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心の友 純セとKちゃん

私は友達さえいれば、他に何もいらないよって思うくらい、友達が欲しかった。
子供の頃は、学校の子ども同士の仲間はずれとか、親の不和とか、心の中に寒々しさしかなかった。原因はこの世界のありよう全体とも言えるけれど、私は愛着障害になった。躁鬱は寛解したけれど、愛着障害は今も続いていると思う。
出会ってくれた人たちとなかなか思うように心を通わせられずに40歳を目前にした今、心の友が気づいたらたくさん出来ていた。

病める時も良い時も支えてくれたのは神社の後継で今は宮司を務めるKちゃん。出会いは高校だったけれど卒業してから仲良くなって、年に一度くらい会っていた。長年私を支えてくれて今も親友。先日話していて彼女も野間易通ファンなことがわかったよ。彼女のためなら何でもやりたいと思う。

最近出会ったNさんはお寺の後継でお坊さん。私は彼女を心の底から尊敬している。賢く、優しい、優しさの実現のために強くある人。いつも虐げられている人や弱い人、その人の状況を深い洞察と慈しみを持って理解する人。
豊かな創造性、ファンタジーのある人。賢者のような暮らしをする人。ウマが合うってこのことだな!お会いしてお話しして思ったんだ。誰に対しても敬意を持って接する人なんだ。

ハラスメント研究者の安冨歩さんが、子どもの頃、テレビの里見八犬伝の人形劇のテーマソングだった、夕焼けの空という曲を紹介していた。私はその曲を聴いて、去年まで友達が欲しいなあって泣いてたんだ。今はもう泣くことはなくなったよ。友達がいれば、どんなひどい政治や経済になっても、助け合えるから、心を強く持つことができると思う。友達作りは一番の、命の行為でると同時に、政治であり経済である。政治とは選挙等の事ではないと思うよ。
ここに書いた人だけでなく大事な友達が他にもいる。その人たちとも何度も出会い直せたら嬉しいし、もっと知らない人と出会って行きたい。

全ては音楽家の片岡祐介さんのお陰なんだ。片岡さんが初めに言ってくれたから、友達だよってね。その言葉が、夕焼け色の扉だったんだ。

(写真はNさんと一緒に造った石けん)

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