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”I know I need to change something.”

先日届いたアルバムに入っていた曲
元歌は知っていて、テンポもいいし歌い手の声もいいし、アルバムを買うまでではないが嫌いじゃなかった。
元歌のJAZZバージョンと言えるその曲を聴くと、それまで気にしていなかった歌詞が、結構なインパクトとともに頭の中に入ってきた。
「うん、それって言えてる。」「そうだよな。」などと呟きながら、気がつくと何度か繰り返し聴いていた。

とても新鮮だった。

そこで私は思ったのである。
気付かないだけで、きっと同じことをしているんだろうな、と。
聴くことも話すことも。
聴く側の都合で、同じことなのに頭に入ること、心に残ることが違ってくる。
この曲は決して新しい曲なんかじゃない。何年も耳にして、時にはリズムを刻んだはずだ。
それでも歌詞を理解してはいなかった。背景を想像することもしなかった。
自分じゃ自分のことを「分かってる奴」なんて思ってたけど、大きな間違いだったのかもしれない。
それでも救いは、一番印象的だったこの部分だ。

僕らはこの街がまだジャングルだった頃から
変わらない愛のかたち探してる

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