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【荒野行動】Player's Chain No.13 『XeNoTu1x』 頂点へ突き進む黒風の天才策士

黒風の策士『つる』
Globalが生んだ天才の
成長物語

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連載記事Player's Chain 第13弾に突入。
Hornet『ねむ』『にの』 Mantis『くん』
言わば ”FENNELラッシュ” から一転。

バトンは
”黒風”XeNo『Tu1x』へと渡った。


引継ぎの際に交わされる
最早恒例となった「俺の事好き?」という類の質問。

「大好き!」という回答が続いた中、
前回Mantis『くん』はHornet『にの』に対し…
「全然好きじゃないって書いといて下さい笑」
と話し、我々を楽しませてくれた。


"友情の裏返し"という面では、
その言葉も「好き」という意味になるだろう。

そして、、
今回はどのような「好き」が生まれるのだろう…

ーくん選手から「俺の事どれぐらい好き」という質問を頂いていますが…

「まぁ…3日間飯食わなくて、それで食うハンバーグぐらい好きっすね。」


なんとも絶妙な解答だが…
生きる上で必要な程好きという事だろうか…



【高校球児の成長物語】


前回、くん選手はつる選手について、
「1年前はめっちゃ弱かったらしいです」
と話していた。

そんな彼が如何にして、
界隈の頂点に上り詰めたのか。

まずは彼の生い立ちから伺っていく。

ー荒野を始めたきっかけは?

「荒野行動自体はリリースされた時だから中3ぐらいに始めてて、友達から誘われてやってました。で、僕高1の時に野球やってて、夜遅く帰ってきて朝早いみたいな生活やったんで、一回荒野辞めたんすよ。でも高校野球の監督と喧嘩して辞めてしまって、暇な時に、同級生からGlobalのチームに誘われて、それでまた始めました。」

なんと、つる選手は一度荒野行動をやめていた。
高校野球が原因で荒野行動を辞めた時があったとは…


なぜ、一度荒野行動をやめ、
猛者に後れを取る形になりながらも、
追いつくことができたのだろう…

「グロ鯖はiPhoneで遊び程度にやってたんですけど、iPad買ってグロ鯖で大会出てみたらちょっと上手くて、それでいろんな人脈辿っていくうちにどんどん上手くなって、僕たちのチームはグロ鯖で敵なしみたいになったんすよ。で、今のCore『まるこ』とかNova『瑠威』とも仲良かったから、JPに移行しようってなりましたね。」

Core、Nova、XeNo…
現環境”最強”を争う3チームの主力が、
Global出身だったとは驚きだ…

そして、前回のくん選手同様、
やはり強いが故の猛者絡みの多さ。


「JPに来たのも遅いし、荒野を本格的に始めたのもDgGが解散したぐらいなんで大分遅かったですね。」

XeNoには元DgGの『哲平』『ミニ毛』も所属している。
頂点へ向けて始動したつる選手と、当時から頂点に君臨していた選手が、
現在肩を並べて戦っている。
そう考えると、つる選手の成長スピードは異常だ。

JPに来たものの、知らない事ばかりだった。

そんな彼を頂点まで押し上げたのが、
XeNoの存在だ。



【火力と策略の芸人集団XeNo】


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2020年3月、後に界隈最強とまで謳われる事になる【XeNo】が設立。
『つる』『うめくん』『ミニ毛』が中心となって、
黒風集団が始動した。


ーXeNo初期メンバー『うめくん』『ミニ毛』との出会いは?

「うめくんとCra:瑠璃が仲良くて、その2人とまること俺でゲリラ出たんすよ。まるこもZTやったから、俺だけ誰も知らんかったんすけど、自分結構おしゃべりだからめっちゃ話して、それでどんどんやっていくうちに仲良くなりましたね。」

やはりこれも、猛者絡みが生んだ関係だ。
そしてつる選手の、おしゃべりでフレンドリーな人柄は
当時からのものだった。


「ミニ毛は、ゲリラ出る時に人足りなくて、1人募集したらミニ毛が来たんすよ。当時僕JPの事何も知らなかったんですけど、まるこから『ミニ毛は強い』って聞いて、始めてゲリラ一緒に行ったのが出会いですね。」

もしもミニ毛選手が、募集Tweetに反応していなければ、
XeNoは設立されていなかったかもしれない。




設立から僅か1ヶ月後…

初出場だったKWL予選を1位で終え、
本戦への切符を掴む。



そして5月。
この月はKWL×FFLドラフト杯が開催され、
つる選手はいいね数10位で参加した。

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ードラフト杯に出た理由は?

「チームの枠では出られなかったんですけど、周りの人から『面白いよ』って聞いて、いいね数頑張って出たって感じですね。」

実は、この月がつる選手の2大リーグ本戦初出場。

つる選手は【チームぶるー】の一員として活躍。
αD『61ue』Mantis『おもらし』など、
界隈のトップ層と共に戦う、楽しい1ヶ月となったのではないだろうか。


こうして、つる選手はXeNoでの船出を終えた。



2021年3月…

XeNoは設立から1年を迎えた。
1年前漕ぎだした船は、疾風のごとく大海を駆けた。

そして”船内”では、連日関西弁や笑い声が飛ぶ。


ーXeNoで起きた面白エピソードあれば教えてください!

「ちょうど昨日あったんですけど、ゲリラ中にミニ毛が『でっかい鼻くそ取れた』って急に言い出して、たくが『ミニ毛ちゃんまじで汚いから』って言ったら、みんな笑い出して。ミニ毛謎なんすよ。なんか謎にミニ毛が『鼻くそってどこ置いたか忘れるよね』って言って、それでみんな爆笑してましたね笑」

”小学生”のような会話で雰囲気もいいXeNo。

『強くて面白い』
それがXeNoだ。

この言葉通り、
彼等は5月のASGを制した。



一方…

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同月のFFLの結果がこちら。
17位でまさかの降格となってしまった。

ここまで結果の差が出てしまった事には、何か理由があるのだろうか…

ーこれ程の結果の差が出てしまった原因は?

「XeNoって結果の上がり下がりが激しくて。XeNoのメンバーも順位が良かったらこのまま頑張ろうってなるけど、順位が悪いとどんどん悪くなるんですよ。『今1位や頑張ろう』ってなるけど、下位だったら降格を考えてしまって。それはチームの課題の一つでもありますね。」

上下が激しい原因は、選手の気持ちだ。

しかし、彼等は何度でも立ち上がる。
カギとなる初週で初速を魅せられれば、あとは突き進むのみだ。

ー今後のチーム目標をお聞かせください!

「荒野Championshipの優勝を第一に考えてますね!それを一番として、FFL昇格と、優勝経験がないKWLを今月中に勝ちたいなと思ってます!」

【Ak】の隣に名前を刻むため
一年に一度の大舞台へ向かう…

ーつるさんの個人目標をお願いします!

「YouTubeやってるんで、それを頑張るのと、チームを強くするって事ですかね。」


策士のチーム愛が伺える個人目標だ。

リーグ戦でどのような所に注目すれば良いかを伺っても、
策士らしい回答が聞けた。

ー視聴者の方にリーグ戦で見てほしいポイントは?

「Killする選手を見るんじゃなく、『ここでこう動いたから勝った』っていうのを、視聴者の方自身が考えて見て欲しいですね。V3さんとかBockyさんの実況好きなんですけど、その理由が、一人一人の動きとか展開とかも実況してくれるからなんですよ。だから、そういう所にも注目して欲しいですね!」

『Kill』ではなく、『勝つまでの動き』を見てほしい。
そうすれば、強い理由が見えてくるだろう。



【盟友へと繋ぐ】


この連載記事もつる選手で13人目。
チームメイトや絡みが深い人、逆に浅い人。
様々なつなぎ方があった。

XeNoの策士は、誰にバトンを繋ぐのか…

ー次の選手の指名をお願いします!

「Coreぼるでお願いします!」

ー指名の理由は?

「荒野界隈一の問題児であり、荒野界隈一のスターであり、荒野界隈一上手いから、色んな事でこいつがTOPだと思ってて、友達でありライバルであり、尊敬もしてる存在なんで、ぼるしかおらんかなって…」

固い絆で結ばれた2人。
その絆にバトンが通された。

界隈TOPに君臨する
荒野の貴公子は何を語るのか…

Next Player is  Delta Gaming Core『ぼる』!

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次回もお楽しみに!



末筆ながら、つる選手
今回の取材へのご協力ありがとうございました。
これからのつる選手及びXeNoのご活躍を祈念いたします。


【筆者:FENNEL記者 LEGO




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