糞フェミでも恋がしたい (その40 終)
私の名は能條まどか。糞フェミだ。
糞フェミにも糞フェミの人生があるのだ、人生があって、苦しみがあって、悦びがあるのだ、もちろん、それは糞フェミでなくても同じだ、つまりは要するに、糞フェミであっても糞フェミでなくても、人生は人生、自然の摂理にしたがって、雄は雄として、雌は雌として、与えられた時間を、完走するしかないということだ、命というのは、そういうものだということだ、理屈ではない、息をしたり、触ったり、感じたり、身体のすべてが教えてくれる、このあたたかな血の流れに従えという