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ルビーの指環とわたし。

鈴木雅之さん(以下、敬称略)のDISCOVER JAPAN DXを聴いています。
2011年の東日本大震災をきっかけに、今こそ歌う日本の歌を再発見ってことなんだそうです…私はついこの前知りました。
それをすっごく贅沢な空間で聴く機会があって、その流れで検索してみたら本当に色んな歌をカヴァーしていて、その中にこの歌があったのです。

もうねぇ、一番古い記憶と共に思い出される歌といえば、この歌。
ずっと昔に住んでいた家のカーテンにくるまって、この歌のイントロが流れると、仰々しく登場する小さなわたし。
それを見ながら、「ヨッ!待ってました!!」とばかりに、拍手する家族。何回も何回も、そんなことをやっていたような気がする(笑)多分、みんなが拍手してくれることが嬉しかったのかな。なんせ末っ子ですからね、天真爛漫、みんなのアイドルって感じで育てられたんでしょうね…(遠い目)

その当時は、テレビが娯楽でみんな居間に集まって、歌番組とか見てましたよね。もちろん、子どもにチャンネル権はないのです。
だから、日曜の朝はめちゃ早起きしてヤッターマンとか見てました、こっそり。その後、小学生になった時、夕飯時に北斗の拳を見てたら、ご飯たべるときにこんなテレビ見ちゃだめって母に怒られてました、懐かしい。。。
んなことは、どーでもよくて(笑)

しかし、あれですね、大人になってから聴くと、歌詞の意味とか分かるようになっちゃうじゃないですか。。そこいくとこのルビーの指環って歌は、なかなか…アレですよね。。(えぇ、アレの多用ですんません)

というかねぇ。最初のワンフレーズしか、知らなかったよ、ごめんね。
「く~も~~り~~っガラスの・・・」しか歌えん(笑)
この後、知ってます?
何て言ってんだろ??ってずっと思ってて。
聞き取れなかったから、フフンフンフンってごまかしてました(笑)

イントロとかも、大好きだし、それこそ昭和の名曲といえば…の代表作と言っても過言ではない!だからリスペクトありのアレですのであしからず。

ルビーの指環 (作詞作曲:松本隆、寺尾聰)」

「くもり硝子の向うは風の街」
「問わず語りの心が切ないね」
「枯葉ひとつの重さもない命」

えーーーー!そんな歌だったの?!知らなかった…
これね、今の季節ですよね?「風の街」秋だよ秋!
そんでもって、「くもり硝子」
これは、すりガラス、つやけしガラスってことですね。はいはい、あれね、風呂場とかの窓(←いきなり雑)
「問わず語り」って、ひとりごとみたいな感じ?
枯葉ひとつって、かなり軽いですよ、その重さもない命ってことは…。せ、、、切ない。。弱ってるな、だいぶ。

だって、8月には、愛を誓っているわけですよ。ルビーの指環で。
何があったんや!!
「そうね誕生石ならルビーなの」
ルビーは7月ですね。

ってか、どこ?ここ?
「さめた紅茶が残ったテーブルで」と、出てきます。
「襟を合わせて日暮れの人波に」
「紛れる貴女を見てた」そうなので、喫茶店で別れ話をしたってこと?

「孤独が好きな俺さ」
「気にしないで行っていいよ」
「気が変わらぬうちに早く」
「消えてくれ」

・・・振ったってこと?えーー?
結婚しようと思ったけど、やっぱ孤独がいいってなったってこと?
てか、強気で振ったはいいけど、気が変わるかもしれないから、
早く消えろってこと?自分勝手すぎん?(笑)

そんでもって一気に2年経っちゃうんですよ。。
「街でベージュのコートを見かけると」
「指にルビーのリングを探すのさ」
「貴女を失ってから」
そんなねぇ。。。アータ、指に指輪ないわよ、もう(突然のデヴィ夫人)。
指輪おいてくぐらいなら、捨てろって言ったやん。
だって、振られてんだもん。当たり前や。
(完全なる独断と偏見です)

【結論】
未練たらしく回想するのは男の方だけで、
女はさっさと次の幸せつかんでるよ!ドンマイ!
(大事なことなので2回言います、超!独断と偏見です)

しかしあの、わけもわからず歌っていた小さい頃のワタシ。
可愛かったですよ、きっと(笑)念のため写真載せときますか。

多分3歳頃のわたし

あれから、40数年…。
わたしの誕生石はトルマリンとオパールだそうです。
大切な物は全部、自分で手に入れてきたと思っているけれど。
誰かにもらえる幸せもいいし、
自分でつかみとってきた幸せもいい。
なんせ名前がね、そう。離れられないんですよ、幸せからは。


ってことで、このDISCOVER JAPAN DXには、その他にも色んな昭和の名曲がありまして(熱き心に、愛燦燦、ラヴ・イズ・オーヴァー、メロディーetc…)とても耳に心地よく。もちろん、最近の名曲もカヴァーしてます。
しかし、全部が鈴木雅之(←いい意味で!)嬉しい!でもやっぱ鈴木雅之は鈴木雅之が最高なわけで。こうして色んなチャレンジをして、続けていかないとってことなんでしょうね。
66歳だそうです。えー、この前カンレキとか言ってたやん!はやっ。
全然元気にステップを踏んでましたけど!!
最寄りの駅の着メロ(?なんていうの?)が「夢でもし逢えたら~」って流れるのよ、最&高そんでもって大好き。
ラブソングの王様。あの甘い声。ビジュアルとのギャップ。歌詞を耳元でじっくり聴かせてくれる、歌の意味を教えてくれるボーカリスト鈴木雅之。

最近はアニソン界の大型新人ってことで、アニメの主題歌を出していたり。
全国ツアーもあるそうですので、ぜひに。ちなみにわたし、ファンクラブに入っておりましてお誕生日にカードをもらったりして。
ウフフな日々ですよ。
大好きなものを心ゆくまで堪能できるって、なんて贅沢でハッピーなんだろう。あぁ、嬉しいな。これを続けていくために、毎日をしっかり過ごそう。よし、次は来年の5月に会おうねマーチン!!


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