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【虚構の物語の中でしか生きられないワタシ】
○連載<サピエンス全史>その2

その1は
ホモ属のサピエンスだけが獲得した能力
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「物語」を創る
========

これが、他のホモ属(エレクトス・ネアンデルタール、その他)
を消滅させたポイント
と、言う話でした

これを
「認知革命」という


~~~~~~

物語を創るとは

言葉と言葉をくっつける
(話せる)
事実と想像をくっつける
(物語)

ことが出来ることで

つまり、噂話が出来るようになったと
いうことです

そして、それがこうじて
もっと壮大な物語を創るにいたると


たとえば
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①動物(サル・象とか)・類人猿・初期のホモ属
「ライオンだ!逃げろ!」
(叫び声、鳴き声)
※生命の危険に対して危険信号を発する。のみ


②初期のホモ属
「ライオンはどこにいる?」
「川のほうだよ」

くらいの事実の会話

<認知革命>

③サピエンスのみ
「彼はライオンを倒したらしいぞ」
※噂話

④「ライオンは我が部族の守り神だ」
※虚構の物語を創れる

「我々は、守り神に守られた部族であり、他の奴らは、、、」
「故に、アイツラを◯すのは、、、」

(最近でも、どこかで聞いたような)


とか、、、永遠に
虚構の物語を創れるわけです

サピエンスである
わたしたちは

=======
と、いうことです

では、なぜ?
この虚構の物語を創れる能力が
他のホモ属を消滅させたかというと

■団結できる仲間の数です


サピエンスより肉体的にも優位な
ホモ・ネアンデルタールでも
150人くらいのグループが最大で

ソレ以上になると
ふたつのグループに分かれる
(チンパンジーは、20から50頭)

その数の限界を
すんごく大きく出来たのが

虚構の物語だそうで
(数千人とか)

それによって
ホモ属、ホモ・サピエンスが到達した地域では
他のホモ属は数百年で消滅しているという
事実

・・・・・・

そんなことで
【虚構の物語を創るチカラ】
これが現在

サピエンスが生物界の王として
君臨できているポイント
っす

という
お話でした

「おもしろいね」

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