FEIDIASの社名の由来
今回の資本業務提携のIRが発表され、沢山のお問い合わせとともに社名についてのご質問も受けるようになったのでFEIDIASという社名についてご説明させていただきます。
長めですが、読んでいただけたら嬉しいです。
FEIDIAS(フェイディアス)は、紀元前の古代ギリシャの彫刻家の名前です。
実際にはPheidiasのようですが、タイポグラフィ視点でのデザイン的なこだわりもありFEIDIASという表記にしました。
フェイディアスは、パルテノン神殿建設の総監督をつとめ本尊にある「アテナ・パルテノス立像」を製作した彫刻家とされています。(※諸説あり)
この他にもアクロポリスに立てられた「アテナ・プロマコス」「アテナ・レムニア」や、オリンピアのゼウス座像などが傑作として語られています。
女神アテナは「知恵」と「芸術」を司るギリシア神話の女神とも言われていて、「知恵=AI」と「芸術=エンターテイメント/芸能」に見立てそのアテナ像を彫刻したフェイディアスを社名のFEIDIASとしました。
これがFEIDIASの由来になります。
これからこの社名の由来に恥じぬよう未来のエンターテイメントの新しいスタンダートを築いていくというFEIDIASのビジョンを達成するため常に新しいチャレンジしていきます。
幼少期からの古代ギリシャヲタなのは十分伝わったかと思いますが、もう一つ…
パルテノン神殿は実は日本にもとてもゆかりがあります。
パルテノン神殿の柱はエンタシスという技法が使われていて、柱の中心が少し膨らんでいることで、下から見上げた時に通常の真っすぐの柱よりも美しく見えると言われています。
紀元前432年にこんな技法が使われて竣工された神殿があった事を考えると、どの時代にもクリエイティブの美的センスの高さは色褪せない要素なのだと実感します。
そして海と時代を渡り…日本の五重塔の柱や法隆寺金堂にもこのエンタシス技法が使われています。
クリエイティブにおける美的センスというものは自分よがりのものではダメで、さらにそれを言語化する能力が今このAI時代にAIを扱う側に必要だと思っていて、柱ひとつに対するこだわりは芸能時代から心がけてはいますが、常に自分の臨場感を高めるため今後毎日自分で口にするであろう社名にしました。
この辺の考え方の理由はまたいつかゆっくりお伝えしますが、これがFEIDIASという社名に対する想いになります。
今後とも株式会社FEIDIASをよろしくお願いいたします。
株式会社FEIDIAS CEO
鹿野智裕
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