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こんな保育園に通っています

この保育園を選んだ訳

認可、認可外、合わせて8つの保育園子ども園を見に行ったなかで、
園児たちが一番楽しそうだったから。
いろいろ理由はあるけれど、結局それが一番の理由です。

認証保育園

普通に認可保育園を探しているときに
偶然見学で出会ったママのすすめと
偶然のタイミングもあって選んだ保育園がたまたま認証だった。
というくらいの気持ちですが
認可では出来ない保育がたくさんありました。

異年齢保育

0歳児から年長さん(6歳?)まで40人くらい、
クラス分けもなく、大体みんな一緒に過ごしています。
「お兄さんお姉さんがやってることをマネしたい。」
近くに憧れのお手本がたくさんいることは
こんなに素晴らしいことなのか!
と思うことがいっぱいです。
そして一人っ子のクジラにとっては
年上とも年下とも関われてありがたい。

一軒家の園舎

園舎は一見普通の木造平家の一軒家ですが、
専用に建てた園舎です。

子どもたちが話を聞き取り易いように
基準よりもさらに音が反響しないように作ってある。
という話を入園の時に園長のよっちゃんから聞きました。

いわゆる「園舎」と違うと思われる点をあげると
・「教室」がない
・畳の部屋がある(昼寝もそこで)
・対面キッチンである(料理の音や香りを感じます)
・ダイニングがある(大きなテーブル席と小さなちゃぶ台席)
・薪ストーブがある
・炬燵がある
・職員室がない(園長先生の1畳くらいのドアのない小部屋はあります)
・段差がある
・ソファがある
・・・などかな。
ちなみに床は無垢か畳なので、上履きはないです。

園庭

園庭がありません。
「ない」と言っても、烏骨鶏の小屋もあるし、
広めのウッドデッキもあるし、
大きな木がわりと生えてるし、
小さなテーブルや木馬もあるし
小さな庭はあります。
逆に、「園舎の外は全部庭!」と言ってました。
そんなわけで、
毎日いろいろな公園や川、山、畑などに遊びに行っているようです。

先生

保育士さんたちは「先生」という存在ではなくて
子どもたちにとっては一緒にいる大人、くらいのポジション。
呼び方も園長は「よっちゃん」だし、
スタッフは皆んな⭐︎⭐︎ちゃんや、□□くんです。
スタッフは年齢も性別も性格もいろいろ、
子どもと相性のいい保育士が担任となるようです。

「先生の言うことをよく聞いて、、」
という入園祝いのメッセージが議員さんから届いたときは、
子どもの権利条約の横に貼り出されてディスられてました(笑

カリキュラム

リトミックとか、英語とか、体育、工作、、
というような「授業」はありません。

「お絵かきの時間とか無いんですか?」
と見学の時に聞いたら
「ないよ。だって、やりたく無い時にやらされるほど嫌なことはないでしょう?」
「描きたかったら好きに描いてるよ。」
ということでした。
描きたい時に、工作したい時に、いつでもできる環境です。 

お勉強の時間はないけれど
お米を研いだりパンを捏ねて焼いたり餃子を作るのを手伝ったり
お店屋さんごっこをしたり畑で収穫したり、、
そんな生活の中で
皆んな数も数えられるようになるし、文字も書けるようになるそうです。

単語カードのリンゴの絵を見て「リンゴ!」って言えることよりも
「リンゴ」にまつわる色々な思い出や気持ちをたくさん持っていることの方が
大切なことなんだよ。と言われました。

ちなみに
「好き勝手やってるように見えますが、
月目標とか方針はちゃんと決まってますよ。」
とのことでした(笑

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