ホグワーツレガシー ファーストインプレッション
買え
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3時間程度しか遊んでないんですが明言できる
2023年はゼルダToK・FF16がリリースされて皆で仲良く殴り合いの大決戦となる年だけど、GOTYは多分これ
■こんな人は買い
・ハリポタを少なくとも3巻くらいまでは読んだか映画を見て、世界設定に対して好感触である
・シークレットが死ぬほどあるのが好き
でもコンプは別にできなくてもそんなに気にならない
またはどんなにシークレットの数があろうが必ずコンプしてみせる、
というスペシャルストロングな意志力をお持ちの方
(Botwのコログの実フルコンプとかそういうレベルの……)
・ミドルスペック以上のPCかPS5を持っている
ホグワーツレガシーはJKローリング氏の世界観を常軌を逸したレベルの愛によって具現化したゲームなので、とにもかくにも彼女が創造した世界そのものが嫌いならNot for you。これはしょうがない。JKローリング氏が創作した人物は嫌いでも別にいい。100年前の話だからほぼ出て来ないので。ハリーの「なろう」的境遇は面白くても、人物としてのハリーが好きな人はそんなにいないでしょ……(個人の感想です)
また、前後左右上下くまなくシークレットやパズルでビッシリという恐ろしいゲームなので、取り漏らしを許容できない人は発狂して死ぬと思います。
「とりあえずそこそこのシークレットであればこれを使えば見逃しはしないであろう」という"レベリオ"(結構広い範囲のオブジェクトを壁を貫通してハイライトさせる、このゲーム最強最大の究極魔法 ゲーム開始時に覚える)の魔法を実装した人はノーベル平和賞を受け取っても良い。
ロースペPCは残念ながら相当キツい戦いを強いられることになると思う
それなりのグラフィック設定でまともに動かないようであれば、速やかに返金してPS5とPS5版を買ってきたほうがいいです。このゲームは体験が損なわれるレベルのグラフィック設定まで落とすと評価が劇的に下がり、動かないほどロースペのPCを動くようにアップグレードするくらいであればPS5を買ったほうがコスパが良いと思われます(FF16も遊べるし)。
■ゲームプレイ
・グリンゴッツのトロッコ
・やたら強い先生が魔法で石像をバンバンコナゴナに
・"ありえないほど遅い学年でホグワーツに編入する魔法ド初心者の俺、何故か先生ですら視えない古代魔法の痕跡が見えちゃう眼の持ち主でなんか選ばれちゃってる件について"
チュートリアルで「これ」好きでしょ？？をしこたまみぞおちにブチこまれた後にたどり着くホグワーツの完全完璧なデザインで、もう「ホグワーツレガシーに1億点加点」なわけ。
実際にはやたらパズルや仕掛けや宝箱が置かれまくっていて「ゲームのために作られたホグワーツ城」になっているというのはわかるんだけど、世界観の再現そのものが余りにパーフェクトなので「ま、ホグワーツならこういうのもあるだろ」と脳が好意的に処理してくれる。
授業も原作なら「～が出来たものから終わりにしてよし」「じゃ、死ぬほどレポートを書いてこい」という割と"リアルな授業"だったものを、チュートリアルやミニゲームに非常に上手く落とし込んでいる。「アクシオ(引き寄せる呪文)」を習得するミニゲーム(ボールをちょうどよく引っ張って転がすゲーム。やたら上手い同級生と対戦させられる)とか脈絡もなくやらされたら「しょうもないミニゲームだな～」ってなるけど、アクシオの授業ですって言われたら「マジで良いな～～～～」になってしまう。
別に勝っても何ももらえなくて、ちょっと褒められる程度なのも良い。だって授業だし。
割と早いうちに非常に広い範囲を自由に散策できるようになり、城の中でも外でも無限にやれることがあると見せつけられるので、無限に期待が広がるホグワーツレガシー、今のところ1億100点、今後の体験次第では1000京点もありうる今年の最強作品の予感がしています。買え！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
でもハリポタシリーズ未読なら先に少なくとも3巻くらいまで読んでくれ！！！！！！！！！！！！！！！！！映画なら3作目まで観てくれ！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
(4巻目・4作目より先は世界設定の紹介よりもハリーがどうなるかの話に比重が置かれる(個人のうろ覚えの感想です)ので、本作にとっては割とどうでもよくなっていきます)
文字で読んで「想像の答え合わせ」をするのも最高に楽しいと思うし、
映像で観て「記憶のすり合わせ」をするのも最高に楽しいと思います。
どちらの情報も無いまま始めるのは死ぬほど勿体ないので絶対におすすめしません。Not for youかどうかもわかるので本でも映画でもどっちでもいいので、購入前にさらっと触ってみて下さい。ハリーは嫌いになってもいいです。出てこないので。