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ー夏休みの宿題ー
昨日の私を成仏させて
軽やかに前に進みたい人の
chapter-1
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「やけに、足取りが重い」
焼け付くような太陽の下で
砂漠をひとり行進するかのように
「やっぱり、戻ろうか？」
「来るんぢゃなかった」
「やっぱり、、、」
前身と後退
希望と後悔
頭の中はぐるぐると
思考が駆け巡る
・・・・・
「ひとつひとつのステップが、深刻だね」
「それぢゃ、リズムに乗り遅れちゃうよ」
と、ダンスホールで
誰かが耳元でつぶやく
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「前に進みたい」
けど、、、
「じょうずに、足が前に出ないんだよ」
僕はイラついて答える
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まるで、
腰にゴムチューブを結び付けられて
いるような
がんばって
歯を食いしばって
全身のありったけのチカラで
前に進むけど、、、
すこし力を抜くと、、、
またモトの場所に
ひっぱり戻される
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「え、、、また振り出しなの！？」
「もう、こんなの疲れたわー」
前に進むにも、チカラがいる
でも、もとに戻るのは
引きずられるように一瞬で
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そこには
どんなエネルギーが働いているんだろう？
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「私は、ホントウは、戻りたがっているの？」
・・・・・
昨日の私を成仏させて
軽やかに
軽やかに
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すこしのチカラで
楽々と
前に進みたい人の
夏休みの宿題
であります
＜追伸＞
まー、お盆ももうすぐだしね
無意識で掴んで
離さないでいる
昨日のアタシも
そろそろ、穏やかに
成仏してもらいましょう
つづく
・・・・・
＜シリーズ ＞
＃「私の現在地を知る」
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