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「奇跡のコース」ACIMレッスン224

ゆるしのstructure(構造)のようなお話です。

レッスン224のアイディア

神は、わたしの父であり、御子を愛しておられます。

「奇跡のコース」のワークを学ぶガイドブック9 / ナチュラルスリット

レッスンの進め方

今日は、レッスンの言葉の意味を素直に受け入れることにします。
今日のレッスンの言葉が、それぞれの人の心に、しっくりと染み入る日がきっとあります。「ああ、これがそういうことなのか。」というように体験を通して学ぶ日がきます。
「奇跡のコース」の学びはそういうものなので、今、ここで頭で理解しようとしなくて大丈夫です。

今日のレッスンのヒント

例えば、大切な人を失った悲しみ、ひどい仕打ちを受けた、不慮の事故など、自分ではどうすることもできないと感じることがあります。外側に原因を見て、意識が外に向かい、状況の波にのまれてしまう時です。
そのような時、今日のレッスンの言葉を思い出すかもしれません。
「あなたが幸せであること、自分自身を生きること、自分を大切にすること、それしかないけどそれならできるよ。」と、それを神は絶大な信頼と大きな愛で見守ってくれている、今日のレッスンの言葉から、そんな思いが伝わってきます。

今日のテーマ[ゆるしとは何ですか?](4/10)

ゆるさない思いは、自分の投影したものを守ろうとして、さらに自分を縛る鎖をしめつけることになります。理性からさらに遠ざけられてしまいます。


テーマのヒント

わたしたちが(わたしたちのエゴなのですが)、死守しようとしているのは、完璧だとは思えない、欠乏感、無力感を抱える、自分というアイデンティティーです。そして、同じものを人の中にも見るのです。
その人が見せた(と、エゴが思い込んでいる)愛のない態度、攻撃、あるいは弱さ、あらゆるものを、「その人は、そういう人!」と証明し続けるために、自分を犠牲者、被害者として受け入れます。
最初に見た幻想(=自分が無力だとういうこと)が固定され、未来もそのように決めてしまうのです。
こうして、ゆるさない思いは、自分を縛り付けるのです。
鎖に縛られているのは、仲間外れにされた小学生のわたしであり、友だちを傷つけてしまった高校生のわたしであり、自信がなくて期待に答えられなかったわたし・・さまざまな自分像です。
鎖に縛られたまま、自ら完全さを取り戻そうとしても無駄ですし、それを投影した相手に、変わることを望んでも無理でしょう。
いつも自分の味方であり、神のエネルギーと橋渡しをしてくれるホーリースピリットに託して、自分の鎖を解くことで、相手も鎖から解放してあげることにつながるのです。

今日の祈り

わたしは、自分自身の鎖を解くために、ゆるします。
ホーリースピリットに鎖を外したいと、この思いを預けます。

まとめ

「父」「御子」という表現が幾度も「奇跡のコース」に出てきます。
「奇跡のコース」はヘレン・シャックマンさんが、イエスの声を書き留めたと言われているので、キリスト教と通じる表現がなされるのも肯けます。
ですが、「奇跡のコース」=キリスト教(宗教)ではありません。
とはいえ、表現に対して違和感や、抵抗を感じる時があるかもしれません。
今までの経験、学習によって身につけた概念で物事を捉えるのがわたしたちです。「神」という表現然りです。
そのような時は、いずれの表現も比喩だと捉えてみましょう。
このレッスンの場合でいうなら、「父というものは子を愛おしく惜しみない愛情を与えたいと思う」ものです。その情景やエネルギーはイメージできるのではないでしょうか。そう捉えると理解しやすいと思います。
そもそも、言葉を持たない神(という万物の創造主のエネルギー)がわたしたちへ言葉を通して、真理を伝えてくれているのです。解釈しづらい時は言葉に集中するより、そのエネルギーを感じることで真理に近づけると思います。そして、それぞれのタイミングで、「なるほど!そういうことか。」を体験をするのです。:)

心地よい音楽はあなたを癒します。

ここまで、お付き合いいただきありがとうございます♡

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