FF7Rebirth ファーストインプレッション
難易度Advanced プレイタイム14時間半程度
アンダージュノンのボス戦を終えたあたり
ネタバレはほぼありません
時間がなかった(発売日の0時過ぎにRemakeをクリアしたので)から体験版遊んでないんだけど、ニブルヘイム編・ジュノンエリア探索編の体験版2つを遊んだだけで書いたとしても概ね同じようなテキストになると思う
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7/10
前作のFF7Remakeは極めて美しい美術や先が気になるストーリー、楽しい仲間との掛け合い……が未完成のカスみたいなゲームの中に突っ込まれててあーうんざり！！！！って感じだったけど、FF7Rebirthでは相当なフィードバックがあったか、もしくはスタッフが一新されたのかは知らないけれど、Remakeで良かったところはそのままに、具合が悪かった箇所が概ね修正・改善されているので、プレイしているだけで体調が悪くなって辛すぎてゲームを中断する、みたいなことはなくなった。
ただ、ミッドガル編が終わって舞台がフィールドに移ったことで発生した問題に「ぜんぜん対処・対応できていない」ままリリースされていて、全体的なクオリティはまだまだ低いね…って感じ
とても良くはなったけど、じゃあ約1万円のフルプライスで買うべき価値があるのか？と言われたらちょっと言葉を濁しちゃうな まだ完結もしていないし、どうせIntergrade扱いのDLCも出るんでしょ？
「半額になったころでいいよ」or「どうせ三作目が出る時にRemakeもRebirthもついてくるトリプルパックが出るはずだからそれ買うのがいいんじゃない？」or「配信でもまあいいと思うよ」って答えちゃうと思う
三作目を買うか？と聞かれたらここまで付き合ったので買うとは思う
シン・ファイナルファンタジー7の結末は最速で知りたいので……
でもツイッター(現X)にネタバレ大魔王が現れて発売日前日にすべてのネタバレを俺に押し付けてきたら「そっかあ」ってなって買わないかも。
■バトル
とにもかくにも戦闘が不愉快じゃなくなったことは大きい。
前作は出来が悪すぎてアクションバトルである意味が完全に毀損されていたけれど、今作ではそうでもなくなったのでClassic-Advanceで始めたけどすぐにActionに戻した。
基本ATB2本でちまちまやらなきゃいけないのは変わらないんだけど、キャラの挙動が劇的に改善されたのと、ジャストガードでダメージを完全無効化できるようになったので、被ダメージに対して「ジャスガできたらノーダメなんだし俺がヘタクソだっただけだね」という納得感が生まれた。敵に神羅兵がいなくなって(今のところ)、回避を前提としていなさそうなマシンガンや榴弾を撃たれまくるうんざりバトルが無いのも楽しくなった理由の一つかな……
敵をHEAT状態にする条件も割と明確になり、ジャストガードによる被害の軽減(=無用なATBリソース消耗の抑制)も相まって敵を最短でバーストさせるような戦略性のある戦い方ができるようになったので、トータルで「爽快」と言えなくもないレベルまでクオリティが向上している。
結局JRPGなんだからバトルが楽しくなれば最後まで割と楽しく遊べると思います。
■フィールド
マップに点在している「電波塔」を起動していくことでフィールド上に探索するべきポイントが表示されていく仕組み。
……電波塔を触らずに未踏のエリアをうろつくのは時間の無駄でしかないので、疑似オープンワールドですらなく「だだっ広いフィールドに前作の何でも屋クエスト要素が散ってるだけ」というのが実際の所。
フィールドにあまりモノを置けない(クラフトやワールドレポートのリワードを考えると、完成品の防具とか強いマテリアをあんまり無作為にバラまけない)ので、見るからになにかありそうな場所でもなんにも落ちてなかったりして……ま、まあ、新規実装だとフィードバックうけられないからしょうがないね……フィードバックを経て作られるであろう三作目に期待しましょう。
といった具合で、パっと見はフィールドの開放感と異常に広いフィールドにワクワクしちゃうんだけど、""""現実""""に気づいてしまうと「大体は汎用イベントで代わり映えしないし、仲間との会話、減ったな……バレット、もうちょっと喋ってくれ……」「あれだけうんざりしていたスラムが恋しい」「空、嫌いだな……」と急速にげんなりしてしまう。仕様上チャドリーと通信でメチャクチャ会話することになるんだけど、通信が入るといちいち足が止まってしまうのもかなり良くない。顔はいいし恩もあるのに段々嫌いになってくる
あとはカメラが異常に近い。これが最悪
カメラ距離3まで引いてもFF14のデフォルトくらい近いので、FOVの狭さと相まって周囲が全く見えない。まともにクラフトしようとするとチョコボで爆走しながら素材採集ポイントを探して左右にカメラを振りまくることを強要されるので、この手のゲームでは酔わない俺でもあんまり真面目に探索しようとするとじんわりと酔う
視界が狭すぎて目的の場所に行こうとする際に地形の検討がほとんどできず、パルクールの性能が中途半端なのも相まって「微妙に登れそうで登れない崖に阻まれる」みたいなことが多く、正直めんどくさい。そもそも全体的に地形がガタガタすぎてチョコボですら足が止まりまくるのはかなりどうかと思う
……今は「まあ、言うても最新ゲームだしな！」と自分を騙しながらプレイできているのでグラスランドエリアのワールドレポートはフルコンプしたし、ジュノンエリアもそうする予定ではあるけれど、FF7R三作目の発売直前に急いでプレイしていたらブチ切れながらオールスキップしていたと思う(オールスキップするには報酬のマテリアラインナップがあまりに良すぎるので、実際には死ぬほど嫌そうな顔をしながら戦闘がないポイントだけ解放していたと思うけど)
その場で完結しているのでお手軽で気楽ではあるし、
終わりが最初から見えているので「埋める楽しさ」もある
でもオープンワールドをヨダレ垂らしながら駆けずり回るような面白さとは、別。
結局常に「スキップする」「切り上げる」自由がある以上、各フィールドエリアの滞在時間は数十分～十数時間までプレイヤーごとにまちまちで、結果として通過時のパーティーレベルに大きなブレが出ることは避けられない。
難易度Advancedの「いつでも緊張感があるバトルができます」という説明文は、セブンイレブンの「美味しくなって新登場！(サイズダウンして値上げしました)」みたいなもんで「フィールドにコンテンツ並べまくったはいいけど、どれだけこなしてくれるかはわかんないんでレベルに合わせて調整しますわｗ」という杜撰さのツケでしかない。
この作りにする理由、「性格が悪いから」以外にある？
前作のクソダンジョンを作ったスタッフの仕事か？（偏見）
■ミニゲーム
・クイーンズブラッド
皆が口を揃えて言ってると思うけど結構出来が良い。
弱いカードでも相手にとって致命的な陣地が取れれば強い働きになるし、とは言え、陣地の取り合いは勝利条件ではないので弱いカードばかり並べてると陣地的には優勢でも結局勝てなかったり……と、ゲームの展開にバランスが取れている。トリプルトライアドのプラスやセイムみたいに(相手の手札がブラインドな状態では)しょうもないひっくり返りがないので勝ち負けに納得がいく。メニューからリトライを選択できるのも◯。
・コンドルフォート
皆が口を揃えて言ってると思うけど結構出来が悪い。
そもそもチュートリアルの解説がメチャクチャ雑で、「こちらには全く力を入れておりませんｗ」というのが良くわかる。
旧FF7のコンドルフォート防衛戦より出来が悪いのは凄いことだよ
でもFF7Remakeでもパネルを同時にポチっと押すやつとか普通に旧FF7よりカスだったのでまあ……同じ人が作ってるのかな(偏見)
一番カスなのは存在自体がワールドレポートに絡んでいて、これを何回もやらないとジュノンエリアがフルコンプにならないこと。しんど
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