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FeliceZeida1885
2024年9月5日 15:55
小川洋子さんの丁寧で優しい文章が好きです。この本は何度か読み返しているうちに付箋だらけになりました。ちょっと博士の背広のメモとは違うのだけれど、詰まるところ目的は同じかもしれません。将来を嘱望されたいた数学博士が事故に遭い、記憶が80分しか持たない障がいを得てしまう。そこに派遣された家政婦を中心に、本来ならば出会うはずのない四人が、大切に大切に過ごしていく日常を宝物のように描いた大人のファ