生薬の話

 今年に入って又もや自粛ムードだったので、おうち時間もたっぷりあることだし…薬膳のお勉強を始めた。今月無事に認定試験に合格し薬膳師の資格を取った。これから先は独学で学び続けるつもりだ。
 
 そこで知った生薬の数々…。ニンニクや生姜が生薬だということくらいは知っていたが、お酒が好きなうちの夫婦には、クコの実が欠かせないという事や、アレルギー体質の私と息子には松の実がいいらしい等々…知れば知るほど面白い。

 そして一番驚いたのが『冬虫夏草』だ。漢方薬で見たことがあるような名前だなぁ…と思いつつ、説明を読んでギョッとした。これはなんと気味の悪いやつだろう。コウモリガの幼虫に寄生したキノコを虫体とともに乾燥した物だって。冬には虫、夏には草……………キャ〜!気持ち悪すぎる!!
 
 でも驚異的な栄養分があり、とても高価らしい。
私はいらん。疲れたならアリナミンAか、ユンケル黄帝液を飲む。(完全に生薬から離れている)

 ちょっと興味が湧いてきて『寄生虫』と検索してみた。出てくる、出てくる、変な生き物たち。そして生きたままキノコに寄生され、完全にキノコ主体となったゾンビ化した昆虫たち。おっ恐しいわ〜。
怖すぎて字も間違うわ。

 『阿膠』はロパの皮を煮て燻製にしたもの。美容に良いらしい。西太后なんか使ってたやろなぁ。何頭も殺して、たっぷりと…。想像は膨らむ。

 そしてこれは一般的だが、漢方用語で五畜は『牛、鶏、羊、猪、……そして犬』。赤犬は美味しいと好まれるとか…。うぅっ…うちの犬はダックスのレッドだけど、これって赤犬じゃぁないやろけど、とにかく日本に生まれて良かったね。

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