです。人気になってほしいけど、自由に楽しくやってほしい。ただそう思うばかりでした。

事件②

郡道美玲に夏衣装が実装されました。何度も擦り合わせを行い、やっと完成した夏衣装。見るのは初めてであれ、今までの子豚と郡道美玲との軌跡がそこにあるようでした。

しかし、この時期から辺りから言葉にできないもやもやとした感情が生まれてきました。一つは神田笑一とコンビを組み始めたこと。みれロアとコンビを解散したわけではない。しかし、コンビを新しく組むことが悪いわけでもない。実際先生も仲の良い友達と言っていました。そして、男女カプとしてしつこく言わないでほしいとも。重なるように夏衣装の雑談にて、「ロアちゃんとは仲良いよ」「でもコラボするメリットがなくなった」「私のような人とコラボするべきではない」あの自信過剰とも言えるほどだった先生が自身を卑下するように言ったのです。そしてその物言い。メリットがないという言葉は悪く印象に残る言い方でした。続いて、先生はみれロアを求める声が多かった、個人を見てくれていないようだった、とこぼしました。一リスナーから見ても多いと分かるほどに多かった。それからロアちゃんを含めて自身を守っているように感じました。それならば、悲しいけれど、先生も裏では仲が良いと言っているし、先生を信じて追い続けよう。そう結論づけました。

事件③

神田くんとコラボが多くなった郡道美玲。いつしか何をするのも神田くんと一緒。先生の雑談メインの配信は少なくなり、神田くんとの配信か、そうでなくとも作業のように長いゲーム配信。初めは先生と一緒にゲームしてる、話してる感覚が楽しかったはずがどうしても追いきれなくなり、加えて新しいコラボ相手がいる。文句を言うことは決してないけど、もやもやとした感情が募っていきました。すぐにてぇてぇ言わないで。そんな注意喚起が多くなってきて、何も言ってこなかったはずの自分までもが言われているような、喧嘩の現場を見ていたクラスの皆まで怒られるような、誰にぶつけることもなく思い続けることになりました。

ある日、先生と神田くんが喧嘩しました。性格から何から違う二人。言い合うこともあれど、所詮はプロレスの一環だと思っていました。今では最初の喧嘩の原因なんて覚えていません。それほど、何度も何度も細やかな原因で喧嘩しました。なんでこんな配信見てるんだろう。そんな風に思う自分を殴ってやりたい。推しが配信をしてくれているのに、「こんな」とはなんだ。自分を叱ってやりたいと思う裏では、喧嘩は見たくない。笑顔で配信してる郡道美玲が見たい。いつからだったか、二人のプロレスすら見れなくなってしまいました。

てぇてぇとは何か。プロレスと喧嘩

そんな二人を見てから、「てぇてぇ」ってどう言うときに使うんだっけ。難しく考えるようになりました。安易にてぇてぇと言ってしまっては推しを困らせてしまう。好きなシチュが目の前に広がっているとき、どのように表現すれば良いのだろう。ただこの雰囲気が好きだなぁと思うだけでコメントすることは少なくなりました。ロアちゃんが先生に嬉しそうに語り肩に頭を預ける様子を見て。郡道美玲が星を見て、きれい...とこぼす様子を見て。どう表現すれば良いのだろう。最後まで結論が出ませんでした。

プロレスについて考えるようになったのは、神田くんとコラボするようになってからなのは確かだと思います。自分の悪い癖ではありますが、これはこういうものだろうと定義付けてしまうとそれ以外には違和感を持ってしまいます。プロレスもそうでした。自分としては、互いにやいやい言い合ったりしながらも最後にはオチがついたり、仲直りすることがプロレスだと思っていました。しかし、言い合った後も無言が続いたり、イライラしている雰囲気が感じ取れる、それをリスナーが察して方向転換する。ただの憶測に過ぎませんが、私はそう感じてしまったのです。時には険悪な雰囲気のまま配信をぶつ切り、なんて日もありました。それを見た後、なんとも言えない気持ちのままなのです。

スパチャについて

これは単なる私のワガママなので、自分勝手に言ってらと聞き流して頂けたらと思います。

スパチャの良いところは優先して推しに認知してもらえるところだと思っています。多額の投げ銭をすれば、他とは違う反応を貰えるでしょうし、配信のたびに投げ銭をすれば、いつも来てくれる人になります。推しが余裕のある時で良いよ、みんな認知してるよ、とは言ってもやはり投げ銭とはある程度の力を持つものだと思います。やはり、お金あっての活動ですから、文化自体を否定するつもりはありません。その反応についてなのです。このある程度の力があることで、例えば、小額のスパチャを何度も投げ続ける行為はこの界隈ではあまりマナー違反となっていないように感じます。しかし、一リスナーからすれば、ある話題で盛り上がっていた中、そのスパチャによって話題を全て持っていかれてしまうのです。時には話を中断されてしまうことも。誰が、何が悪いとする必要はありませんが、それでも、もやもやとしてしまいます。

私の心が折れてしまった理由

ここまで読み進めて頂けた方には分かるかと思いますが、私は先生が大好きだったのはもちろん、みれロアが好きでした。二人の関係性が好きで応援したいと思っていました。しかし、表立ってコラボするには弊害が多く、それを理解しているつもりでいました。裏で仲が良いのなら、周りが何と言おうと応援しよう。Vtuberを推しておいて現実の関係性にまで想うのは違うとは感じながらも、喧嘩して別れたわけではない。それならば、と応援を続けてきました。

先生の香水レビュー配信にて、ロアちゃんの香水レビューをする際、「夢月さん」と呼びました。その瞬間、何かが切れたように感じられたのです。記憶が正しければ、先生はロアちゃんを「ロア」と呼び捨てにしていたはず。なんだか急に遠く、最初から関係性が嘘だったかのような。それまで先生が嘘をついているだろうことも、行き過ぎた発言も、配信が長くて作業配信を延々と見せられるように感じるのも、練習とは名ばかりの姫プも、勝った後に調子に乗るところも、全部嫌なところとして写ってしまったのです。一体私は何を応援していたのだろうか。欠点や嫌な部分は推している間、好きだった間は、そういうところも可愛い、何か理由があるのだろうと処理できていました。私が勝手に思っていただけではありますが、先生にとってロアちゃんは親しい友人で、ロアちゃんにとっても変わらないと思っていました。ロアちゃんが涙ながらに語る配信も見ました。それまで一部厄介リスナーが騒ぎ立てているだけだと思っていました。あくまで悪いのはその人たちだけだと。でもそうは思えなくなってしまったのです。

神田くんとの喧嘩

その後しばらくして、再度神田くんと喧嘩したとTLに流れてきました。心の整理がついていなかった私は郡道美玲から少し距離を置いていたのです。それでも少しずつアーカイブを消費していたのですが、メンバー限定の配信が消えていました。メンバー限定の配信を消すなんて珍しいな、なんて思ってそのことを呟いたのですが、どうやら喧嘩した後のメン限配信で愚痴っていたと。教えてくれた人は信用できる人ですし、先生のリスナーのあの人だと言えば、分かる人です。そこで完全に心が折れてしまいました。

珍しく質問募集をしていた時、先生になぜ配信で神田くんと喧嘩するのか、と送ったことがあります。すると「最終的には仲直りしてるし、リスナーには心配かけちゃうかもだけど、気にしないでほしい」と返ってきました。そういう返答なんだ。決して喧嘩しないとはならないのだと。

3D完成前にて

先生の3D完成が控えており、メン限では少しだけこんな感じの小話があるなんてことが語られていました。普段はツイキャスか作業配信、飯の画像と日記を載せる先生ですが、やはり3Dともなればそういう小話を話してくれるのは少し嬉しかったです。しかしここでも、落胆するような一文があったのです。3Dのクオリティについて納得がいってなかったようですが、正直納得いっていない、微妙。時間がないのは分かっているが...その後になって、3Dお披露目。3Dを見るたびにその程度のものを披露するのか...と偏屈になってしまいました。

最後に

先生を推している間は物書きの真似事や切り抜きをしてきました。やはり先生が好きだったのもありますし、推しが有名になっていく過程に立ち会えることに喜びを見出していました。しかし、ロアちゃんとのこと、神田くんとの喧嘩、増えすぎたリスナーの影響など推すにはどうしても居心地が悪くなってしまいました。それもこれも自分の責任であることには変わりありません。これから先生含め、誰かを推す人たちには私のようにならないで欲しいと思い、書きました。本当にすみません。

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